JAFのプレスリリース
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昨年比5.3ポイント増。過去最高ではあるが…
全国平均の経年推移(2016年~2023年)
調査は各都道府県で2箇所、全国合計94箇所において、信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両7,087台を対象に実施。歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車は3,193台(45.1%)で過去最高となりました。前年の調査時と比べて5.3ポイント増加し、35都道府県で停止率が上昇するなど、増加傾向にありますが、いまだに約半数のクルマが止まりません。
なお、今回の調査で最も停止率が低かった県でも停止率20%を超え、2020年の調査の平均停止率(21.3%)よりも高いという結果となりました。
調査方法等や各都道府県の調査結果についてはウェブサイトからご確認ください。
▼全国調査:信号機のない横断歩道実態調査 2023
URL:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2023-crosswalk
※調査場所の詳細、2017年までの各都道府県結果(傾向含む)は公表しておりません。
また、調査場所は各都道府県内2箇所ずつであり、市町村すべての道路で同様の数値(傾向)とは限りません。
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横断歩道では歩行者優先。歩行者も交通安全に努めましょう。
交通ルールでは、「横断歩道における歩行者優先」を定めています。本来、車両が横断歩道を通過するとき、横断しようとする歩行者がいる場合には、横断歩道の直前で一時停止し、通行の妨げをしないようにしなければなりません。また、横断しようとする歩行者がいないことが明らかな場合を除き、横断歩道の手前で停止できるようあらかじめ速度を落とすこともドライバーの責務です。一方で、歩行者側も、横断歩道を渡る時はドライバーにその意思を伝えたり、無理な横断をしないよう心掛けたりと、お互いの安全を意識することが大切です。
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車両は、横断歩道の手前30m以内で追い越し・追い抜きしてはいけません。
前方を走行する車両が横断歩道で一時停止している場合、歩行者の横断を優先している可能性があります。交通ルールでも、横断歩道の手前30m以内では前方の車両を追い越し・追い抜きしてはいけないと定められています。
横断歩道の手前には道路標識や道路標示がありますので注意して運転しましょう。