【トヨタ車体×AUBA】クルマづくりで培ったシーズを活用しモノづくりを通じて社会課題の解決に取り組むプログラム「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」始動。

eiicon companyのプレスリリース

 eiicon company(所在地:東京都港区南青山、代表:中村 亜由子)が運営する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」は、2022年11月2日(水)より、トヨタ車体株式会社(本社所在地:愛知県刈谷市、代表取締役・社長:増井 敬二、以下「トヨタ車体」)とともに、クルマづくりで培ったシーズを活用し、モノづくりを通じて社会課題の解決に取り組むプログラム「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」の始動、ならびに同日より、共に未来に幸せをハコブ、パートナー企業の募集を開始することを発表いたします。
 eiicon companyは、トヨタ車体とともに、「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」に関する企画・設計・運用から、PR戦略の構築、専用Webサイト設置など、運営全般を強力にサポートしております。https://eiicon.net/about/toyota-auto-body-oi2022/

【トヨタ車体 × AUBA】「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」【トヨタ車体 × AUBA】「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」

 

 

■トヨタ車体 × AUBA「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」について

□コンセプト
 トヨタ車体は、ミニバン、商用車、SUVの完成車両メーカーです。
 後部空間を重視したハコっぽいクルマや世界中の人や物を運ぶクルマでお客様への移動の自由を提供しています。
 いま、自動車業界は、 CASE・MaaSの進展で、100年に一度の大変革期を迎えています。
 この大変革期に、”ハコブ“という信念のもと、新たな価値を生み出し、社会・世界に貢献していきたいと考え、「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」を立ち上げました。
ここに、トヨタ車体のクルマづくりで培われた独自シーズと、解決したい社会課題が集結しています。
 新たな価値創出を実現していくべく、共に未来に幸せをハコブ、パートナー企業をお待ちしております。

 

「トヨタ車体 ビジョン2035」
HaCoB(ハコブ)を通じて世界に貢献 ~”クルマ+α”の技術でお客様に移動の自由を提供~

トヨタ車体は、創業以来のチャレンジ精神と変化を先読みした先見性に磨きをかけ、「ハコブ(HaCoB)」を合言葉に、クルマづくりのメーカーから、+αの付加価値を創造できる企業への飛躍をめざします。
https://www.toyota-body.co.jp/corporate/vision/

 

■トヨタ車体 × AUBA「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」3つの募集テーマ

 

テーマ1:
クルマづくりを“変えてきた”生産技術で、農業をエコで効率的に“変える”

トヨタ車体は、これまで効率的で環境によい最先端のクルマづくりを追求してきました。近年、持続可能な農業への改革が求められており、コストと環境の両方で、トヨタ車体の生産技術が活かせると考えました。新たな熱源と動力を用いることで、農作業の効率化に貢献していきたいです。

□農業に活きるトヨタ車体の生産技術
エネルギーを効率的生み出す:

燃料電池の要素技術を組み合わせて、環境に寄り添った循環するエネルギーで効率的に熱や電気を創り出す仕組み
エネルギーを賢く貯める:
使用頻度が低く放置されることで劣化するバッテリーを、正規寿命に戻すリフレッシュ充電技術
エネルギーをうまくつかう:
・ギアやシャフトを組み合わせた無動力で動く装置“からくり”センサーや制御機器を使わない自動機
手軽なモーターや柔軟度高い組み立て素材を用いたオートメーション搬送技術
→ 「エコで低コストな農業の実現を目指す」

□農業への活用アイデア例
再エネ発電の導入

再エネを用いて効率よく発電することで、農機具やビニールハウスなどの稼働・加温エネルギーの削減。
農機具の性能向上
バッテリー寿命を大きく伸ばすことによる機器のコスト削減。
エネルギーの最小化
広い畑やハウスでの運搬作業の手軽なオートメーション化で、作業時間を短縮 及び、使用電力の最小化。 など

□求めるパートナーイメージ
・農業向けに機器や設備など提供しているメーカー
・農業向けにデジタルソリューションを提供しているアグリテック
・農業を経営及び生産を管理している農家や食品メーカー
その他、農業の生産工程に向けたソリューションを提供している企業 など
#農機メーカー #ビニールハウス #アグリテック #農業従事者 #一次産業 #食品 #インフラ

 

テーマ2:
避難時の要“防災倉庫”を進化させる防災性と利便性を高めた新たなハコの創出

近年、局地災害が多発する日本では人命救助・被害拡大阻止の陰に隠れ、避難先のケアが十分でない場合があります。中でも1次避難の要である「防災倉庫」は必ず生活圏の中に存在しているものの認知度は低く、有効な活用がなされていません。この状況を打破し、新たな1次避難の形を実現していきたいです。

□社会課題のために活用したいトヨタ車体のシーズ
圧倒的に高機能な小型スペースの構築技術:

・半世紀に渡るバン/小型トラックの冷凍車架装(リヤボデー開発技術・少量多品種/短納期生産)
・倉庫の小型軽量化・車載化・電子化(バン開発技術の横展)
・小型トラック/商用バンの特装/架装を通じた全国の法人(中小企業)とのネットワーク など

□解決したい社会課題
一次避難の要である防災倉庫の有効活用で災害リスクを低減:

・長期スパンのアナログ管理が主流で適切な災害時に物資/数量を提供できない恐れ。
・備蓄の飲料/食料の廃棄ロスの可能性。
・地域間での連携がなく、融通し合うことができない。
・存在や中身が広く知られていないため、避難時に機能しづらい。 など

□求めるパートナーイメージ
#IoT #遠隔監視 #自動化 #通信 #5G #インフラ #地域情報 #メディア #移動式サービス
#物流 #保険

□解決するための共創アイデア例
デジタル技術を活用した倉庫内物資の管理

倉庫内をモニタリングし、適切な量を適切なタイミングで補充・提供できる形を実現。
被災状況に合わせた物資の融通ネットワーク
広域の被災情報と倉庫をネットワークして、備蓄の不足地域に他地域から融通できる仕組みづくり。
平時からも使える新たな防災の形
防災学習や地域情報を発信するなど、平時からも利用され、非常時との垣根がない”小スペース”としての新たな活用。 など

 

テーマ3:
捨てない社会を目指して。間伐材から生み出した独自素材によるエコなモノづくりの拡充

トヨタ車体は、カーボンニュートラルにつながるクルマづくりを進める中で、間伐材を利用した射出成型用材料 TABWD®(タブウッド)を開発しました。捨てずに循環できるこの素材を広め、あらゆるモノづくりの脱炭素化に貢献していきたいです。

□森林資源を活用したトヨタ車体のシーズ
TABWD®とは:

用途が限られ廃棄されることが多かった間伐材を活用。プラスチックと木粉の界面をしっかり密着させることにより、軽量・高耐熱性・高剛性を実現した射出成形用材料
TABWD®のメリット:
何度でもマテリアルリサイクルして使用できる
・スギ間伐材を原料とすることで、CO2排出の低減だけでなく、森林の有効活用につながる
・木粉の配合比率により、独特の質感や色合い、香りなど幅広い表現が可能
プラスチックの代替だけでなく、木材の代替としても使用可能
自動車部品として活用される理由:
・自動車製造段階におけるCO2排出量低減
自動車の燃費を向上できる軽量化

□求めるパートナーイメージ
共に森林資源の有効な活用を推進し、持続可能な環境社会を目指していける企業
・商品開発を共に推進していくパートナー企業 #ベビー用品 #子供用品 #ペット用品 #アウトドア用品 #家具 #グッズ #ファッション #雑貨 #美容(容器)
・素材をさらに進化させていくパートナー企業 #樹脂 #化学 #素材

□共創アイデア例
・木材を活かした“リサイクル可能な”商品開発
・軽量・耐熱性・質感に優れたエコ商品開発
・材料(TABWD®)を活用した新たな機能開発
 など

 

□スケジュール
2022年11月 2日(水) エントリー開始
2022年12月16日(金)  エントリー締切
2022年12月下旬    書類選考(必要に応じて面談選考の可能性あり)
2023年1月上旬      一次選考結果通知
2023年1月中旬~3月中旬 インキュベーション期間
 トヨタ車体×採択企業にてアイデアのブラッシュアップを行い、最終審査への準備を進めます。
2023年3月下旬      最終プレゼン
2023年4月上旬      事業化に向けたネクストステップの判断
 次のフェーズに進む場合、プロトタイプの開発など、必要に応じて実証費を捻出しながら推進していきます。

□「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」応募資格
・法人登記がされていること。企業規模は問わない。
・ソリューションやプロダクトを保有していること。

■トヨタ車体 × AUBA「TOYOTA AUTO BODY Open Innovation Program」募集ページ
https://eiicon.net/about/toyota-auto-body-oi2022/

■トヨタ車体 概要 https://www.toyota-body.co.jp/
社名:トヨタ車体株式会社
本社所在地:〒448-8666 愛知県刈谷市一里山町金山100番地
代表者:代表取締役・社長 増井 敬二
設立年月日:1945年8月31日
資本金:103.7億円 従業員数(連結):18,507名 (いずれも2022年3月末現在)
株主:トヨタ自動車株式会社の100%出資
事業内容: トヨタ車の企画・開発・生産

■eiicon company 概要
eiicon companyは、「オープンイノベーション※」にチャレンジするすべての企業に対し、その取り組みを加速させる支援を実施しています。
1)「AUBA」:  https://auba.eiicon.net/ 「価値ある出会いが未来を創る」をテーマに、オープンイノベーションのパートナーを探すことができる、ビジネスマッチングプラットフォーム。登録数25,000社。課題・事業成長に必要なリソースなど自社情報を登録、相互に発信し、企業の新たなつながりを実現します。
2)「TOMORUBA」: https://tomoruba.eiicon.net/ 事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信しています。
3)「SHABERUBA」: 「AUBA」が提供する、会員専用コミュニティ。バーチャルコワーキングスペースで会員同士の会話や商談、各種イベント参加やコミュニティ支援実施まで、オフラインでの活動をオンライン上で実現しています。
4)「event」: ビジネスパートナー企業との出会いの場をリアルに創出します。
5)「Sourcing Support」: 専門コンサルタントがオープンイノベーションチャレンジを支援します。
以上5つの軸で、日本に新規事業創出手法「オープンイノベーション」を根付かせるサービスを提供しています。
社名:eiicon company (エイコンカンパニー) https://corp.eiicon.net/
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
代表者:中村 亜由子
事業内容:オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど
電話番号:03-6670-3273(代表)
メールアドレス:info@eiicon.net

■eiicon company運営会社
社名:パーソルイノベーション株式会社
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
代表者:代表取締役社長 長井 利仁
事業内容:新規事業創造・オープンイノベーション推進、グループ会社の経営計画・管理並びにそれに付帯する業務

※「TABWD(タブウッド)」はトヨタ車体株式会社の登録商標です。 
※オープンイノベーション:
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した、「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。 
※掲載の情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

 

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