水素燃料エンジン用「点火コイル」(試作品)完成

ダイヤモンドエレクトリックホールディングスのプレスリリース

 ダイヤゼブラ電機株式会社(ダイヤHD 本社:大阪市 社長:小野 有理)は、点火システム起因による誤着火防止機能を搭載した水素燃料エンジン用点火コイルを開発し、2024年10月よりエンジンメーカー様向けに評価用サンプルとして試作品の受注を開始いたしました。
 
 地球温暖化対策として再生可能エネルギーで生成でき、CO2が発生しない水素燃料を用いたエンジンの開発が活発化しております。
 水素燃料は着火性が高く燃え広がり易い特徴があるため、僅かな熱や電気的なエネルギーを起因として、意図しないタイミングで誤着火が発生する恐れがあります。また、水素は体積当たりの熱量が少なく、エンジン出力を確保するには過給・高圧縮化に対応した高電圧出力が可能な点火システムが必要となります。
 本試作品は、誤着火防止機能を高出力の点火コイルに搭載したことで、様々な仕様の水素燃料エンジンに幅広く対応可能であり、水素燃料エンジンの開発推進に大いに貢献できるものと確信しております。
 
 今後も当グループは、中長期経営計画【炎のスクラム】に掲げた新ビジョン【車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ】に基づき、公器としてお客様の発展に寄与し社会の豊かさに貢献するべく、挙社一致で連戦猛進して参ります。
 
 
■試作品写真
 
    
 
 
主な適用先
 
水素燃料を使用する火花点火エンジン全般
 
 
■ 従来の点火コイル ( 誤着火発生時 )
 

 
 
本試作品 水素燃料エンジン用点火コイル

 
 
 
 
 
 
 
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