株式会社クレスコのプレスリリース
当社からの寄付を契機に設立された「名古屋大学 大学院情報学研究科 附属組込みシステム研究センター クレスコSDV(※1)研究室(以下SDV研究室)」は、経済産業省と国土交通省が公表している「モビリティDX戦略」の実現に貢献するため、「Open SDV Initiative」を設立し、SDVに重要となるビークルAPI(※2)の策定活動を開始いたしました。当社も、「Open SDV Initiative」に参加いたします。
※1 SDV(Software Defined Vehicle):車と外部との双方向通信機能を使って車を制御するソフトウェアが搭載された自動車。ソフトウェアを通して、販売後も機能を拡張したり、性能を高めたりできる。
※2 ビークルAPI(Vehicle API):自動車のシステムにアクセスするためのインターフェース。
現在、自動車業界ではSDVが注目を集めています。経済産業省と国土交通省が2024年5月に公表した「モビリティDX戦略」では、「日系自動車メーカーのSDV世界シェア3割」が目標とされています。
「Open SDV Initiative」は、「モビリティDX戦略」の実現に貢献するため、SDV研究室を中心に、賛同いただける企業とともに、スピード感を持ってビークルAPIの策定を進める取り組みです。
当社は、組み込みソフトウェア開発にて培ってきた自動車システムに関するスキルや知見を用いて、「モビリティDX戦略」と、より便利で豊かな生活の実現に向けて尽力してまいります。
詳細は、SDV研究室のプレスリリースをご覧ください。
・2024年06月20日 名古屋大学 大学院情報学研究科 附属組込みシステム研究センター クレスコSDV研究室 ⾃動⾞の未来を⽀えるAPI策定プロジェクト−「Open SDV Initiative」設⽴−(PDF:330KB)