株式会社ファブリカホールディングスのプレスリリース
株式会社ファブリカホールディングス（本社：東京都港区、代表取締役社長CEO：谷口政人）の完全子会社、株式会社ファブリカコミュニケーションズ（本社：愛知県名古屋市中区、代表取締役社長CEO：谷口政人、以下「当社」）が運営する中古車一括査定サイト「車選びドットコムの一括査定（https://www.kurumaerabi.com/kaitori/）」より、1月の買取相場動向および過去2〜5年間の買取相場をもとに分析した2月以降の車買取相場推移の予測についてまとめたレポートをご案内いたします。
今回ご案内する2025年2月版の中古車買取相場レポートおよび過去のレポートについては、下記URLからご確認いただけます。
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2025年2月版中古車買取相場レポート：https://www.kurumaerabi.com/kaitori/marketprice/
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過去レポートアーカイブ：https://www.kurumaerabi.com/magazine/tag/125/
過去最高の上げ幅を記録した1月の買取相場
※過去5年の中古車オークション相場と「車選びドットコム」買取相場をもとに算出
2024年の中古車買取相場は、例年を上回る買取相場で推移しており、直近5年間で最も高い水準で推移してきました。この傾向は変わらず、今年も高値での買取が続きそうです。
こうした相場上昇の背景には、依然として解消されていない半導体不足や、自動車メーカーの新車納期遅延が挙げられます。また、自動車の平均所有年数の増加に伴い、下取りや買取に出される車両の数が減少していることも影響しているとみられます。さらに、円安基調のもと、国内の中古車が海外市場での需要が高まっていることも、市場価格の押し上げ要因となっています。
特に、中古車オークションにおいては、海外の輸出業者が国内相場を上回る価格で良質な車両を落札するケースが相次いでおり、市場の高騰に拍車をかけています。一方で、一般的に乗り換え需要が増加するとされる「5年落ち」の車両については、2020年前後の新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売台数が少なかったことが、今年の相場に一定の影響を与えると考えられます。また、車両の状態に関しても、特に「高年式・低走行」の車両はすでに買取価格の上限に達しているとみられ、これ以上の大幅な上昇は期待しにくい状況です。
注目すべき点として、アメリカの政情が今後の相場に与える影響が挙げられます。仮にトランプ政権によって、自動車の輸入に25%の関税率を賦課することになった場合、買取相場にも一定の影響を与えるとみられます。
現時点での買取価格は1月時点で依然として高水準を維持しており、2025年を通じて中古車の高価買取が続く可能性が高いと予測されていますが、今後も市場の動向を注視していく必要があるでしょう。
中古車買取の動向
※過去2年の中古車オークション相場と「車選びドットコム」買取・下取り統計データをもとに算出
車両の年式が古くなる12月に底を打った買取相場ですが、1月は例年通り回復しています。
その後は、新生活・新入学にあわせて市場での需要が高まることから、買取相場は上昇傾向になっています。
特に1月の上昇幅に注目が集まっています。先月の報告では『例年通りの上昇が見込まれる』とされていましたが、実際にはそれを上回る水準となっており、このままのペースで推移すれば、「車選びドットコム」がデータを取得し始めて以来、最高水準の買取相場となる可能性があります。
一般的に、買取相場は1月から2月にかけてピークを迎える傾向があることから、愛車の売却を検討している方は、早めの行動が有利といえるでしょう。また、例年3月には相場が下落に転じるものの、今年は5年落ちの車両の供給が少ないことや、円安による海外市場での需要の高まりなどを背景に、下落幅が抑えられる可能性も指摘されています。その後は、例年通り緩やかな上昇へと推移していく見込みです。
市場の動向を細かく見ていくと、高年式・低走行車はすでに買取価格が上限に達している一方で、3〜5年落ちの車両については需要が高く、買取相場の上昇が続いています。特に2018〜2019年に新車登録された車両を所有する方にとっては、2度目の車検を迎えるタイミングでもあり、売却か継続使用かの判断が求められる時期となっています。こうした市場環境を踏まえると、今年の買取相場は高値安定が続く見通しです。
ボディタイプ別の中古車買取ランキング
車選びドットコムの最新のボディタイプ別中古車買取ランキングを紹介します。
※「車選びドットコム」のボディタイプ別買取ランキングは、オークション相場や自社統計データを基に算出した独自データとなっており、詳細数値は非公開としています。
国産車ボディタイプ別買取ランキング
国産車ボディタイプ別買取ランキングの全体の順位は5位の軽バン/軽ワゴンと、前月６位だったセダン/ハードトップが入れ替わっただけで、上位はたいした変動もなく安定しています。
また圧倒的人気で毎月トップにある軽自動車に、6位の軽バン/軽ワゴン、8位の軽RVを加えると、マーケット全体の4割近くを占めることになり、人気ぶりが伺えます。
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順位 |
ボディタイプ |
割合（％） |
前月からの変動率 |
|
1位 |
軽自動車 |
28.2% |
-0.0% |
|
2位 |
ミニバン／ワンボックス |
20.3% |
+0.8% |
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3位 |
コンパクト／ハッチバック |
17.2% |
-1.9% |
|
4位 |
SUV／クロカン |
7.4% |
+0.3% |
|
5位 |
セダン／ハードトップ |
6.7% |
+0.9% |
輸入車ボディタイプ別買取ランキング
輸入車に関しても、上位4タイプは前月と変わらず、5位に「クーペ」が新たにランクイン。特に上位3タイプの人気は高く、順位の入れ替わりはあるものの、大きくランクを下げることは考えにくい状況です。注目すべきは「SUV/クロカン」で、数ヶ月にわたりトップの座を維持しており、依然として高い需要を誇っています。
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順位 |
ボディタイプ |
割合（％） |
前月からの変動率 |
|
1位 |
SUV／クロカン |
23.1% |
-0.9% |
|
2位 |
コンパクト／ハッチバック |
21.3% |
+0.4% |
|
3位 |
セダン／ハードトップ |
19.7% |
-0.4% |
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4位 |
ステーションワゴン |
11.1% |
-0.1% |
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5位 |
クーペ |
8.6% |
-3.5% |
中古車の一括査定サイト「車選びドットコムの一括査定」について
「車選びドットコムの一括査定」のWebサイトでは、中古車の買取に関する情報を発信しており、車の買取相場や実際に査定を行ったユーザーの口コミなど、車を売却する際に参考となる情報をお届けしています。
ユーザーが選ぶ買取業者おすすめランキング、車売却時の困りごとを解決するノウハウ記事も掲載中です。
サービスURL：https://www.kurumaerabi.com/kaitori/
会社概要
【株式会社ファブリカホールディングス】
代表者：代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地：東京都港区赤坂1−11-30 赤坂1丁目センタービル 9F
設立：1994年11月
株式：東証スタンダード市場（コード番号：4193）
コーポレートサイト：https://www.fabrica-hd.co.jp/
【株式会社ファブリカコミュニケーションズ】
代表者：代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地：愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
事業内容：自動車販売支援システム開発・販売事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング支援事業、自動車修理・レンタカー事業
出資比率：株式会社ファブリカホールディングス100％
コーポレートサイト：https://www.fabrica-com.co.jp/
