テュフズードジャパン、第一電通社製サーボナットランナー・サーボプレスに機能安全認証を発行

テュフズードジャパン株式会社のプレスリリース

国際的な第三者認証機関であるテュフズードの日本法人テュフズードジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレア・コシャ)は、第一電通株式会社(本社:東京都調布市、代表取締役社長:城井正通)のサーボナットランナーおよびサーボプレスに対し、機能安全認証を発行しました。産業機器の機能安全認証で最高レベルであるSIL3と、カテゴリ3が発行されるのは産業機器向けナットランナーで初めてです。

電子制御化が進む製造業において、安全上のリスクを許容可能なレベルまで低減するための「機能安全(Functional Safety)」の考え方は、法規制や認証の形で取り入れられています。たとえばSTO(Safe Torque Off、セーフトルクオフ)はその一つで、「電気・電子的に、安全に回転を止める」ための安全機能であり、国際規格のIEC 61800-5-2で定められています。

このたびテュフズードジャパンは、サーボナットランナーなどの自動締付装置・自動圧入装置のリーディングカンパニーである第一電通株式会社の製品に対し、機能安全認証STO(IEC 61800-5-2)SIL3およびカテゴリ3 を発行しました。認証の取得対象は、同社のサーボナットランナーAFC3000およびサーボプレスDSP3000です。同製品は自動車などの製造工程において、特に重要部位の組立自動化に使用されます。

SIL(SIL: Safety Integrity Level)とは、国際規格で定められる機能安全の安全度水準で、リスクレベルに見合った信頼性および安全性の尺度です。またカテゴリとは、ISO 13849-1で規定される安全カテゴリを示します。今回第一電通社製品が取得した機能安全認証は、産業機器で求められる最高レベルであるSIL3と、カテゴリ3です。同認証は、認証取得製品の高い安全性と信頼性を国際的に証明します。

今後もテュフズードジャパンは、機能安全に関する各種認証、試験、トレーニングサービスを通じて、国内の製造業者に対し製品品質の安全と向上に貢献していきます。

■ 関連リンク:ケーススタディ(お客様事例紹介)

「業界初!機能安全認証取得のサーボナットランナーとサーボプレスで、海外展開を加速 -第一電通株式会社」はこちら https://www.tuvsud.com/ja-jp/resource-centre/case-studies/daiichi-dentsu

 

■ テュフズードジャパンの機能安全関連サービスはこちら

https://www.tuvsud.com/ja-jp/services/functional-safety

Add value. Inspire trust. ―新たな価値、さらなる信頼

テュフズードは、安全、安心、かつ持続可能なソリューションを提供し、信頼されるパートナーであり続けています。試験、検査、認証、そして監査を専門とし、人々や環境、財産をテクノロジーのリスクから守るという理念のもと、1866年以来取り組み続けています。全世界に1,000以上の拠点を置き、26,000以上の従業員と共に活動し、リスク管理や市場へのアクセスを円滑にするという価値をお客様やパートナーに提供しています。テクノロジーの進歩によりもたらされる変化を手助けし、自然界・デジタル界においてより安全かつ持続可能な未来を創造するため、テュフズードはこれからも信頼を提供し続けます。https://www.tuvsud.com/ja-jp

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