戦略的パートナーシップを通じて製造現場の業務革新を加速へ
リンクウィズ株式会社のプレスリリース

3次元形状処理エンジンを活用した産業用ロボットの自律化システムを展開するリンクウィズ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役:吹野 豪、以下「リンクウィズ」)は、スズキ株式会社(以下「スズキ」)のコーポレートベンチャーキャピタルであるSuzuki Global Ventures(スズキグローバルベンチャーズ、以下「SGV」)および豊田通商株式会社(以下「豊田通商」)の2社を引受先としてシリーズCエクステンションラウンド(以下「本ラウンド」)の第三者割当増資を実施することで、総額2億円(シリーズC累計調達額8.5億円)の資金調達を完了しました。また、リンクウィズ製品の量産ラインへの実装を通じた製造現場の業務革新を加速するために、当社は、スズキと共同事業開発に関する覚書を、豊田通商と共同開発契約をそれぞれ締結しました。
1.本ラウンドの背景と目的
リンクウィズは「人の業を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する」をコーポレートミッションとして、製造業の集積地である静岡県浜松市にて創業しました。リンクウィズは2015年の創業以来、自社ミッションの達成の為、また創業の地である静岡県浜松市が誇る製造業、特に輸送機器産業を進化させるべく活動してきました。これまで生産をより正確に、より効率化をさせる生産最適化システム「L-ROBOT」、人が苦手とする検査領域をロボティクス技術でサポートする自動検査システム「L-QUALIFY」、それらの生産データを収集、分析、提案を実行する生産データ管理分析ツール「LINKWIZ FACTORY CLOUD」をリリースしており、これらを輸送機器産業、農機・建機製造業、建築、建材製造業、プラントエンジニアリング分野などで展開してきました。これらの事業の更なる推進を図るため、本ラウンドは以下を目的としております。
① 製造業での主たる課題である人手不足と品質の安定化という課題を解決する開発、提供体制の構築
② 業務提携を通じて製造現場に関しより深い知見を獲得することによる、課題解決に資する提案力、ニーズ把握、拡販能力の強化
③ 事業成長に不可欠なキーポジションとなる人材の確保
2.今後の展望
スズキには、リンクウィズのソリューションを浜松工場、湖西工場に導入いただいており、一部の溶接検査工程ではロボットによる検査の実運用が始まっています。当社は今回の出資をきっかけに、地元である浜松からグローバルに展開するスズキと協創し、浜松発の新たな技術や生産現場のDXモデルの創出を加速します。
豊田通商とは、同社の商流を通じ、EVなど新しいクルマのつくり方に直接関わる複数の案件に共同で取り組んでいるのに加えて、グローバル展開に向けた準備も始めています。当社は、自動車・部品製造に関わる現場の課題を熟知しトヨタグループにおける高い提案力を持つ豊田通商と協創し、これらの新しい製造工程や工法における課題の解決および実現を目指します。
リンクウィズのソリューションは、これまでも様々な製造現場での導入、活用が進んできました。本ラウンドにおいて日本を代表する自動車関連企業との戦略的パートナーシップを契機として、今後はリンクウィズのソリューションをより包括的に普及させていきます。当社が目指すのはすべてのソリューションが、時間、空間を超えて相互にデータ連携し「生産すればするほど品質が上がる工場」を実現することです。このビジョンを共有できるさまざまな企業と連携しながら、製造工程の自働化の中心を担う新たなロボティクスサービスの普及を推進していきます。
3.引受先からのメッセージ

Suzuki Global Ventures
スズキ株式会社
生産本部
専務役員 市野 一夫 様
リンクウィズ株式会社様の保有する点群データ処理技術およびロボットコントロール技術を活用することで、溶接部品の生産性向上と品質の安定化が期待できます。加えて、従来の生産ラインでは対応が難しかった、位置や形状が不確定なワークへの自働化を実現することが可能となります。これにより、シンプルな構成で人とロボットが得意な部分を分担、協創し繋がっていくスズキが目指すスマートファクトリーを実現する一つのツールになると信じています。

豊田通商株式会社
グリーンインフラ本部
本部COO執行幹部 牧野 雄次 様
リンクウィズ社の技術は、製造現場が直面する人手不足や技能継承といった構造的な課題を解決し、製造DXを次なるステージへ加速させる有力なソリューションになると確信しています。
豊田通商がこれまで培ってきた機械設備事業の知見やグローバルネットワークとリンクウィズ社の先進的なソフトウェア技術を掛け合わせ、国内外の製造現場における生産性と品質の向上、そして持続可能なモノづくりを支える技術基盤の実現にともに取り組んでいきたいと考えています。
4.リンクウィズのコメント

リンクウィズ株式会社
代表取締役 吹野 豪
リンクウィズは、製造業をより進化させるという事を目的として活動を続けてまいりました。私が生まれ育った静岡県浜松市は自動車、オートバイの主要生産地であり、通学、通勤時には多くの町工場から機械の動く音が聞こえてくる様な地域で、私もこれを心地よく感じていました。しかし現在浜松地域だけではなく日本のすべての地域で製造就業人口が減少し、人手不足、技術継承の難しさ、また生産コストの増加により多くの製造会社が危機に瀕しております。人手が足りないという事を理由に廃業という選択をする製造会社も多く出てきているなか、2015年にリンクウィズを創業いたしました。リンクウィズは、製造業かつ、特に生産現場のソリューションというスタートアップとして取り組むのはとても重く、難しい課題にチャレンジしてまいりました。なぜなら製造現場で働く方の創意工夫、挑戦、また何より心からモノづくりを大切している姿勢を幼少期から見てきました。この現場こそが日本において守るべきものと感じています。
そして何より、私も製造現場を愛し、創業来時間が許す限り現場に足を運び様々な方との意見交換をさせて頂きました。リンクウィズが培ってきた10年間の歩みを今回の戦略的パートナーシップを起点に今後の製造業の50年を創っていく。リンクウィズは引き続き事業の発展、お客様の利益を追求し社会に貢献が出来ると確信しています。
5.リンクウィズについて
会社概要
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社名 |
リンクウィズ株式会社(LINKWIZ INCORPORATED) |
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代表者 |
代表取締役 吹野 豪 |
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所在地 |
静岡県浜松市中央区篠ケ瀬町1044-2 |
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URL |
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創立 |
2015年3月 |
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事業内容 |
産業用ロボット向け制御ソフトウェアソリューション(品質管理、トレーサビリティ、DX化)の開発・提供 |
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事業概要 |
リンクウィズは「人の業を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する」をミッションに、産業用ロボット向けソリューションソフトウェアによって製造業の自働化を進め未来の現場を作り人の働き甲斐を醸成すべく活動をしています。柔軟なハードウェアの選定が可能な接続性と「高速三次元形状処理」をベースにした自社開発の3Dプロセッシングエンジンをコア技術として製造現場でのニーズに応えるべく活動し、多くの製造会社様で多数の導入実績を持っています。 |
本件に関するお問い合わせ
URL:https://linkwiz.co.jp/contact/
Mail:contact@linkwiz.co.jp
日本語版PDF
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