電動スポーツセダン「Xiaomi SU7 Max」を計測
株式会社小野測器のプレスリリース
電子計測器の製造および販売を行う株式会社小野測器(代表取締役社長 大越 祐史)は、当社の新規事業「ベンチマーキングレポート販売」におきまして、この度中国の電動スポーツセダン「Xiaomi SU7 Max」の新規レポート「熱マネジメント」を、2026年5月20日(水)より販売開始します。

当社は2023年より電動車両を計測対象とした「ベンチマーキングレポート」の販売を開始しました。今回ラインアップに加わる「熱マネジメント」は、お客様から問い合わせの多かったレポートとなります。本レポートでは、熱をどのようにコントロールしているかを解析しています。当社は今後も既存のベンチマーキング車種におけるレポートラインアップの拡充と共に、新規車種も順次拡大していく予定です。
【本発表のポイント】
●お客様からのニーズにお応えする「熱マネジメント」レポートを発売
●871V高電圧アーキテクチャとデュアルヒートポンプを搭載した「SU7 Max」の革新性に迫る
●当社のエンジニアリング技術を活用した計測データを提供
【ターゲット市場】
●自動車メーカーをはじめ、電動車両に関係する各社
【ベンチマーキングレポート販売について】
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/consulting/benchmark-report-sales.htm

高度化、多様化する自動車開発において、ベンチマーキングは重要な情報源です。特にスピードが求められるxEV開発では、情報をいち早く獲得し、開発に活かしたいというニーズがあります。また、その情報ニーズは自動車メーカーだけでなく、モーターサプライヤー関連など幅広い企業で必要とされています。当社は計測器メーカーならではの視点にこだわり、電動車を中心としたレポートを提供します。
【レポート詳細】
※2026年5月20日(水)より提供開始
●Xiaomi SU7 Max【新規】
本車両は、室内空調に冷媒、高電圧バッテリーやインバーター・モーターの温度管理に冷却水を使用し、部分的に相互に熱交換を行うシステムを有しているBEVスーパースポーツセダンです。本レポートでは、環境シャシダイナモメータとソーク室を活用し、高電圧化による電力効率や、デュアルヒートポンプの制御、冷却水制御ユニット(8方弁・3方弁)による流路の切り替え等を解析します。さらに、モーターの冷却システムやバッテリー温度管理の挙動を読み解き、SU7 Maxが実現する高度な電動化技術の全容に迫ります。
<レポートの内容>
■熱マネジメント
環境温度(-30℃~40℃日射)、走行パターン、エアコン設定条件を変え、各コンポーネントの挙動と熱交換量などを解析しました。解析のため各コンポーネントの出入口の温度や冷媒管表面温度、高電圧バッテリーセル端子温度など約350ポイントを測定しています。また、WLTCモード走行時の電費・航続距離の算出と各要素の損失分解を実施しました。



●Xiaomi SU7 Max リリース済レポート
■車両NVH/ロードノイズ伝達経路解析(TPA)
実走行時のNVH測定(車室内騒音、パワーユニット騒音振動、足回り振動など)および解析を行ないました。ロードノイズについては伝達経路解析(TPA)により各ボディ入力部位の寄与、入力、ボディ音響感度を算出しました。
■走行抵抗
GTR No.15 Amendment 6に則り、テストコースで計測した惰行時間より走行抵抗を算出しました。台上でモード電費や実走模擬を行なう負荷データとして使用可能です。
■タイヤ転がり抵抗
JIS D 4234に基づき、純正装着タイヤの転がり抵抗と転がり抵抗係数の測定を行ないました。
【小野測器について】
1954年創業。電子計測機器の製造、販売ならびに各種エンジニアリングサービス事業を展開。創業同年には、 国内初となるジェットエンジンの回転数をデジタル計測する回転計を開発。自動車産業では二輪・四輪車、自動車部品、その他建設機械、食品や医療検査等、幅広い分野において研究開発のサポートから製造工程での測定技術を提供。自動車メーカーHondaの第二期(1983-1992)F1レース活動において、V6ターボエンジンのベンチ試験用の操作システムを特注制作するなど、同社の優勝に技術面でサポート。その他、近年では電動車両(EV)開発支援など、カーボンニュートラル社会実現のために新たなビジネス領域への参入を行っている。

