オークネット EVバッテリーを活用した流通プラットフォーム「Energy Loop Terminal」のバッテリー売買サービスをリニューアル バッテリー診断サービスの単体提供も開始

株式会社オークネットのプレスリリース

 循環型マーケットデザインの株式会社オークネット(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:藤崎 慎一郎、以下:オークネット)は、使用済みEV(電気自動車)リチウムイオンバッテリー(以下:EVバッテリー)を活用したリパーパス製品などの流通プラットフォーム「Energy Loop Terminal(エナジー・ループ・ターミナル)」のバッテリー売買サービスをリニューアルいたしました。また、「Energy Loop Terminal」の売買サービスリニューアルに伴い、MIRAI-LABO株式会社(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:平塚 利男、以下:MIRAI-LABO)と共同開発したバッテリー診断について、単体で利用可能な診断サービスの提供も開始いたします。

 本診断は、EVに搭載されているバッテリーパックを取り外し、1段階分解した状態(以下:モジュール)のバッテリーの劣化状態(SOH)を短時間で定量的に可視化するものです。これにより、従来のバッテリー売買サービスの利用に留まらず、診断のみを目的とした多様なニーズにも対応可能となり、EVバッテリーの二次利用・リパーパスにおける評価インフラとしての体制を確立いたします。

「Energy Loop Terminal」:https://auc-elt.com/

■「Energy Loop Terminal」の売買サービスリニューアルおよび診断サービス開始の背景

 日産リーフの発売から16年が経過し、使用済みEVバッテリーのリユース・リサイクル需要は拡大しています。一方で、バッテリーの状態や価値が外観や走行距離などの限定的な情報に依存していることから、客観的かつ定量的な評価が難しく、流通の透明性や取引の効率性に課題がありました。

 こうした課題に対し、オークネットはEVバッテリーの流通基盤の構築を行い、MIRAI-LABOは劣化診断技術の開発を担うことで、中古EVバッテリーを活用したリパーパス製品の流通プラットフォーム「Energy Loop Terminal」を推進してまいりました。

 その中で、リパーパス製品メーカー、車両解体業者などから「売買の有無にかかわらず、まずは保有しているバッテリーの価値を正確に知りたい」というニーズや、「売買を伴わず診断のみを利用したい」といったニーズが顕在化してきました。

 こうしたニーズや市場の要請に応えるため、出品商材および劣化診断データの可視化を強化し、取引の透明性向上と売買の円滑化を図るサイトリニューアルを実施するとともに、「診断サービス」を独立したサービスパッケージとして整備。昨年7月には、従来1モジュールあたり手動で24時間以上を要していた診断を5分以内で実現しています。あらゆるステークホルダーが容易に診断技術を活用できる体制を構築することで、バッテリー循環の起点を創出したく、診断サービスの提供を開始いたしました。

■「Energy Loop Terminal」サービス概要

●バッテリー売買サービス

・オークネットが提供するバッテリー売買サービス

・バッテリーパック/モジュールでの取引を可能にし、流通を促進

・劣化診断結果と連動し、透明性の高い取引を実現

●バッテリー診断サービス

オークネットとMIRAI-LABOが共同研究開発

・独自のインピーダンス※1測定法による、1モジュールあたり5分以内の短時間かつ高精度なEVバッテリーの性能/劣化(SOH)診断

・売買時の不確実性を低減し、リパーパス製品の企画・製造を支援、幅広いシーンでの活用を可能に

〇診断対象

・バッテリー種類:EV(電気自動車)リチウムイオンバッテリー

・検査の形態:モジュール単位(車両からバッテリーパックを取り外し、1段階分解した状態)

・対応メーカー/車種:日産/リーフ

〇診断機能

・インピーダンス※1などを用いたSOH診断

〇診断キャパシティ

・年間10,000モジュール

※1 インピーダンス:電気回路における概念で、交流回路における電流の流れにくさを示す値のこと。

本サービスにより、EVバッテリー流通において以下の価値を提供します。

出品商材および診断データの可視化による取引の透明性向上

勘や経験に頼らない定量データに基づく意思決定による売買の効率化

評価基準が明確になることで、中古バッテリーの市場参加のハードル低減

診断サービス単体利用による売買をはじめ、解体、製造、エネルギー管理など、多様な活用ニーズへの対応

これにより、EVバッテリー流通の円滑化と市場の活性化を支援します。

■診断サービスおよび売買サービス利用事例・顧客の声

 本サービスの開始に伴い、実際の取引・活用も始まっています。

 リパーパス製品メーカー担当者は、次のように述べています。「診断時間の短縮に加え、実測値比で±5%以内という精度の高さに驚いています。これまで自社で充放電による診断を行っていましたが、SOH精度が担保された状態で仕入れられる点は、今後の調達において大きな価値があると感じています。」

 このように、従来は時間と手間がかかっていたバッテリー評価が効率化されるとともに、調達判断の高度化にもつながっています。

 オークネットは今後、バッテリー売買サービスのさらなる機能拡張と利用拡大を図るとともに、MIRAI-LABOとの連携により診断技術の高度化を進めてまいります。

 また、EVバッテリーのリユース・リパーパス・リサイクルを一体的に支える基盤として、「Energy Loop Terminal」の発展を通じ、循環型社会の実現に貢献していきます。

MIRAI-LABO会社概要】

社名:MIRAI-LABO株式会社

本社:東京都八王子市滝山町一丁目886番地1(〒192-0011)

代表者:代表取締役社長 平塚 利男

設立:2006年4月

資本金:98百万円(2025年11月1日時点)

事業内容:環境プラットフォーマーとしてGX design を提供。太陽光路面発電技術、中古EVバッテリーの劣化診断・リパーパス技術、バッテリーの無瞬断切替技術、省エネ照明技術などを軸とした自律型エネルギーシステムに関する研究・開発・提供。

URL:https://mirai-lab.com/

【オークネット会社概要】

社名:株式会社オークネット

本社:東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OMスクエア (〒107‐8349)

代表者:代表取締役社長CEO 藤崎 慎一郎

創業年月日:1985年6月29日

資本金:1,807百万円 (2025年12月31日現在)

連結売上高:64,139百万円(2025年12月期)

連結従業員数:1,119名(2025年12月31日現在)

事業内容:循環型マーケットデザインカンパニー。中古車、中古デジタル機器、ブランド品、花き、中古バイク、中古医療機器などのオンラインオークション、および流通に付随するサービスを提供。

株式:東証プライム(証券コード:3964)

URL:https://www.aucnet.co.jp/

■本件に関するお問い合わせ  

株式会社オークネット エネルギー事業部事業推進部 政久、片桐、廣中

E-MAIL:elt-info@ns.aucnet.co.jp

■本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ  

株式会社オークネット 新井、伊藤、新

TEL:03-6440-2530  E-MAIL:request@ns.aucnet.co.jp

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