日産のオリバー・ローランドが劇的な逆転勝利!フォーミュラEシーズン11第2戦「ハンコック・メキシコシティE-Prix」

FORMULA E OPERATIONS LIMITEDのプレスリリース

  • 日産 フォーミュラEチームのオリバー・ローランドが、満員の観衆を前に2025年ハンコック・メキシコシティE-Prixで勝利!3人の元世界チャンピオン、ジェイク・デニス(アンドレッティ フォーミュラEチーム)、パスカル・ヴェアライン(タグ・ホイヤー ポルシェ フォーミュラEチーム)、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(同)をわずか半周で抜き去る劇的な展開

  •  日産はABB FIAフォーミュラEワールドチャンピオンシップ第2戦で優勝し、メキシコシティにおけるポルシェの4シーズン連続勝利に歯止め

  • パスカル・ヴェアラインが2大会連続のポールポジションを獲得。レースではチームメイトのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが2位で、ヴェアラインは3位に

  • 第3・4戦を前に、ドライバーズチャンピオンシップではアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが37ポイントで首位、オリバー・ローランドが25ポイントで続く。一方、マニュファクチャラーズチャンピオンシップでは、ポルシェが日産に4ポイント差をつけてリード

メキシコシティでの名勝負

2025年1月11日(土)、ファンから人気の高いメキシコシティで開催されたABB FIAフォーミュラEワールドチャンピオンシップ シーズン11第2戦。日産のオリバー・ローランドが圧巻の追い上げで見事な勝利を収めました。また、タグ・ホイヤー・ポルシェのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタと、パスカル・ヴェアラインが表彰台を飾り、ダ・コスタがドライバーズチャンピオンシップの首位になりました。次戦は、2月にジェッダ(サウジアラビア)で開催されるシーズン11初のダブルヘッダーです。

モータースポーツファンにとっての聖地のひとつとして象徴的な「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキット」で4万人以上の熱狂的なファンが見守る中、息を呑むようなパフォーマンスを披露して見事な勝利を収めたのは、日産のオリバー・ローランド。ヨークシャー(イギリス)出身のローランドは、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、パスカル・ヴェアライン、ジェイク・デニス(いずれも元世界チャンピオン)を次々と抜き去りました。序盤のミスで4番手スタートとなったものの、アタックモードの戦略的活用と的確なオーバーテイクでトップに立ちました。セーフティカーの介入にもかかわらず、ローランドは最後の50kWブーストを効果的に活用し、わずか半周で先頭集団を抜き去り、初のメキシコシティ勝利を達成。この勝利により、ポルシェの4シーズン連続勝利記録が途絶えることとなりました。

また、DSペンスキーの2台がジェイク・デニスの後を追い、ジャン-エリック・ベルニュが5位、マクシミリアン・ギュンターが6位でフィニッシュ。さらに、ストフェル・バンドーン(マセラッティMSGレーシング)が7位、ニック・デ・フリース(マヒンドラ・レーシング)が8位に続きました。ニコ・ミュラー(アンドレッティ・フォーミュラEチーム)と、サンパウロで表彰台を獲得したテイラー・バーナード(NEOMマクラーレン・フォーミュラEチーム)がトップ10を締めくくりました。

この結果、ダ・コスタが37ポイントで「ドライバーズチャンピオンシップ」の首位に立ち、ローランドが25ポイントで2位に浮上。ポルシェは、日産にわずか4ポイント差をつけて、「マニュファクチャーズチャンピオンシップ」の首位を維持しています。

チャンピオンシップはサウジアラビアに移り、ジェッダで初めてのナイトレースとなる記念すべきダブルヘッダーを2月14日(金)と15日(土)に開催します。

ドライバーのコメント

オリバー・ローランド(No.22、日産フォーミュラEチーム)
「予選からしっかりと仕事をして、ここで結果を出すために全力を尽くしました。レースでは少しの運も味方にして、しっかりチャンスをつかむことができました。コース上では楽しかったですし、表彰台は最高でした。アタックモードを使った瞬間、ジェイク(デニス)にすぐに近付けると感じました。その時点ではまず彼らに追いついてから表彰台を狙うつもりでしたが、チャンスが来たので全力で挑みました」

アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(No.13、タグ・ホイヤー ポルシェ フォーミュラEチーム)
「ファンの皆さんは信じられないくらいに最高です!ありがとう!2戦連続の表彰台に満足しています。今週末は2位止まりで少し悔しい気持ちもありますが、シーズンは長いです。良いポイントを獲得するというメンタリティで臨みましたし、その通りになりました。このチームに加わって初めての表彰台に上がることができて嬉しいです。本当に長時間、懸命に働いてくれたチームのみんなに感謝しています。『今のチャンピオンシップリーダー』という立場自体にはあまり意味はないと思います。今年は必要なメンタリティを持っていると感じているので、良い仕事をし、それを維持できるようにがんばります」

パスカル・ヴェアライン(No.1、タグ・ホイヤー ポルシェ フォーミュラEチーム)

「ファンがこれほど多く集まるのは素晴らしいことですね。個人的にも大好きな一戦です。ただ、レースは計画通りにいきませんでした。序盤はエネルギー管理で優位に立っていましたが、何かが崩れてしまいました。今回の結果を糧にして次に繋げたいと思います。」

シーズン11第8・9戦は東京で開催!

Tokyo E-Prix チケット「最速先行」抽選は2月上旬より受付開始

2024/2025シーズン第8・9戦の東京大会「Tokyo E-Prix」は、2025年5月17日(土)・18日(日)に開催されます。11チーム、22名のドライバーが、東京・有明の東京ビッグサイト周辺に造られる特設サーキットを舞台に熱戦を繰り広げます。

Tokyo E-Prix観戦チケットの最速先行抽選は、2025年2月上旬に抽選受付を開始する予定です。最速先行抽選では、国内在住者だけでなく、海外在住者の方もお申込みいただけます。詳細は、イープラスのウェブサイトにて近日公開します。さらに、同サイト内で「フォーミュラE」をお気に入り登録し、通知をオンに設定いただくと、最新のチケット情報を受け取れます。

※イープラス:https://eplus.jp/sf/word/0000162334

フォーミュラEとABB FIAフォーミュラE世界選手権について

ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、世界初の電気自動車によるFIA世界選手権で、カーボンニュートラルが認証された唯一のスポーツです。世界有数の都市の中心部でドラマチックなレースを展開し、世界をリードする自動車メーカーに電気自動車のイノベーションを加速させるためのモータースポーツプラットフォームを提供しています。フォーミュラEのチーム、メーカー、パートナー、放送局、開催都市は、このスポーツに対する情熱と、持続可能な人類の進歩を加速させ、人々と地球により良い未来をもたらす可能性を信じるという信念によって結ばれています。

公式ウェブサイト:https://www.fiaformulae.com/ja/calendar/2023-24/r5-tokyo

ABBについて

ABBは、より生産的で持続可能な未来の実現に向けて、電気化とオートメーションの領域で世界をリードするエンジニアリング企業です。エンジニアリングのノウハウとソフトウェアを結び付け、モノの製造・輸送・動力・オペレーションを最適化します。140年以上にわたる卓越した歴史を基に、ABBの105,000人以上の従業員が、産業変革を加速するイノベーションの推進に尽力しています。

公式ウェブサイト:https://new.abb.com/jp

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