一般社団法人日本カーシェアリング協会のプレスリリース
この協定により、自然災害の被災地における無償貸出をはじめとした、協会が実施する車を使った社会貢献活動の推進のために、カーセブンならびにカーセブンが実施するフランチャイズ加盟企業から協会に車を寄付する取り組みがスタートします。全国で頻発する自然災害での被災地では、突如車が水没し生活に不自由さを抱える方が災害の度に発生しています。協会はカーセブンのネットワークの力を借り、災害時に車で困らない社会の実現に向けて取組を進めてまいります。
左:カーセブンデジフィールド 西川様 右:日本カーシェアリング協会 吉澤
※協定式当日、カーセブンからは代表取締役の井上様に代わり同社チェーンマネジメント部 西川洋様がご出席されました。
■協定の目的、概要
本協定によりカーセブンやカーセブンが実施する事業のフランチャイズ加盟企業(以下、FC企業)は協会に対する車の寄付、支援情報などの広報協力を行います。それにより、協会が車両の貸出しを中心とする災害支援をはじめとする支援活動に必要な車両の確保を促進し、自然災害による被災地域の迅速な復旧及び地域コミュニティ、交通弱者の生活の安定に貢献することを目的としています。
主な協定内容
(1) カーセブン及びFC企業から協会への車両の提供
(2) カーセブンからFC企業及びカーセブンアライアンスパートナーズ、出張センター、クラブネクスト会員等、カーセブンのFC企業に準じる取引先に対する協会への車両の提供協力の呼びかけ
(3) カーセブンの「モビリティ・レジリエンス・アライアンス」*への加盟
*モビリティ・レジリエンス・アライアンスとは
大規模災害で車を失い、移動に困難を抱える被災者の支援に向けて、平時から自治体・企業・団体の皆様と連携していざというときに迅速な支援を実現すべく発足した災害支援のためのネットワークです。協会がアライアンス事務局を担っています。今回の協定締結によりカーセブンは21社目のアライアンス加盟企業となります。
各企業代表のコメント
日本カーシェアリング協会 代表理事 吉澤武彦 コメント
「この度、カーセブンデジフィールド様と協定を締結できたこと心より嬉しく思っております。災害が起こると被災地では多くの車が被災します。そして、車を被災された方々は片付けにも買い物にも手続きにも本当に苦労されます。私たちは東日本大震災をきっかけに活動を始めましたが、10年以上たった今でも各地の災害現場の状況は変わりません。私たちは、それを変えたいと思っています。万が一災害で車を被災した場合、被災された方々が迅速にサポートを受けられるようにしたいと思っています。今回の協定はその実現に向けて確実に大きな一歩を踏み出します。」
カーセブンデジフィールド 代表取締役兼社長執行役員 井上貴之様 コメント*
*協定式当日は欠席のため同社チェーンマネジメント部 西川洋様による代読
「私たちは、2005年から2023年までに累計3,500万円を超える寄付を行い、社会貢献活動に取り組んでまいりました。この度、更なる社会貢献の一環として日本カーシェアリング協会と提携、協会への中古車寄贈を開始いたします。
災害によって移動手段に困っている方々へのお役に立てれば、幸いです。災害時の適切な移動手段の確保は、生活の維持や安全の確保に不可欠です。しかし、現状ではその手段を持つことができない人々も多く存在します。私たちの新たな取り組みは、そのような困難に立ち向かっている方々を支援するためのものです。」
昨今、全国各地で大きな地震が発生しています。また、6月以降出水期に入り豪雨災害発生のリスクは高まっていきます。災害はいつどこで発災するかわかりません。日本カーシェアリング協会は、災害時に車で困らない社会の実現に向けて、これからも企業、行政と連携を深めながら取り組みを行ってまいります。
団体名:一般社団法人日本カーシェアリング協会
代表者:代表理事 吉澤武彦
本部住所:宮城県石巻市駅前北通り1丁目5‐23
九州支部住所:佐賀県武雄市東川登町大字永野6766-1
栃木支部住所:栃木県栃木市吹上町1300-3
静岡支部住所:静岡県富士市岩淵751-1
設立:2011年4月 (法人化は2011年7月)
電話:0225-22-1453(代表番号)
メール:info@japan-csa.org
FAX:0225-24-8601
HP:https://www.japan-csa.org