量産機「SKYDRIVE(SD-05型)」の機体軽量化を支える構造部品の製造パートナーとして、スペイン有数の航空宇宙複合材メーカーAirtificial社と提携

株式会社SkyDriveのプレスリリース

 コンパクトな「空飛ぶクルマ」(※1)の開発・製造・販売を行う株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「SkyDrive」)は、ファンボロー国際航空ショー2026において、スペイン有数の航空宇宙複合材メーカーのAirtificial Aerospace & Defense, S.A.U.(以下、「Airtificial」)と、量産機「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」の主要構造を担う複合材部品の製造・供給に関する契約の締結を発表しました。

 

 本契約に基づき、SkyDriveはAirtificialから軽量な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の主要および二次構造部品を調達します。

■    本提携の主なポイント

  • 機体を軽量化する構造部品の製造:軽くて頑丈な炭素繊維(CFRP)を使い、機体の骨組みや外装となる重要な構造部品と、それらを組み合わせたパーツを製造します。

  • 世界基準の厳格な品質管理:型式証明などをクリアするため、最高レベルの航空宇宙品質基準(AS9100、AS9102、AS9145、およびNADCAP)に則ってすべての部品を製造します。

  • 海外の製造拠点の確保:航空宇宙分野で高い技術を持つスペインのAirtificialが加わることで、SkyDriveの国際的な部品供給網(サプライチェーン)に、安定した欧州の拠点が確立されます。

■    型式証明の取得と、拡張性のある欧州製造拠点の確保に向けて

 空飛ぶクルマには、高電圧の推進システムや先進的な機体構造が採用されるため、バッテリー効率を高めて航続距離を延ばすには、安全性を徹底しながら機体を軽量化することが極めて重要です。この厳しい条件をクリアするために、高性能な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)複合材料が欠かせません。

 

 SkyDriveは、これらを担う構造部品の製造パートナーとしてAirtificialを選定しました。Airtificialは、航空宇宙分野の高度な技術と、設計から製造までを一貫して行う体制を駆使し、最も高い安全基準を満たす、飛行に不可欠な複雑な構造部品を供給します。

■    各コメント

Airtificialグループ CEO Guillermo Fernández de Peñaranda 氏

 SkyDrive社との合意は、単なる一契約に留まらず、当社の長期的な成長戦略が実を結んだことを証明するものです。欧州やアジアをはじめとするグローバル市場で主要なお客様を支援し、高付加価値な最先端の技術分野へと事業を広げ、常に優れたオペレーションを提供してきた当社の実力が評価された結果であると、深く実感しています。また、イノベーションを核とする当社にとって、世界をリードする空飛ぶクルマのプログラムに参画し、次世代モビリティの変革に貢献できることは大変光栄です。当社が30年以上にわたり培ってきた先進複合材料の技術と知見をこの素晴らしいプロジェクトに注ぎ込み、次世代の航空宇宙技術を支える信頼性の高いパートナーとして、その役割をしっかりと果たしてまいります。

 

株式会社SkyDrive 最高技術責任者 Arnaud Coville

 世界の航空イノベーションの最高の舞台であるファンボロー国際航空ショーにおいて、Airtificial社との提携を発表できることを大変嬉しく思います。Airtificial社は、複合材料において幅広い能力を持つ、実績のある航空宇宙サプライヤーです。基本設計の段階における彼らの柔軟性とサポートは非常に心強く、また迅速な治工具の製作能力により、部品供給のリードタイムを大幅に短縮することができました。高度な製造技術における同社の優れた専門知識は、私たちが国際的な型式証明の取得と2028年の商用運航開始に向けて歩みを加速させる上で、まさに理想的なパートナーです。

■    Airtificial Aerospace & Defense, S.A.U. について

Airtificialは、自動車、民間航空宇宙、防衛、インフラ、その他の産業セクター向けに、ロボティクスや人工知能などの最先端技術と人の連携を融合させ、より持続可能な発展に寄与するグローバルかつ革新的な設計・製造ソリューションを提供しています。スペインの連続取引市場(Continuous Market)に上場しており、欧州、アメリカ、アジアの主要市場を含む18カ国で事業を展開し、持続可能で競争力のある成長を通じて、顧客企業の産業プロセスのデジタル変革、自動化、最適化に貢献しています。

https://airtificial.com/

※1  空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。

 

 引用元:国土交通省(令和8年3月付)https://www.mlit.go.jp/koku/content/001994084.pdf

≪株式会社SkyDrive 概要≫

設立

2018年7月

代表者

代表取締役CEO 福澤知浩

URL

https://skydrive.co.jp/

所在地

豊田本社:愛知県豊田市挙母町2-1-1

豊田開発センター:愛知県豊田市西中山町山ノ田20-2

豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区

名古屋空港オフィス:愛知県西春日井郡豊山町大字豊場 県営名古屋空港2F

東京オフィス:東京都千代田区平河町1-3-13 平河町フロントビル3F

大阪オフィス:大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第一ビル8F

山口テストフィールド:山口県山口市阿知須

子会社

株式会社Sky Works:静岡県磐田市 

SkyDrive America, Inc. : Beaufort, South Carolina 29902, U.S.A.

株式会社AlterSky:愛知県豊田市

事業内容

「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、愛知県豊田市を主拠点にコンパクトな「空飛ぶクルマ」を開発し、静岡県磐田市のスズキグループの工場で製造を開始しています。官民協議会の構成員として制度設計にも関与、2020年に日本で初めて公開有人飛行試験に成功、2025年には大阪・関西万博にてデモフライトを実施しました。2028年のサービス開始を目指し、引き続き機体開発に努めてまいります。

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