若者のクルマと恋愛・婚活事情について、アンケート調査を実施! クルマと暮らしのWebメディア『KURU KURA(くるくら)』にて公開中。
株式会社JAFメディアワークスのプレスリリース
クルマと暮らしのWebメディア『KURU KURA(くるくら)』では、全国47都道府県の20~30代男女、総勢2060人を対象に【若者のクルマと恋愛事情】について調査しました。クルマを持つことは、恋愛や婚活にどう影響してくるのでしょうか? アンケート結果をもとに、具体的な意見と併せて調査結果をご紹介します。
調査概要【若者のクルマと恋愛事情調査】
調査対象:全国47都道府県の20~30代男女
調査人数:2060人
調査期間:2024年2月16日~2月22日
調査方法:インターネットによる回答
調査協力:マクロミル
▶調査記事全文はこちら:https://kurukura.jp/div/37480-20240520-60/
出会う方法も、互いが求めるものも、日々変化していく令和の婚活事情。そんななかで気になるのが、クルマを持つことは婚活にどう影響してくるのか。男女2060人に聞いたアンケートをもとに、その本音を探った。
■まずは基本の婚活事情について
ドライブデートに気持ちいい季節がやってきた。気になる相手をドライブに誘おうと考えている人が、この瞬間にもいるのではないだろうか。そこで『KURU KURA』は、“クルマと恋愛”をテーマにリサーチ企業マクロミルの協力のもとアンケートを実施。回答者は全国の20歳から39歳までの2060人で男女の割合は半々。8割となる1648人が婚活中だ。
クルマの話に入る前に、回答者が「婚活のためにしていること」を報告しよう。「具体的にどんな恋活・婚活をしていますか?」という質問で、断トツで多かったのは、「マッチングアプリの利用」で73.8%も該当した。次いで「友人や職場の同僚を通じての紹介」が26.5%、「独身者の出会いを目的とした交流イベントへの参加」が18.4%と、まずは出会いへの行動を起こす人が多数。「自分磨きなどの婚活セミナーに参加」も11.6%とあって、婚活に向けたサポート事業も活発なようだ。
なお、「結婚するにあたり、相手に求めることはどんなことですか?」(複数回答可)という項目では、「理解・許容」をはじめとした人柄に関する項目の他、「年齢(51.7%)」や「ルックス(49.2%)」をあげる人が多かった。特に、年齢を気にするのは婚活中女性に多く59.5%、逆にルックスを求めるのは婚活中男性に多く54.9%もいた。また婚活中女性の41.7%が「身長」、64.8%が「経済力」を相手に求めるとも答えた。
「“最も”相手に求めること」に質問が変わると、全体で一番多かったのは、「自分のことを理解・許容してくれる」で、20.2%。これは既婚者に多く回想が前提であるが、いまのパートナーに抱く感情が加味された可能性が高く、婚活の参考になるだろう。そして、婚活中男性において一番多かったのはやはり「ルックス」で20.3%もいた。
[Q]どんな恋活・婚活をしていますか?
[Q]結婚するにあたり、相手に求めることはどんなことですか?
■清潔感のあるクルマを持つことはモテへの一歩!?
さて、本題のクルマと恋愛について。「マイカーを持っている異性についてどの程度魅力的だと思いますか?」という質問に、全体の71%が「魅力的」と回答。婚活中の女性になると79.7%、特に20代の婚活中の女性においては81%が「魅力的」と思っている。やはりクルマは強い。
では異性のマイカーに求める要素は何かといえば、最も多かったのが「清潔感」で44.4%。その理由は以下の通り。
「その人の日常が垣間見える」
「車内が汚い人は整理ができない人という印象」
「汚いのは長時間きつい」
「ドリンクホルダーが汚くて残念だった」
やはり、一緒に暮らすことを想定する婚活者の声が多いようだ。清潔感がなければ、クルマのデザインやブランドの価値も下がってしまうは当然だろう。
また、注目したいのが「改造をしていない」が全体の25.7%もいたこと。婚活中女性では32.4%に上る。理由はなかなか辛辣だ。
「改造をしているのはガラが悪い」
「改造している人は面倒臭そう」
「変に改造するとダサくなってしまう」
「タイヤを八の字にしていたら嫌」
改造のイメージが少し昔のものなのかもしれないが、「改造ではなくカスタマイズは印象がいい」という声は多く、シートの上質感やさり気ないお洒落を求めての課金は好感度が上がるようだ。
[Q]マイカーを持っている異性についてどの程度魅力的だと思いますか?
[Q]異性のマイカーに求める要素はどんなものですか?
■ドライブデートはふたりの相性を知るための手段
恋愛を大きく進展させるはずのドライブデートについては、80.9%が「魅力的」と答え、メリットと考えることも多岐に及んだ。
「プライベートな空間で話が弾みそう」
「好きな音楽を共有することができるから」
「キュンキュンする」
「夜景が綺麗な所をドライブするのはロマンチックだから」
「何回目のデートからドライブデートはOKだと思いますか?」との質問には、「初回から」が31%で2回目からが29.9%と、意外と早い段階から許容。初回〜2回目でOKと答えた婚活者の男女比はほぼ半々だった。マッチングアプリが台頭するいま、相手に警戒しない人が多いように感じるが、地域的な理由か、初対面の設定ではないのかもしれない。
ガソリン価格が高騰する時代、ガソリン代を気にする人も多い。6割以上が「どちらかが支払う」と答えるなか、「割り勘」にしたい婚活中女性は48.7%と約半数もいる。なお、20代の女性に限れば50.8%と最も高い比率だ。「運転しないなら自分がガソリン代を出す」「ガソリン代に代わるものをご馳走する」とコメントする女性もいた。ガソリン代の請求は非常に言いづらいものだが、そこを察して相手を気遣う人も一定数存在する。マッチングアプリに愛車の写真はNGという女性も多いと聞くが、今回のアンケートでは意見が真っ二つに割れた。
[Q]何回目のデートからドライブデートはOKだと思いますか?
[Q]ドライブデートについてどの程度魅力を感じますか?
[Q]ガソリン代はどちらかが払う? 割り勘?
[Q]マッチングアプリに愛車の写真はアリ? ナシ?
最後に、自由回答で綴られたドライブデートのリアルなエピソードを抜粋して紹介しよう。これから誘う場合、予習として一読を。
【ポジティブな思い出】
「彼女がドライブ曲のセットリストを用意してくれた」(32歳・男性)
「年齢的に外で手を繋ぐのがふたりとも恥ずかしかったけれど、車中ではずっと手を繋いでいた」(38歳・男性)
「相手が寝て信頼されていると思った」(39歳・男性)
「凹んでいる時に元彼が夜景を見に連れだしてくれた。夜の高速とベンツに乗っているイケメンが目の前にいる光景が魅力的すぎた」(23歳・女性)
「クルマの中で初めてのキスをした」(27歳・男性)
「僕の運転で映画館まで行き、帰りの車内でその映画の話をして盛り上がった」(31歳・男性)
「彼女が安全運転すぎて、40キロ制限のところで35キロぐらいで走っていて可愛いなと思いました」(33歳・男性)
「ドライブ中に小さな喧嘩が起き、しかし美しい景色や楽しい音楽がその空気を和らげ、最終的には仲直りした」(32歳・男性)
【ネガティブな思い出】
「よいクルマを持っていると言われてドライブに誘われたらレンタカーだった。見栄を張られて冷めた」(33歳・女性)
「ココナッツの芳香剤で気分が悪くなった」(37歳・女性)
「相手と2人きりだと思ったら、彼の兄も車内にいた」(26歳・女性)
「乗る時にドアを開けてきて、その優しさが無理だった」(27歳・女性)
「車内で気を遣うことなく食事をされた挙句こぼされて不快になった」(23歳・男性)
「初めてのドライブデートでタイヤがパンクして、JAFが来るまでの間にケンカになり、それ以来彼女とは会っていない」(23歳・男性)
「3時間かけて行った店がやっていなかった」(24歳・男性)
「話が出来ずドライブデートの80%が無言だった」(30歳・男性)
「夜の海岸にドライブに行ったら、駐車場が施錠されて帰れなくなった」(30歳・男性)
これらのエピソードを読むと、ドライブデートは互いの相性や価値観を知るためのわかりやすい機会とも言える。会話、行きたい場所、音楽、香りなどの趣味が合うか否かがわ分かり、密室でふたりきりでも心地よいかどうかを肌で知ることができる。そう考えると、いずれはさらけ出す互いの素顔を、車中で見せ合うのも婚活の一環となるはずだ。
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