国内の雹害対応体制を強化し、保険会社・ディーラー・OEMとの連携をさらに推進
DRS Automotive Solutions Japan株式会社のプレスリリース
ペイントレス・デント・リペア(PDR)およびAIを活用した車両損傷スキャンを手がけるDRS Automotive Solutions Japan 株式会社(本社:東京都新宿区、以下 DRSジャパン)は、2026年8月3日付で代表取締役社長に呉 廷河(くれ たいが)が就任したことをお知らせします。呉はDRSジャパンの事業全体を統括するとともに、国内のマーケティング活動を管掌します。
あわせて、設立以来DRSジャパンを率いてきたマレネジオ・ジアスは、同日付で代表取締役を退任し、執行役員 オペレーション統括として引き続き同社のオペレーションを指揮します。今回の体制変更は、事業拡大に向けた分業を目的としたものです。
深刻化する雹(ひょう)害と、復旧体制の整備という課題
近年、日本では短時間で局地的に発生する降雹による被害が増加しています。大規模な雹害が起きると、査定依頼と修理案件が短期間に集中し、保険会社、ディーラー、ボディ&ペイント(BP)センターには、限られた期間で大量の損傷車両に対応するための体制整備が求められます。
DRSジャパンは、国内50名超のPDR技術者とAI車両損傷スキャンによる標準化された損傷評価を組み合わせ、大規模災害時にも稼働を止めない復旧体制を提供してきました。2025年には全国で4,000台以上の雹害車両を復旧しています。
事業とオペレーション、それぞれに責任者を置く体制へ
マレネジオ・ジアスは、DRSジャパンの設立以来、同社を率いて全国規模の雹害対応体制を構築してきました。2025年に埼玉県で新車約1,000台が雹害を受けた案件では、保険会社の要請を受けて技術者とAIスキャナーを現地に投入し、約20日間で全車両をOEM基準で復旧しています。
また、名古屋での雹害対応を経て、ジアスはDRSジャパンのチームによる海外派遣も指揮してきました。複数の国・地域において、日本の保険会社、OEM、およびそのディストリビューターに向けて、保険金請求の対応から雹害車両の修理までを担っています。
新体制では、呉が事業全体と市場開拓を統括し、ジアスがオペレーションと技術面の品質に専念します。事業の拡大に合わせて役割を分けることで、それぞれの領域に責任者を置く体制としました。
コメント
DRSグループ 国際事業シニアアドバイザー クリスチャン・ボトナリウ
日本は、DRSグループにとって最も重要な成長市場のひとつです。今回の就任は、その成長に対する投資だと考えています。参入初年度である2025年の時点で、私たちは雹害が発生した各地で、日本の保険会社、OEM、そのディストリビューターの皆さまを支援することができました。雹害の頻度と規模が増していくなかで、パートナーの皆さまが必要としているのは、規模の拡大に耐えられる経営体制です。
呉には、日本およびアジア各国で事業を拡大させてきた実績があります。人材の採用と育成、拠点網の拡充、そして日本の品質基準に合わせたサービスの標準化。今の私たちの段階に必要なものは、まさにそこです。ジアスがオペレーションに専念することとあわせて、これは日本の経営体制を置き換えるものではなく、拡張するものです。グループとして、日本における人材・拠点・技術への投資を続けてまいります。
DRS Automotive Solutions Japan 株式会社 代表取締役社長 呉 廷河
日本では雹害が年々激甚化・頻発化しており、被害が発生した後にいかに早く、確実に車両を復旧させられるかが、保険会社様やディーラー様の事業継続とお客さま体験を大きく左右します。私たちがお約束したいのは、『交換ではなく修理』を基本に、大規模災害時にも止まらない復旧体制をパートナーの皆さまと共につくることです。グループが世界各地の雹害対応で培ってきたPDR技術とAI車両損傷スキャンの知見を、日本の商習慣と品質基準に合わせて実装し、日本市場に根を張った長期的な事業基盤を築いてまいります。
新体制で注力する3つの領域
① 顧客・市場
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保険会社との戦略的パートナーシップを組み、雹害発生時の車両修理プラットフォームの共創を進めます。
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DRSは車両オーナーへ直接サービスを提供するのではなく、ディーラーの修理キャパシティを補完するB2Bパートナーとして、平時の取引と災害時の即応の両輪で関係を深めます。
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屋外に在庫車両を保管するOEM・フリート事業者に対し、被災後の一括復旧に対応できる体制を提案します。
② 体制・拠点
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東京本社に加え、埼玉・群馬・茨城を軸とした拠点配置により、被災地への到達時間を短縮します。
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大規模災害時には海外の熟練技術者を日本へ派遣する体制を維持しつつ、国内PDR技術者の育成・採用を継続します。
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固定拠点での修理と、被災地へ派遣するモバイルPDRチームを併用し、単一拠点の受け入れ能力を超える規模の被害にも対応できる運用を整備します。
③ 技術・サービス
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AI車両損傷スキャンの配備を国内で拡大し、査定基準の標準化と判断のばらつきの抑制を進めます。
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査定から修理、品質管理までを一気通貫でデジタル化し、査定根拠を可視化することで、保険会社との合意形成を速めます。
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再塗装・部品交換を伴わない「リペアファースト」を徹底し、車両価値を保持しながら環境負荷を低減します。
DRSジャパンは、雹害リスクを「予防(Prevention)」「予測(Prediction)」「対応・復旧(Response & Recovery)」の3つの柱で捉える考え方を発信しています。新体制では、このうち第3の柱である「対応・復旧」の運用設計に特に注力します。
呉 廷河(くれ たいが)略歴
直近では、TopOlefin Technology(中国・浙江省)にてChief Commercial Officer 兼 副社長を務める。それ以前はLANXESSにおいてアジア太平洋(APAC)地域を統括、日本法人の代表取締役社長を歴任した。自動車部品の製造に用いられる樹脂原料の供給・販売を通じて、自動車業界に携わってきた。
韓国生まれ、北京大学にて国際政治学を専攻。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修了。Imperial College London にてMBAを取得。
DRSジャパンの体制とサービス
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PDR(ペイントレス・デント・リペア):再塗装・パテ・部品交換を行わずに凹みを修復し、工場出荷時の塗装と車両価値を保持します。従来の板金・塗装工程を省けるため、リードタイムを大幅に短縮できます。
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AI車両損傷スキャン:1台あたり20秒以内でスキャンを完了し、損傷の自動検出、見積作成、修理前後の品質管理までを標準化します。査定根拠が可視化されることで、保険会社との合意形成が速くなります。
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国内体制:PDR技術者50名超。AIスキャナーは現在8台を配備し、2026年末までに28台へ拡大する予定です。大規模災害時には24時間以内に部隊を展開します。
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拠点:埼玉県、群馬県、茨城県
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品質保証:すべての施工に5年保証を付帯しています。
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対象顧客:保険会社、ディーラー、OEM、フリート事業者、BP(ボディ&ペイント)センター(BtoB専業)
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実績:2025年に日本国内で4,000台以上の雹害車両を復旧。海外ではメキシコにおいて89日間で40,000台を修理した世界記録を有しています。
DRS Automotive Solutions Japan 株式会社について
ドイツ本社の国際企業 DRS グループの一員として、ペイントレス・デント・リペア(PDR)およびAIを活用した車両損傷スキャン技術を専門としています。欧州、北米、中東、オーストラリア、アジアにおいて、OEMメーカー、保険会社、BPセンター、ディーラー網と連携し、標準化された高品質で持続可能な雹害修理サービスを提供しています。
本件に関するお問い合わせ
DRS Automotive Solutions Japan 株式会社
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-4-11 全研プラザビル
E-mail:contact@drs-group.com
Web(日本):www.drs-group.co.jp
Web(グローバル):www.drs-group.com

