株式会社JVCケンウッドのプレスリリース
本機は、フロントカメラがフルHDを超えるWQHD(2560×1440)録画に対応。また、当社独自の映像技術と車載技術でチューニングした「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリアチューン)」により、総合的に画質を向上させ、録画映像のさらなる高画質化を実現しています。さらに、前後2カメラに高感度CMOSセンサー「STARVISTM」と、スモークガラスに対応した「明るさ調整機能」を搭載し、夜間やトンネルなどの暗いシーンでも、またリアガラスがスモークガラスでも、より鮮明で高精細な映像記録を実現するハイエンドモデルです。
※1:WQHD録画はフロントカメラのみ対応
<企画意図>
交通トラブルを未然に防ぎ、万が一の際には映像で記録できるドライブレコーダーの需要は依然として高い状況にあります。また、ドライブレコーダー市場では、高画質モデルへのニーズが高まっており、フルHD対応を中心として高画質化が進んでいます。さらに高付加価値モデルにおいては、高画質性能に加えて、高性能な夜間撮影機能のほか、運転支援や操作性など安全運転をサポートする機能が求められる傾向にあります。
当社はこのたび、高付加価値モデルを求めるユーザーの声に応えるべく、昼夜を問わず、より鮮明で、より高精細な映像記録を実現した前後撮影対応2カメラタイプの新たなハイエンドモデルとして「DRV-MR775C」(駐車録画対応電源ケーブル同梱モデル)および「DRV-MR770」を企画・開発しました。
本機は、フロントカメラをフルHDの約1.8倍の高精細となるWQHD録画に対応させるとともに、当社がドライブレコーダーの開発において長年にわたり培ってきた独自の映像技術と車載技術を組み込み、徹底的にチューニングを行った「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリアチューン)」により総合的に画質を向上させ、映像性能を強化しています。また、前後2カメラに高感度CMOSセンサー「STARVISTM」と、両カメラの明るさをそれぞれ7段階で調整でき、スモークガラスにも対応する「明るさ調整機能」を搭載し、夜間やトンネルなどの暗いシーンはもちろん、リアガラスがスモークガラスの場合でも明るく、鮮明な映像による撮影が可能です。
さらに、ドライバーの安全運転をサポートする機能として、前方車の割り込みや蛇行運転、および後方車の急接近を検知すると警告し、自動録画を開始する運転支援機能を搭載したほか、ハンドルから手を離さず、声でドライブレコーダーを操作できる「音声コマンド機能※2」はコマンド数を増やしています。
当社はドライブレコーダーのラインアップを、機能や採用デバイス、およびコンセプトに基づいたチューニング「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリアチューン)」に応じて新たにシリーズ化し、ハイエンドモデルの「Xシリーズ」、ミドルレンジの「Gシリーズ」、エントリーモデルの「Rシリーズ」の3シリーズで市場展開していきます。本機は、最上位の「Xシリーズ」として展開し、高画質・夜間性能・安全支援を兼ね備えた高付加価値モデルを求めるユーザーのニーズに応える商品として提案します。
※2: 音声記録ONの場合に、使用できます。
< 2モデル共通の主な特長>
1.当社独自の映像・車載技術のチューニング「Hi-CLEAR TUNE」により総合的に画質および機能を向上
当社がドライブレコーダーの開発において長年にわたり培ってきた独自の映像技術と車載技術を組み込み、徹底的にチューニングを行った「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリアチューン)」により総合的に画質や機能を向上させ、映像性能および機能性を強化しています。
2.高精細WQHD(2560×1440)録画に対応したフロントカメラを搭載
フロントカメラはフルHDの約1.8倍の高精細で録画できるWQHDに対応。ナンバープレートや標識など、走行時の映像を細部まで高精細に録画します。
3.高感度CMOSセンサー「STARVISTM」の搭載により、暗いシーンも鮮明な録画が可能
前後2カメラにCMOSセンサー「STARVISTM」を搭載することにより、夜間やトンネルなどの暗いシーンの撮影も鮮明で、高画質な録画が可能です。
4.前後2カメラに「明るさ調整機能」を搭載、リアガラスがスモークガラスでも明るい映像で録画が可能
前後2カメラの明るさをそれぞれ7段階で調整できる「明るさ調整機能」を搭載。リアガラスがスモークガラスの場合でも、リアカメラの明るさだけを調整して、後方の映像を明るく、鮮明な映像で録画することが可能です。
5.広範囲を記録できる広視野角で明るいF1.8レンズを採用
フロントカメラに水平:約139°/垂直:約76°/対角:約162°、リアカメラに水平:約131°/垂直:約68°/対角:約163°の広視野角レンズ、およびF1.8の明るいレンズを採用し、より広い範囲の録画に対応するとともに、夜間やトンネルなどの暗いシーンも明るい画質で録画できます。
6.ハンドルから手を放さずに音声で録画開始などの操作ができる「音声コマンド機能※2」を搭載
音声コマンドは、緊急時などの手動録画の開始のほか、静止画の撮影や、表示画面の切り替えに対応。一つの動作に対応するコマンド数を増やし、操作の利便性を向上させました。
7.危険車をすばやく検知して自動録画する「前方割込/前方蛇行運転警告」と「後方急接近警告」を搭載
危険車をすばやく検知し、運転者に警告音と画面表示で知らせるとともに自動録画を開始する機能として、「前方割込警告」、「前方蛇行運転警告」、および「後方急接近警告」を搭載。録画データは自動的にイベント記録専用のフォルダに保存されます。
8.最長約43時間※3の長時間録画に対応
フレームレートを通常の27.5fpsから13.7fps(長時間モード1)、3.4fps(長時間モード2)に変更が可能。長時間モード2では、最長約43時間※3の長時間録画が可能です。
※3:128GBのmicroSDカードを使用した場合。
9.最長24時間タイマー録画ができる「常時監視モード」と衝撃検知で録画を開始する「衝撃検知録画モード」に対応※4
「常時監視モード」と「衝撃検知録画モード」の2種類の駐車録画モードに対応※4します。
・「常時監視モード」:バッテリーの電圧監視に対応した最長24時間の駐車録画が可能。
・「衝撃検知録画モード」:駐車中に衝撃を検知すると高速で録画を開始する、24時間365日対応の駐車録画が可能。
※4:「DRV-MR770」で駐車録画を利用するには、車載電源ケーブル「CA-DR100」(別売り)が必要です。
10.さまざまな車両状況を記録できる4つの録画機能を搭載
1)常時録画
エンジンのON/OFFに連動して、本体の電源を手動でON/OFFする手間なく自動で録画がスタート/ストップします。
2)緊急イチ押し録画/手動録画
常時録画中でも、必要に応じて手動で録画ボタンを押すと、常時録画とは違うイベント記録専用のフォルダにデータが記録されるため、データの呼び出しや保存がしやすくなります。
3)イベント記録
Gセンサーの搭載により、突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると自動的に録画を開始し、常時録画とは違うイベント記録専用のフォルダに記録します。
4)駐車録画
最長24時間の駐車録画に対応※4(前述参照)。
11.ドライブをサポートする「運転支援機能」を搭載
1)前方衝突警告
時速30km以上で走行中、自車と前方の車との距離を検出し、安全な距離が保たれていない場合に、画面表示と警告音で知らせます。
2)車線逸脱警告※5
時速60km以上で走行中、現在の車線からはみ出してしまった際に、画面表示と警告音で知らせます。
※5:片側2車線以上の道路で、車線変更を行う際にも動作します。速度は目安です。
3)発進遅れ警告
自車が停止中、前方車両の発進に対して自車の発進遅れを検出した場合に、画面表示と警告音で知らせます。
4)前方割込警告(前述)
走行中に車両前方10m以内に車両を検出すると、画面表示と警告音で知らせ、イベント記録を開始します。
5)前方蛇行運転警告(前述)
走行中に車両前方20m以内で車両が車線内の蛇行4秒間継続をしていた場合に、画面表示と警告音で知らせ、イベント記録を開始します。
6)後方急接近警告(前述)
走行中に後方5m以内に3秒以上車両が接近したことを検出すると、画面表示と警告音で知らせ、イベント記録を開始します。
7)リフレッシュ通知
連続運転を長時間続けると画面表示と警告音で知らせるリフレッシュ通知機能を搭載。ドライバーの安全運転をサポートします。
8)エコドライブ表示機能
Gセンサーにより車の動きを検出し、運転の仕方を自動診断します。診断結果はアイコン表示で知らされるため、エコドライブの参考にできます。
12.その他の主な特長
・前後2カメラに「HDR機能」を搭載し、トンネルの出入り口など明暗差の大きなシーンで安定した録画が可能
・万が一の際に迷わず、すばやく押して録画を開始できる「緊急イチ押し録画ボタン」を搭載
・高耐久で信頼性が高い3D NAND型32GB microSDカードを付属
・SDカードのエラーを未然に防止する「SDカードメンテナンスフリー機能」を搭載※6
※6:初めて本機で使用するSDカードを挿入する場合(他機で使用した場合含む)や、録画設定を変更したときは、フォーマットが必要です。
・SDカードの交換時期を知らせ、録画エラーを未然に防ぐSDカード寿命告知機能※7を搭載
※7:本機付属のmicroSDカード、または当社製microSDカード(別売)の使用時に対応。
・長時間録画可能な大容量128GBのmicroSDカードに対応
・12V車・24V車に対応し、24V車にもそのまま取り付けが可能
・「イベント記録」「駐車録画」の際の衝撃検知を可能とする前後、左右、上下の3軸「Gセンサー」を搭載
・「GPS」や「QZSS(準天頂衛星)」の測位衛星受信回路の搭載により自車位置を記録し、PC用連携ソフトで走行記録の確認が可能
・1秒間に撮影するコマ数を適正に設定して信号機の無点灯記録を防ぐ「LED信号機対応」
・テレビ放送への電波干渉を抑える「地デジ干渉対策」
・万が一の車両電源のアクシデントからファイル破損を防ぐバックアップ電源「スーパーキャパシター」搭載
・一律4万円の補償金が支払われる交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度に対応※8
※8:支払条件等の詳細はドライブレコーダー協議会のホームページをご確認ください。
・Windows/Mac PCで詳細なドライブ情報を確認できる専用ビューアーソフト「KENWOOD ROUTE WATCHERⅡ」を用意
<商標について>
●microSDロゴ、microSDHCロゴはSD-3C LLCの商標または登録商標です。●Windows®、Windows Media Playerは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。●STARVISTMおよびSTARVISロゴはソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。●「Mac OS」は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。●「Hi-CLEAR TUNE」「ROUTE WATCHER」は、株式会社JVCケンウッドの商標または登録商標です。●その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。
当社プレスリリースURL:https://www.kenwood.com/jp/press/2023/0518-03/
製品ページURL:https://www.kenwood.com/jp/car/drive-recorders/products/drv-mr775c/
:https://www.kenwood.com/jp/car/drive-recorders/products/drv-mr770/
本件に関するお問い合わせ先
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【報道関係窓口】 株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション部 広報・IRグループ
TEL : 045-444-5232
〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目12番地
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本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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