【開催報告】「2024ＥＶをもっと身近に！＠コーシャハイム中野弥生町」に5,300人の親子連れが来場しＥＶを見て・使って・乗って大盛況

東京都住宅供給公社のプレスリリース

　ＪＫＫ東京（東京都住宅供給公社：東京都渋谷区、理事長：中井敬三、以下「ＪＫＫ」）は、集合住宅における電気自動車（以下「ＥＶ」）の利用とＥＶ充電設備設置の機運を醸成するため、東京都（以下「都」）と連携し、中野区弥生町にあるＪＫＫ住宅※「コーシャハイム中野弥生町」において、大人も子どもも楽しめるＥＶ普及啓発イベントを10月26日（土曜日）と27日（日曜日）の２日間にわたって開催しました。

　当日のイベントには5,300人の方々が来場し、ＥＶを見て・使って・乗って、大盛況となりました。　※ＪＫＫが建設・管理する一般賃貸住宅

１　イベントレポート

■ＥＶ試乗・展示会

　国内外主要メーカー７社のＥＶ17台が集結し、ＥＶの試乗には105組の方が体験しました。試乗した方の中には、「今後の買い替えの際に、ＥＶをぜひ検討したい。」との声があり、ＥＶを選択肢に加えるきっかけになったようです。

　ＥＶ展示会においては、お子さん連れのご家族が、ＥＶを見て、運転席に乗ってみるなど、ＥＶに触れながら楽しむ姿が多く見られました。

　また、会場では、電動乗用ラジコンカーに、小さなお子さんが運転する姿が多く見られました。「とても楽しかった。」との声があり自動車に興味を持つきっかけになったようです。

■ＥＶの活用方法をご紹介

　ＥＶのアウトドア活用展示やＥＶの災害対応展示では、ＥＶからの電源を使用してＬＥＤライトやスマートフォンへの充電、電気ポットで沸かしたお湯でカップスープを作るなど、ＥＶの活用方法を紹介しました。

　当日イベントで使用する電気は、ＪＫＫの社用車として使用している６台のＥＶを含め、全てＥＶに外部給電器を取り付けて、供給しました。

　イベントには、お子さんを連れたご家族が多く来場し、ステージでのショーや射的・運動系ゲームなどの縁日イベントでは、何度も歓声が上がっていました。

　また、協賛団体の（公財）東京都環境公社において、ＥＶ購入やＥＶ充電設備設置に関する都の補助金についてのブースを設置し、多くの方に情報提供を行いました。

■ワークショップを通じてＥＶに触れる

　ワークショップを通じて親子でＥＶについて楽しく学ぶ機会として、コミュニティサロンで「親子で作るミニソーラーカー」を開催しました。参加者はミニソーラーカーを作りながら、エネルギーを無駄なく使っていく方法について学びました。

　また、大型空気砲などの実験を行ったサイエンスショーでは、大きな歓声が何度も上がっていました。

　今回のイベントでは、隣の「中野区立広町みらい公園」の一部をお借りして、イベントのサブ会場としました。公園に遊びに来ていた家族連れの方々にもイベントをご案内し、より多くの方々にＥＶを身近に感じていただく機会となりました。

２　背景と目的

　都では、「2050年ゼロエミッション東京」の実現に向け、ゼロエミッションビークル（ＺＥＶ：走行時に二酸化炭素等の排出ガスを出さない自動車をいう。）の導入拡大を進めており、2030年までに集合住宅にて約６万区画のＥＶ充電設備を設置することを目標としています。

　ＪＫＫ住宅においてカーボンニュートラルの実現に向けＥＶを普及促進するため、ＪＫＫは都と2023年３月に連携協定を締結し、ＥＶ充電設備の設置を強化しています。また、ＥＶを保有する方を対象に、2023年２月から最長５年間、ＪＫＫ住宅の駐車場月額使用料を20％減額する制度を開始しました。

　こうした背景から、集合住宅におけるＥＶ利用とＥＶ充電設備設置の機運を醸成していくため、広く都民を対象としたＥＶに関する普及啓発イベントをＪＫＫ住宅「コーシャハイム中野弥生町」で開催しました。当イベントは、昨年、板橋区向原に所在するＪＫＫ住宅「コーシャハイム向原ガーデンコート」で開催したイベントに引き続き第２回目となります。

　ＪＫＫは、今後もＥＶの普及に向けた取組を推進してまいります。

＜協賛企業・団体＞　

・アウディジャパン販売株式会社

・株式会社関東マツダ

・タイムズ２４株式会社

・Tesla Japan合同会社

・公益財団法人東京都環境公社

・トヨタモビリティ東京株式会社

・ニチコン株式会社

・日産東京販売株式会社

・日本大学生産工学部鉄道研究会

・パナソニック株式会社　エレクトリックワークス社