ジェイテクト、The 19th MIRAI Conference Excellent Research Award受賞

株式会社 ジェイテクトのプレスリリース

 株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:近藤禎人、以下「ジェイテクト」)は、2026年9月24日に開催された国際会議「The 19th MIRAI Conference」において、神奈川大学の長谷亜蘭教授と共同で研究成果を発表し、The 19th MIRAI Conference Excellent Research Awardを受賞しました。本賞は、研究テーマの独創性や研究アプローチ、成果への期待などが評価され授与されるものです。

 ジェイテクトは、「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」というミッションに基づき、2030年までに目指す姿としてJTEKT Group 2030 Vision「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を掲げています。このソリューションプロバイダーへの変革のために、既存製品の高付加価値化と新領域へのチャレンジの両軸での成長と変革を目指しています。

神奈川大学 長谷亜蘭教授とジェイテクト材料研究部 獅子原祐樹による共同受賞

受賞研究について

 受賞対象となった研究テーマは「Detection of Oil-film Behavior by In Situ Optical Interferometry and Acoustic Emission Sensing」です。

 本研究では、材料の変形や破壊に伴い発生する弾性波を検出するアコースティックエミッション(AE)センシングを活用し、転がり・すべり接触部における油膜挙動と損傷の発生に伴うAE信号の変化を調査しました。光干渉法による油膜のその場観察とAEセンシングを組み合わせることで、油膜の形成状態や損傷の発生に応じてAE信号が変化することを確認し、AE信号の周波数特性から、摩擦表面で発生する微小な現象変化を高感度に捉えられることを示しました。

研究の意義

 設備や機械部品の長寿命化、信頼性向上への期待が高まるなか、軸受や歯車において損傷につながる潤滑状態の変化を早期に捉える技術の重要性が増しています。

 本研究は、潤滑状態とAE信号の関係を明らかにするための基礎研究であり、将来的には機械設備の状態監視や予知保全技術の発展への貢献が期待されます。

受賞者コメント

 このたびの受賞を大変光栄に思います。本研究は、機械内部における潤滑状態の変化をAE信号から捉える試みです。今後も研究を深め、軸受・歯車などの機械要素の信頼性向上や、設備の状態監視・予知保全に貢献できるよう取り組んでまいります。

MIRAI Conferenceについて

 MIRAI Conferenceは、精密微細加工やグリーンテクノロジー分野の研究者・技術者が参加する国際会議です。日本、韓国、台湾、中国、米国などから研究者が集まり、最新の研究成果について議論が行われています。

<関連URL>

・The 19th MIRAI Conference on Microfabrication and Green Technology

 https://sites.google.com/view/19thmirai2026/top

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