ケアパートナー、送迎車両における「車いすワンタッチ固定装置」の実装モニター開始

大東建託のプレスリリース

大東建託グループ(東京都港区)のケアパートナー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:白井孝和、以下「ケアパートナー」)は、本年10月24日から2024年5月末までの期間、デイサービス送迎の際、車いすをご利用になる方々にこれまで以上に安全かつ短時間で乗車可能な送迎を確保するため、トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:佐藤恒治、以下「トヨタ自動車」)が開発した「車いすワンタッチ固定装置(以下、本装置)」を使用したデイサービス送迎の実装モニターを開始します。
ケアパートナーは、本取り組みを通じて、車いす利用者様の安全な移動をサポートし、社会全体の福祉向上に貢献することを目指します。

<ポイント>

  • 「車いすワンタッチ固定装置」付き車両によるデイサービス送迎の実装モニターを開始

  • デイサービス施設6カ所で取り組み、安全性や送迎時間の短縮効果などを検証

  • トヨタ自動車と共に、車いすのままストレスフリーで自由な移動ができる社会づくりを目指す

「車いすワンタッチ固定装置」

写真右中央にある白いワンタッチフックが、車いすに取り付けられたアンカーバーをつかみ、上から押し下げて固定。スイッチを押してから固定にかかる時間はわずか2秒。

  • 車いす利用者様を安全に送迎するために

ケアパートナーは、安全を最優先に考え行動する価値観を大切にし、車いすをご利用の方々に対し、安全な送迎を提供したいという思いを抱いています。これに対し、トヨタ自動車は誰もがストレスなく自由に移動できる社会の実現を目指し、「車いすワンタッチ固定装置」の開発に取り組んできました。今回、両社の思いが一致したことから、今回実装モニターとして、本装置付き車両をデイサービス送迎に導入することとなりました。

  • モニタリング実施概要

実施期間  : 2023年10月24日~2024年5月末日

実施場所  : ケアパートナーのデイサービスセンター 6事業所

使用車両  :  「車いすワンタッチ固定装置」付きのトヨタ ハイエース車いす仕様車

検証内容  : デイサービス送迎時の安全性、送迎時間短縮効果など

  • 車椅子ワンタッチ固定装置とは

本装置は、車いす利用者がより自由な移動を実現するための装置として、トヨタ自動車により開発が進められています。車いす利用者様がデイサービス送迎車を利用する際、これまでは所定位置まで移動後、介助者が屈み、手動でフックのついたワイヤーを車いすにかけ固定する方法が主流でした。本装置では、所定位置まで移動後、スイッチを押すだけで、2秒で誰でも簡単かつ確実に固定することが可能です。

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