お客様への新しい価値提供を目指し、DXビジョンを策定 人材育成・働き方改革を加速

ダイハツ工業株式会社のプレスリリース

ダイハツ工業株式会社(以下ダイハツ)は、2050年カーボンニュートラルやCASE・MaaSといった急激な環境変化に柔軟かつスピーディに対応するため、「DXビジョンハウス(図1)・DX方針(図2)」を新たに策定しました。デジタルツールの積極的な活用を通じ、DXビジネス人材の育成に取り組むとともに、働き方改革を加速することで、お客様への新しい価値提供を目指します。

「DXビジョンハウス」は、グループスローガン「Light you up」のもと、「人にやさしいみんなのデジタル」をDXスローガンに掲げ、「モノづくり」・「コトづくり」・「ヒトづくり」の3つをテーマに、DX1・2・3の3ステップ(図3)を並行してアジャイルに進めることで、お客様とのつながりを深め、さらに少子高齢化や地域活性化等の社会課題の解決にも取り組みます。

また、人材育成に関しては2020年からビジネスに精通した人材のAI人材育成に取り組んできましたが、今回策定した「DXビジョンハウス」に基づき、BI※ツールの活用やアプリ開発などに領域を拡大し、「DXビジネス人材」を育成します。2025年度までには全部署でデジタル技術が活用できるよう、1000名の育成を目指し、最終的には全社員をDXビジネス人材化していきます。
さらに、今後進展するCASE・MaaSなどで必要な高度なアプリもスピーディに社内開発できるよう、2025年度までに50名の社内開発者「DDI(Daihatsu Digital Innovators)」の育成を目指します。

これらの推進にあたっては、新たな組織体制として、既存の「DX推進室」からIT基盤業務を分離し、DX機能を独立・強化させた上で、各本部機能代表からなるテーマ別の「タスクフォースチーム(以下TF)」を編成します。TFのリーダーは、各本部と連携し、テーマ推進のマネジメントを行います。

今後もダイハツは、社会環境の変化に柔軟かつスピーディに対応するため、デジタル技術を積極的に活用し、お客様に寄り添い、暮らしを豊かにすることに取り組んでまいります。

※ Business Intelligenceの略で、膨大な業務データを、必要に応じて分析・加工し、経営の意思決定などに活用する手法

<図1> DXビジョンハウス

<図2> ダイハツDX方針

<図3> ダイハツDXの3ステップ

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