AEye Japan合同会社のプレスリリース
AEye の 4Sight™ インテリジェントセンシングプラットフォーム上に構築されたContinental社の HRL131 長距離LiDARセンサーは、乗用車および商用車アプリケーションの安全性と信頼性を向上させることが認められています。
「今回、業界の皆さんからHRL131のすばらしさが認められたことは、パートナーのコンチネンタル社とともに大変名誉なことだと感じています。」と、AEye共同創設者兼自動車部門GMのジョーダン・グリーンは述べました。そして「HRL131を開発するにあたり、私たちは乗用車および商用車グレードの自律運転に関する数多くの難題に取り組んできました。AEyeの適応型検知プラットフォームを使用することで、この共同開発LiDARシステムは自動車メーカーが安全性を向上させたり、収益性を確保したり、あるいは時代の流れに取り残されない自律機能を構築するのに役立ちます。」と話しました。
HRL131は、自動運転対応の乗用車および商用車向けのソフトウェア定義型ハードウェアユニットであり、スキャンパターンをダイナミックに調整することで、高速道路や混雑する市街地における、直射日光、夜間、雨、雪、霧、粉塵、煙などの悪天候下での走行など、あらゆる自律運転の状況に合わせた最適な設定を行うことが可能です。対応レンジが500m以上であるHRL131は、300m以上先の車両や200m以上先の歩行者を検出する能力を備えています。
「ダイナミック空間解像能力の高さと長距離対応可能な検出能力、そしてソフトウェア定義型を兼ね備えることで、HRL131長距離向けLiDARセンサーは高速道路での高速走行から混雑する都市部での運転に至るまで、自動運転において最も難易度が高いとされる流動的環境でも優れたパフォーマンスを維持することが可能です。この能力こそHRL131が自律型モビリティの未来を実現する上で不可欠のコンポーネントとなる理由です。」と、コンチネンタル社LiDAR部門を統括するバイスプレジデントのグナー・ユルゲン氏は述べています。
HRL131はAEyeの4Sightインテリジェントセンシングプラットフォームをベースとして構築されています。このプラットフォームは時代の変化にも柔軟に対応できる高い適応性を備え、OTA（無線）アップデートによって自動車OEMの新しいビジネスモデルへの適応やソフトウェア収益性の向上に寄与します。また、このプラットフォームはデータ収集プロセスにおいて適応型の照準性や高レベルのインテリジェンスを活用し、その時の状況に合わせて高解像度で示すべきポイントを絞り込むことができます。これにより、検出精度を高め、正確な分類を行うことが可能となります。また、時代の流れにも柔軟に適応可能で、センサー機能はOEMの要求に合わせて進化していくため、顧客は既存機能の更なる改善、新しい機能への対応、あるいはOTAソフトウェアアップデートによる時代の流れに沿った自動車開発などが可能となり、ソフトウェア定義型車両の未来を切り開きます。
HRL131は、レベル2からレベル4までの自動/自律運転アプリケーション向けにコンチネンタル社が提供する様々な車載システムに必須のコンポーネントであり、自動車市場で量産される世界初の高解像度ソリッドステート、長距離LiDARセンサーです。
Tech.AD USAとは、自動車の自動運転および自動車産業における人工知能技術の進展を目指す、世界有数のテクニカルカンファレンスです。年に一度決定されるTech.AD USAアワードは、自動車業界において特に優れた成果を挙げたプロジェクトに授与され、秀でたソリューションやイノベーションに栄誉が与えられます。
【AEyeについて】
AEyeが提供する独自のソフトウェア定義型LiDARソリューションは、先進運転支援システム（ADAS）や車両自律運転、スマートインフラ、ロジスティック、オフハイウェイなどの様々なアプリケーションを支援し、人の安全の確保や、交通/モビリティの未来を切り拓くことに貢献します。AEyeの4Sight™インテリジェントセンシングプラットフォームは、その適応性の高いセンサーベースのオペレーションシステムで、最も重要なものに焦点を合わせ、正確で信頼性の高い情報をいち早くお届けします。このプラットフォーム上に構築されたAEyeの4Sight™製品は、安全性や性能を確保するために精密な画像測定を必要とするダイナミックアプリケーションに最適です。現在、AEyeはドイツ、日本、韓国、そしてアメリカにオフィスを展開し、グローバルな存在感を確立しています
