フォーミュラE、史上初となる東京ナイトレース ダブルヘッダーがついに開幕

FORMULA E OPERATIONS LIMITEDのプレスリリース

  • ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、2025/26シーズン第14・15戦を7月25日・26日に東京市街地サーキットで開催し、アジアラウンドを締めくくります。

  • 東京大会は今年で3回目の開催。フォーミュラE史上初となる日本市街地ナイトレースが実現し、GEN3 Evoマシンが東京ビッグサイトを舞台に夜の東京を駆け抜けます。

  • 2026 TDK Tokyo E-Prixでは、再生可能燃料(HVO)を使用し、ライフサイクル全体でCO₂排出量を最大90%削減します。

  • 東京大会終了後、選手権は8月15日・16日のロンドン大会(第16・17戦)でフィナーレを迎えます。

ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、2025/26シーズン最後から2番目となるレースウィークを迎えます。アジア3連戦の締めくくりとして開催されるのが、2026 TDK Tokyo E-Prixです。

GEN3 Evoマシンにとってアジアで最後のレースとなる今大会では、巧みに設計された全長2.58kmの東京市街地サーキットに挑みます。東京湾を望む絶好のロケーションに位置し、象徴的な東京ビッグサイトを囲むように設けられたこのサーキットは、18のコーナーを持つコンパクトかつテクニカルなレイアウトとなっており、ドライバーたちに高い技術力を要求します。

今年は、フォーミュラEが日本で開催するレースとして初めて、両日ともナイトレースとして開催されます。レースは両日とも日本時間20時にスタート。ライトアップされた東京ビッグサイトを背景に、電動モータースポーツ最高峰の戦いが夜の東京を彩り、これまでにない迫力と魅力を届けます。

フォーミュラEと東京都とのパートナーシップは、ゼロエミッション東京戦略およびゼロエミッションビークル(ZEV)普及施策の重要な柱となっています。3年連続となる東京大会の開催を通じて、東京都は世界的な注目を集めるスポーツイベントを活用し、2050年までのCO₂排出実質ゼロを目指す気候変動対策をさらに加速させていきます。

2026 TDK Tokyo E-Prixは、2025/26シーズンの最後から2番目のレースウィークとなります。ドライバーズランキング首位争いはわずか9ポイント差、チームランキングも6ポイント差という接戦となっており、タイトル争いはこれまで以上に白熱しています。注目は、上海大会でミッチ・エバンスを逆転し、ドライバーズランキング首位に立ったパスカル・ウェーレインです。昨年の東京大会では2位表彰台を獲得しており、東京コースとの相性の良さも期待されています。

一方で、シトロエン・レーシングフォーミュラEチーム代表であるシリル・ブレ氏の訃報を受け、東京大会ではシトロエン・レーシング フォーミュラEチームをはじめ、フォーミュラEコミュニティ全体がその功績を称えるさまざまな追悼を実施します。その一環として、土曜日の第1レース開始前にはグリッド上で1分間の黙祷が捧げられます。

■ナイトレース・ダブルヘッダーで帰ってきた2026 TDK Tokyo E-Prix

オリバー・ローランド(No.1/日産フォーミュラEチーム)は次のようにコメントしています。

「東京に戻って来られるのは、いつも特別な気持ちになります。日産にとってホームレースであるこの大会は、チーム全員が楽しみにしているイベントであり、サーキットの雰囲気も本当に素晴らしいです。私はこのコースを走るのが好きですが、今回は初めてナイトレースになるので、夜のコンディションでどのように変化するのか非常に興味があります。タイトル争いにおいて非常に重要な週末になるので、すべてをうまくまとめ上げ、ホームのファンの前で良い結果を届けられることを願っています」

ルーカス・ディ・グラッシ(No.11/ローラ・ヤマハ ABTフォーミュラEチーム)は次のようにコメントしています。

「ローラ・ヤマハABTにとって初勝利を挙げることができたのは、自分のキャリアの中でも本当に特別な瞬間でした。そして、この2シーズン懸命に努力を続けてきたチームにとっても、大きな励みになったと思います。私が初めてフォーミュラEで中国を走った時も優勝しました。そして今回、中国での最後のレースでチームに2度目の表彰台、そして初優勝をもたらすことができ、この章を締めくくる最高の形になりました。さらに、この勝利によってローラが国際フォーミュラカテゴリーすべてで勝利を収めたことになり、それも非常に特別な意味を持っています。そして、この結果をヤマハのホームレースである東京大会の直前に残せたこともうれしく思います。昨年も日本では速さを見せ、第2レースでは10ポイントを獲得しました。今年もその結果を再現し、できればそれ以上の成績を収めたいと思っています」

■2026 TDK Tokyo E-Prixで輝くサステナビリティ

  • 東京都との連携によるGX(グリーントランスフォーメーション)の推進

東京ビッグサイトでは、2026 TDK Tokyo E-Prixと東京都の「GX Action」が連携し、クリーンエネルギーへの転換をテーマとした特別イベントを開催します。来場者は両イベントを自由に行き来することができ、GX Actionで展示される最先端技術と、フォーミュラEが示す電動モビリティの未来を一度に体験できます。

  • 効率的で持続可能な電力供給

2026 TDK東京E-Prixの運営は、フォーミュラEと東京都が共有するサステナビリティ目標を体現しています。今回のナイトレース開催に伴い新たに必要となる電力インフラには、持続可能な燃料であるHVO(Hydrotreated Vegetable Oil=⽔素化脱揮発性植物油)を採用しています。さらに、HVOとサーキット内の蓄電池システムを組み合わせることで、エネルギー効率を高めるとともに、電力需要のピーク時に送電網へかかる負荷を軽減します。この大会は、大規模な国際イベントにおいて、多様な再生可能エネルギーを組み合わせた新しい運営モデルを示すものとなります。

  • 使い捨てプラスチックの削減

ファンビレッジでは、使い捨て容器の削減を目的として、来場者に繰り返し利用できるエコカップを配布します。会場内には無料で給水できる給水ステーションを設置し、自由に補給できるようにします。また、飲食出店者には使い捨てプラスチックの使用を最小限に抑え、リサイクル可能な包装材の使用を義務付けています。

  • サステナブル・アーバンツーリズム

環境に配慮した都市観光を促進するため、東京都は大会期間中、都内のサステナビリティに関するスポットを巡るデジタルスタンプラリーを実施します。この取り組みは、廃棄物を発生させることなく市民の参加を促し、サステナビリティへの理解を深めることを目的としています。参加者にはグランドスタンドチケットやドライバーとのMeet & Greetなど、豪華賞品も用意され、地域全体と大会をつなぐ取り組みとなっています。

  • Better Futures Fund

フォーミュラEは、東京社会福祉協議会とのパートナーシップを継続し、市内の児童養護施設で暮らす子どもたちを支援するため、25,000ユーロを寄付します。この取り組みでは、施設でのインタラクティブなデザインワークショップの開催に加え、コミュニティデーにはファンビレッジステージで公式セレモニーも実施されます。

  • Community Day

従来実施してきた地域交流プログラムをさらに拡大し、約4,000人の地域住民を招待する「ソフトオープンイベント」として開催します。来場者はレース本番前日に、ファンビレッジへの特別入場 、ピットレーンウォーク、フリー走行の観戦 などを楽しむことができます。さらに、本格的な盆踊りイベントも開催され、TDK、ヤマハ、帝人の協賛による限定デザインの手ぬぐいが記念品として配布されます。

  • FIA Girls on Track

FIA Girls on Trackが今年も東京で開催されます。12歳から25歳までの最大120名の女性が参加し、モータースポーツの舞台裏を体験できる1日限りの特別プログラムです。参加者にはレース観戦チケットが提供されるほか、一部の参加者は表彰式でのプレゼンター役など特別な役割も担当します。

プログラムでは、KYOJO CupドライバーとのキャリアQ&A 、eカート体験 、レーシングシミュレーター 、STEM(科学・技術・工学・数学)ワークショップ 、フラッグマーシャル講習 など、さまざまな体験型プログラムが実施されます。本プログラムはグローバルパートナーのHankookと、ローカルパートナーである東京都GX Actionの支援のもと実施され、参加者に学びと業界との貴重なネットワークづくりの機会を提供します。

  • Change. Accelerated. Live Tokyo presented by TDK & BloombergNEF

レースウィークの金曜日には、「Change. Accelerated. Live Tokyo」を開催します。持続可能なエネルギーや気候変動対策の分野で活躍する産業界のリーダー、政策立案者、専門家が登壇し、公平でネットゼロな社会の実現に向けた取り組みについて議論を交わします。

■シーズンここまで

2025/26 ABB FIAフォーミュラE世界選手権は残り4戦となり、タイトル争いはこれまで以上に熾烈さを増しています。パスカル・ウェーレインがミッチ・エバンスを逆転してドライバーズランキング首位に立ちました。一方、上海大会ではDNS(スタートできず)という悔しい結果に終わったエバンスは、巻き返しを狙っています。シーズン開幕戦ブラジルでは、ジェイク・デニスがジュリアス・ベア・ポールポジションを勝利へとつなげ、Andrettiに今季初優勝をもたらしました。

続くメキシコシティでは、ニック・キャシディが13番グリッドから見事な追い上げを見せて優勝。シリーズ参戦わずか2戦目にして、Citroën Racingにシングルシーターカテゴリー初勝利をもたらしました。

マイアミ・インターナショナル・オートドロームでは、Jaguarのミッチ・エバンスがキャリア15勝目を挙げ、フォーミュラE歴代最多勝記録の単独トップに立ちました。ジェッダでは、パスカル・ウェーレインがポルシェで第1レースを制覇。また、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、新たに加入したJaguar TCS Racingで初優勝を飾りました。

その勢いは続き、フォーミュラEが初開催となったマドリード・ハラマ・サーキットでは、ダ・コスタが2戦連続優勝を達成しました。ベルリンでは、ニコ・ミュラーが母国ファンを沸かせる”PINK PIG(ピンクピッグ)”仕様のポルシェカラーリングで自身初優勝を達成。その翌日には、ミッチ・エバンスが17番手スタートから戦略と卓越したドライビングで劇的な逆転優勝を飾りました。

モナコでは、ニック・デ・フリースがマヒンドラにGEN3時代初勝利をもたらし、長く続いた未勝利期間に終止符を打ちました。翌日のレースでは、前年に続きオリバー・ローランドがモナコで圧巻の走りを披露し、再び優勝を飾りました。

中国3連戦の初戦となった三亜では、ジェイク・デニスがポールポジションから優勝まで完璧なレース運びを見せ、最大ポイントを獲得。ランキング5位へ浮上しました。

そして直近の上海大会では、パスカル・ウェーレインがポールポジションから危なげないレース運びで優勝し、タイトル争いに再び勢いを取り戻しました。翌日のレースでは、今シーズン最も驚きの展開の一つが生まれました。今季限りでの現役引退を表明しているルーカス・ディ・グラッシが、大胆なセットアップ戦略を成功させ、最後尾スタートからローラ・ヤマハABTにチーム初優勝をもたらしました。

東京大会を前に、ドライバーズランキングでは首位パスカル・ウェーレインと2位ミッチ・エバンスとの差はわずか9ポイント。チームランキングではジャガーが首位を守り、ポルシェに6ポイント差をつけています。

一方、マニュファクチャラーズランキングではポルシェが384ポイントで首位に立ち、ジャガーは50ポイント差の2位につけています。

■2026 TDK Tokyo E-Prix 放送情報

ファンの皆様は、お住まいの地域での放送情報を公式サイトからご確認いただけます。

2026 Tokyo E-PrixはJ SPORTSBSフジで放送予定です。放送日時など詳細は各ウェブサイトでご確認ください。

レースは日本時間20時05分にスタートします。また、2026 TDK Tokyo E-PrixはtalkSPORTでもライブ中継されます。

<Infosys提供 のRace Centre>

フリー走行からチェッカーフラッグまで、すべてのセッションをRace Centreでお楽しみいただけます。

AIによる実況やリアルタイム分析、詳細なレーストラッキングなどを通じて、まるで現地にいるかのような観戦体験を提供します。

Amazon Prime Videoのドキュメンタリーも注目

フォーミュラEによるドキュメンタリーシリーズ「Formula E:Driver」がAmazon Prime Videoで配信されています。シーズン10、11のドライバーの「リアル」を捉えた、各シーズン全4話構成の緊迫感あふれるシリーズです。以下のリンクよりご覧いただけます。

https://www.amazon.co.jp/Formula-E-DRIVER/dp/B0F2B59FLP

「TOKYO GX ACTION」について

東京都は、2035年までに2000年比で温室効果ガス排出量60%以上削減、また、2050年のゼロエミッション東京の実現に向け、化石燃料からクリーンエネルギー中心の社会へと転換するGXの取組を加速させていきます。「TOKYO GX ACTION」は、都民一人ひとりがGXを理解し、行動を変えていくことを目指し、年間を通じて最新のGX技術などを広く発信していくためのプロジェクトです。東京大会は、このプロジェクトと連携し、様々な取組を進めています。

フォーミュラEとABB FIAフォーミュラE世界選手権について

ABB FIA フォーミュラE世界選手権は、モータースポーツの次なる進化を体現する、世界初のオール電動レースシリーズです。フォーミュラEは、イノベーションとスピードそして迫力あるレースが融合する実験フィールドとして展開されています。本選手権は通算150レースという節目を達成し、ポルシェ、ジャガー、日産、ステランティス、マヒンドラ、ローラ・カーズなど、世界的自動車メーカーにとって、将来の都市型モビリティを形作る電気自動車(EV)技術を開発・改良する重要な実証の場となっています。

フォーミュラEのパフォーマンスを根底から支えているのは、社会的・環境的インパクトを最優先に考える姿勢です。フォーミュラEは社会的・環境的な透明性において高い基準を掲げる姿勢が評価され、B Corp認証を取得した世界で初めてかつ唯一のスポーツです。さらに、創設以来カーボン・ネットゼロを達成している世界唯一のスポーツであり、最近ではBSIネットゼロ・パスウェイ認証を世界で初めて取得するなど、科学的根拠に基づく気候変動対策における新たなグローバルベンチマークを打ち立てています。

スポーツ界の革新的なチャレンジャーとして、フォーミュラEは予測不可能な接戦が魅力のシリーズです。11シーズンで10人の異なるチャンピオンが誕生しており、世界選手権レベルのスポーツの中でも屈指の競争力と開放性を備えたタイトルであることを証明しています。アクセシビリティへのコミットメントと、世界トップクラスのドライバーとメーカーがそろう環境のもと、フォーミュラEはエリートスポーツ常識を書き換え続け、目的意識ある野心と大胆な行動を重んじる次世代のファンを惹きつけています。

ABB FIAフォーミュラE世界選手権やTokyo E-Prixの最新情報は、フォーミュラE東京大会公式Xアカウントの他、新たに公開したフォーミュラE公式日本語サイトでも発信しています。チケット発売情報を含む最新ニュースをぜひご確認ください。

トップページ:https://www.fiaformulae.com

Tokyo E-Prix 公式日本語サイト:https://jp.fiaformulae.com

HVO燃料について

2026 TDK Tokyo E-Prixでは、ナイトレース用の照明設備を含むレース運営に使用される電力は、従来のディーゼル燃料の代替となる植物由来燃料であるHVO(Hydrotreated Vegetable Oil=

⽔素化脱揮発性植物油)によって発電される予定です。HVOは従来のディーゼル燃料と比較して、CO₂排出量を大幅に削減できるという利点があります。2025年の東京E-Prixでは、HVOの使用により、従来のディーゼル燃料と比べて21.3トンのCO₂排出削減が実現されました。

ABBについて 

ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのグローバルテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。エンジニアリングとデジタル化の専門知識を結び付けることで、産業のパフォーマンスを高め、効率性、生産性、持続可能性を向上させ、優れた成果を生み出せるよう支援します。私たちは、これを「Engineered to Outrun」と呼びます。140年以上の歴史を有し、世界中に110,000人以上の従業員を擁するABBは、スイス証券取引所 (ABBN) および ナスダック・ストックホルム (ABB) に上場しています。

https://global.abb/

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