BASFジャパン株式会社のプレスリリース
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Ultramid®(PA)およびUltradur®(PBT)エンジニアリングプラスチックが、軽量な樹脂製ブレーキペダルモジュールの実現を支援
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BASFのエンジニアリングプラスチックソリューションが、EMBバイ・ワイヤシステムの主要部品に高い耐久性と信頼性の高い性能を提供
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本システムにおける革新的な採用事例をFAKUMA 2026のBASFブース(ホール4、ブースB4-4303)で世界初公開
中国・上海、2026年10月8日 – BASF、Chery Automobile Co., Ltd.(以下「Chery」)、Suzhou Orient Motion Intelligent Technology Co., Ltd.(以下「Orient Motion」)は、FAKUMA 2026において、世界初の量産型電気機械式ブレーキ(EMB)バイ・ワイヤシステムを発表します。中国で開発・実用化された本システムは、CheryのプレミアムブランドEXEEDのEX7モデルに搭載されています。
BASFのUltramid®ポリアミド(PA)およびUltradur®ポリブチレンテレフタレート(PBT)は、オール樹脂製のブレーキペダル、モーターギアユニット(MGU)、ドメインコントロールユニット(DCU)など、EMBの主要部品に使用されています。
車両の電動化とソフトウェア制御の進化が進むなか、ブレーキ・バイ・ワイヤ技術は、将来の自動車用ブレーキシステムの発展における重要な方向性として注目されています。この流れをさらに後押しするのが、中国の国家標準GB 21670-2025です。同標準は電気伝達式制動システム(ETBS)を対象に含め、EMBを新たな技術的選択肢として位置付けることで、同技術の幅広い普及に向けた明確な規制への枠組みを提供しています。
Chery EXEED事業部 エグゼクティブ・バイスプレジデントのLiu Hening氏は、次のように述べています。「モビリティの未来は、自動車のバリューチェーン全体にわたる協働イノベーションによってのみ形づくることができます。自動車産業がインテリジェント化、電動化、ソフトウェア制御によって定義付けられる車両へと進むなか、材料、部品、統合システムソリューションには新たな要件が生まれています。BASFやOrient Motionのようなグローバルパートナーと緊密に連携することで、当社は画期的技術の産業化を加速するとともに、消費者により安全でスマートなモビリティ体験を提供しています」
EMB技術は、従来の油圧伝達を電子制御アクチュエーターに置き換えることで、ブレーキシステム、車両運動制御、ソフトウェアプラットフォームの緊密な統合を可能にします。中国自動車技術研究センター(CATARC)の試験結果**によると、EMBは制動応答、制御精度、安全面の冗長性において大きな利点を備え、車両のアクティブセーフティ向上に寄与するとともに、自動車の電気・電子(E/E)アーキテクチャのさらなる統合・集中化を支えます。
Orient Motion 最高経営責任者(CEO)のSteve Yan氏は、次のように述べています。「世界初の量産型EMBシステムの市場投入の成功は、ブレーキ・バイ・ワイヤ技術の進化における重要な節目です。本システムは、中国の自動車サプライチェーンにおける技術革新力の高まりに加え、現地企業が最先端技術を大規模に商用化する能力を示しています。今後、世界各地のお客様やパートナーとの協力をさらに深め、EMB技術の適用をさらに拡大し、次世代車両プラットフォームの発展を共に推進していきます」
本プロジェクトでは、BASFのエンジニアリングプラスチックソリューションが、EMBシステム内のさまざまな機能要件への対応を支えています。Ultramid®およびUltradur®は、オール樹脂製のブレーキペダル、モーターギアユニット(MGU)、ドメインコントロールユニット(DCU)などの主要部品に使用されています。これらの材料は、機械的強度、電気絶縁性、寸法安定性を兼ね備え、高温・高湿度を含む厳しい使用条件に対応します。ブレーキペダルモジュールでは、樹脂ベースの設計により、従来の金属製ペダルと比べて約25%の軽量化***を実現しています。
BASF パフォーマンスマテリアルズ事業本部 アジア太平洋地域 シニア・バイスプレジデントであるアンディ・ポスルスウェイトは、次のように述べています。「材料イノベーションは、新たな車両技術の実現に重要な役割を果たします。画期的なイノベーションが一夜にして生まれることはほとんどありません。長期的な投資、深い技術的専門知識、バリューチェーン全体にわたる緊密な連携の積み重ねによって実現するものです。中国で開発されたイノベーションが世界的に認知される機会が増えるなか、当社は材料に関する専門知識を生かし、お客様による次世代モビリティソリューションの市場投入に貢献できることを誇りに思います」
* 出典:Chery Claims First Mass-Produced EMB System
https://thebrakereport.com/chery-claims-first-mass-produced-emb-system/
** Cheryが提供した情報および試験データに基づく。
*** Orient Motionが提供した情報および試験データに基づく。
※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。
※この資料はBASFが2026年10月8日に発表した英語のプレスリリースをBASFジャパンが日本語に翻訳・編集したものです。
■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。私たちは、持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、経済的な成功とともに環境保護と社会的責任を追求しています。また、お客様のグリーントランスフォーメーションを可能にする、選ばれる化学会社になるという意欲的な目標を掲げています。全世界で約95,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献しています。ポートフォリオは、コア事業の事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、ニュートリション&ケア)、スタンドアローン事業の事業セグメント(サーフェステクノロジー、アグロソリューション)から成ります。2025年のBASFの売上高は約600億ユーロでした。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASFの詳しい情報は www.basf.com をご覧ください。
■BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部について
BASFのパフォーマンスマテリアルズ事業本部は、持続可能性と高性能を両立させることで、プラスチック業界の変革をリードしています。材料に関する専門知識、深い業界知見、そして幅広い製品ポートフォリオを活かし、プラスチックのライフサイクル全体にわたる包括的なソリューションを提供するパートナーとして選ばれています。専任のマテリアルフォーカスチーム、強力な研究開発力、そしてお客様に近い場所に展開するグローバルな生産ネットワークを通じて、地域や業界特有のニーズに対応した最適なソリューションを提供しています。当社の製品は、自動車、建築、消費財、産業用途といった主要分野における性能と効率の向上に貢献しています。パートナーの皆さまと共に、より循環型で持続可能な未来に向けた#OurPlasticsJourneyを歩んでいます。2025年、パフォーマンスマテリアルズ部門の世界売上高は64億ユーロとなりました。
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