2027年までに全車両1300台のEV化に向けて
一般社団法人グリーンコープ共同体のプレスリリース
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下「グリーンコープ」)は配送や営業に用いている車両として、3月末までに86台のEVトラックを追加導入します。導入済みのEVを加えると、グリーンコープとして合わせて、145台のEVを導入したことになります。
グリーンコープが事業で排出する温室効果ガスをゼロにするという目標を達成するために、2027年までにグリーンコープが営業や配送に用いている約1300台の車両をすべてEVとする計画です。
これまでもグリーンコープは温室効果ガス削減に積極的に取り組んできました。例えば「車両のEV化」「二酸化炭素を排出しない電気の利用推進」「国産品の充実による、輸送時に発生する温室効果ガスの削減」「リユース・リサイクルの推進」などです。
2024年は温室効果ガス削減の取り組みを加速させるために、新たに「OUR GREEN」プロジェクトを開始しました。プロジェクトの本格スタートに際し、今月にはグリーンコープとして最大級の催しとなる「カーボンニュートラルEXPO ~今日の一歩で未来が変わる~」(3月23日(土):マリンメッセ福岡)を開催します。
導入した「日野デュトロZ EV」について
日野デュトロZEVは最大積載量1トンで、5時間の通常充電で100キロメートル以上の航続が可能です。荷台の高さは一般的なトラックの半分ほどの約40センチメートルとなっています。そのため、女性や高齢のドライバーでも積み下ろしが簡単にできるのが特徴となっています。また、運転席と荷物室が車内でつながる「ウォークスルー構造」は、荷台で作業をする際に車外に出る必要がなく、ドライバーの負担を更に軽減することができます。
「OUR GREEN」プロジェクトについて
グリーンコープでは「2027年までにグリーンコープが事業で排出する温室効果ガス0」という目標を掲げています。温室効果ガス削減のための一連の取り組みを「OUR GREEN」と銘打ち、今年からさらに強力に推進していきます。
「OUR GREEN」では「組合員の皆さんと、我慢せず、無理にがんばらなくてもよいカーボンニュートラルに取り組みます」を目指しています。「無理」や「我慢」「がんばり」は長続きするものではないからです。
「OUR GREEN」のロゴ右上が空いているのは、「あなたが加わって、カーボンニュートラルは完成する」という想いが込められているからです。
導入概要
生協会員 |
支部(センター) |
台数 |
|
---|---|---|---|
グリーンコープしがまる生協 |
東近江 |
3 |
東近江市佐生町180-3 |
グリーンコープ生協おおさか |
高槻 |
2 |
高槻市西冠3丁目8-23 |
グリーンコープ生協ひょうご |
伊丹 |
10 |
伊丹市東有岡3丁目73-1 |
グリーンコープ生協島根 |
斐川 |
1 |
出雲市斐川町荘原2230-1 |
グリーンコープ生協おかやま |
岡山 |
1 |
岡山市北区下中野311-113 |
グリーンコープ生協ひろしま |
ひろしま西 |
3 |
広島市佐伯区八幡東4丁目41-12 |
グリーンコープ生協やまぐち |
山口西部 |
2 |
下関市羽山町26-25 |
グリーンコープ生協ふくおか |
小倉北 |
13 |
北九州市小倉北区高浜1丁目4-35 |
福岡西 |
11 |
福岡市西区西の丘2丁目1-20 |
|
久留米 |
26 |
久留米市善導寺町与田282-2 |
|
グリーンコープ生協長崎 |
長崎西 |
2 |
西彼杵郡時津町野田郷947-17 |
佐世保 |
2 |
佐世保市有福町297-3 |
|
グリーンコープ生協さが |
たけお |
1 |
武雄市武雄町大字富岡12243-1 |
グリーンコープ生協おおいた |
大分東 |
1 |
大分市高城西町32-36 |
別府 |
1 |
別府市大字内竈85-1 |
|
グリーンコープ生協みやざき |
宮﨑 |
1 |
宮﨑市柳丸町11-2 |
都城 |
2 |
都城市志比田町5640-1 |
|
グリーンコープ生協かごしま |
姶良 |
2 |
霧島市隼人町真孝3133 |
鹿児島南 |
1 |
鹿児島市中山町2163 |
|
鹿児島北 |
1 |
鹿児島市伊敷5丁目25-40 |
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。