茨城トヨペット株式会社のプレスリリース
IBARAKI TOYOPET RACING 公式サイト
(茨城トヨペット モータースポーツ)
https://www.ibaraki-toyopet.co.jp/wakudoki
今季最後の決勝レースは、10周での争いに。2番手から中山選手は今回もスタートを完璧に決め、1コーナーにはトップに並んで飛び込むも、その直後にブレーキがロック。アウトにはみ出しましたが、辛くもコースに復帰。しかし、ポールシッターは後続車両に追突されてスピン、さらに後方から来た車両に追突されて、あえなくリタイアを喫します。
中山選手は3番手に後退しましたが、先のアクシデントによって即座にセーフティカー(SC)が導入され、間もなく赤旗に切り替えられてしまいました。コース上に液体が撒かれてしまったのが理由です。
レースはSCスタートによって再開され、1周の先導の後、グリーンシグナルが点灯します。3番手を保った中山選手でしたが、間もなく2番手の車両にドライビングスルーの指示が。先の接触に対するペナルティでした。これで難なく2番手に上がり、その後もトップを追っていきます。後ろからも数台が迫り、一時は防戦一方にもなりかけましたが、冷静に対処している一方で、終盤になって後方のバトルが激しくなるように。これで前を追うことに集中できた中山選手は、最終ラップの100Rでトップのインを刺し、ヘアピンの立ち上がりで待望のトップに!
そのまま逃げ切って先頭でチェッカーを受け、中山選手がGR86/BRZ Cupの初優勝を飾ることになりました。もちろんIBARAKI TOYOPET RACING TEAMにとっても、初めての優勝です。また、この勝利によってシリーズランキングも5位となり、最高の気分でシーズンオフを過ごせそうです! 今年1年間の応援、支援ありがとうございました。
「スタートダッシュ良くて、横に並びかけることができてブレーキング勝負になって、ここで引いたら負けちゃうと思って、ブレーキは遅れて踏んで。結果的には止まらなかったんですけど(苦笑)、その後に混乱が1コーナーで起きて、その中でなんとか3番手で戻ってこられて、そこは本当に良かったと思います。3番手で再スタートして、前の選手がドライビングスルーでいなくなったので、結果的に2番手に上がって、そこからは1周の間にどこが弱いのかを見つけてはいましたが、その間にも後ろのペース良くて、後ろからも攻められる展開ではありましたが、なんとかガードしていました。僕のタイヤはグリップが残っていましたが、前の車はかなりプッシュしていたので、タイヤがもうなくなっていたのが見えていましたから、僕は温存していたメリットを使って、最終ラップの100Rで抜くことができました。86に乗り始めた頃から決勝の強さはありましたが、あとは予選だけというところで、今回は予選、スタート両方とも決まって課題はクリアでき、その後の展開も自分に味方してくれました。全体的に悪いところは、ひとつもなかったレースになりました」(中山選手)
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