【調査レポート】中古車オークションの成約額を最大化する「売切設定」を調査

売切金額の高値設定は相場付近で入札が失速。スタッフの助言に基づく「相場に準拠した売切金額設定」がバイヤーの競争心理を活性化させ、最終金額を相場の112%へ押し上げる

クイック・ネットワーク株式会社のプレスリリース

中古車オークション形式の車買取サービス「セルカ」を運営するクイック・ネットワーク株式会社(代表取締役:田畑 翔利、本社:兵庫県神戸市)は、2025年4月から2026年4月までのオークション実績に基づき、出品時の「売切金額(最低希望落札価格)」の設定が最終成約価格に与える影響について調査を実施いたしました。

本調査の結果、高く売却したいという心理から売切金額を高く設定しすぎると、逆にバイヤーの入札意欲を減退させ価格が伸び悩む一方、相場を意識した堅実な売切金額を設定した車両ほど、最終成約額が上昇するという結果が明らかになりました。


■ 本レポートにおける用語の定義

売切金額(最低希望落札価格)

出品者が設定する「この金額以上であれば必ず売却する」という最低金額です。入札額がこの金額に達した時点で「売切ランプ」が点灯し、売却が確定します。なお、この設定金額はバイヤー側には非公開で競りが行われます。ただし、売切ランプが点灯したことはバイヤーにも見えるため売切を超えたか否かは確認できます。

相場

セルカではお車の検査時、お客様のお車の検査結果と直近の膨大な市場データを照合し、その時の市場想定価格を算出しています。

上限値と下限値を算出しており、本リリース内では、下限値を「相場」と表記し、分析・解説を行っています。


■ 調査概要

調査対象: 「セルカ」における中古車オークション出品・入札データ

調査期間: 2025年4月~2026年4月


■ 調査結果:相場に近い売切金額設定が、競りを盛り上げる。

売切金額への到達車両・非到達車両で分けて調査した結果、出品者が「売切金額をどの程度に設定したか」の違いが、最終的な入札回数・入札金額に差をもたらしていることが判明しました。

項目

売切到達

売切非到達

相場に対して何%で売切金額を設定したか

100.8%

136.9%

相場に対して何%の金額で売れたか

112.2%

105.1%

平均入札回数

34.6回

21.7回

2025年4月〜2026年4月(対象データ:セルカオークションにおける実績より算出) 


調査の結果、売切金額を超える入札があった車両は、セルカスタッフの調査データにおける市場相場に近い金額を売切金額に設定していたことが分かりました。バイヤー同士の競り合いにより入札回数は平均で34.6回まで到達。最終金額も相場対比112.23%まで引き上がって成約しています。

一方で、売切金額を超えなかった車両は、相場を上回る強気な売切金額設定となっていました。入札回数は平均21.7回にとどまっており、最終入札金額も相場を5%超える程度となりました。

この結果は、「高く売りたいから」と売切金額を高く設定するほど最終価格は伸び悩み、逆に相場を基準に低めに抑えて設定するほど最終価格は跳ね上がるという、オークションにおける事実を示しています。最高値での売却を実現するためには、初期設定の段階でいかに「主観的な高望みを抑え、客観的な市場相場に合わせられるか」が極めて重要な分岐点となります。 


■ 分析:なぜ初期設定を低めに抑えた方が最終価格は高くなるのか

バイヤーに売切金額が隠されているオークションにおいて、なぜ「初期設定を低く抑えた方(スタッフ推奨)が高く売れる」のか。そこには以下の心理的なメカニズムの存在が考えられます。

1. 主観による「高すぎる壁」はバイヤーを離脱させる

売切ランプが未点灯に終わった車両でも、バイヤーは平均的に相場の105.1%まで入札しています。しかし、売切設定が高すぎるため、いくら入札してもランプが灯る気配がありません。バイヤーは金額を知らないからこそ、「この出品者は相場を大きく逸脱した高望みをしている。これ以上追っても商談不成立になり、時間の無駄になる」と冷静に判断し、途中で入札を諦めてしまいます。


2. 「戦略的低め設定」が、バイヤーの競争心理を加速させる

一方、入札金額が届きやすい現実的なラインに売切金額が設定された車両は、競りの早い段階で売切ランプが点灯します。

売切金額が分からないバイヤーにとって、ランプが点灯することは、「競り勝てばこの車は確実に手に入る」という本格的な競合い開始の合図となります。他社に競り勝つ必要から平均34.6回という激しい入札の応酬が発生します。

売切金額を相場を基準に適切に設定することで、バイヤー同士の競争を発生させ、最終価格を限界まで上げる原動力となります。


高額売却を実現する 売切金額設定のコツ

1.データに基づいた適切な価格設定が有効

売切金額を低めにコントロールすることは、決して「安売り」を意味しません。むしろ、バイヤーの競争心理に火をつけ、最終価格を相場以上へと押し上げるための「最もスマートな戦略」です。高く設定しすぎると、入札が伸び悩むばかりか、本来売れるはずだったポテンシャルの高い車両の売却すら逃してしまうリスクがあります。


2.セルカ検査員のサポートを利用

最終的な設定金額は出品者様が決定しますが、セルカの検査員は「どのラインに設定すれば、最もバイヤーが競り合うか」を熟知したプロフェッショナルです。最新の市場データとバイヤー心理を掛け合わせ、出品者様単独では導き出せない「最高値を引き出すための戦略的価格(最適値)」をご提案し、成約額の最大化をサポートします。


■ 勝ち抜き査定「セルカ」について

勝ち抜き査定「セルカ」は、クイック・ネットワーク株式会社が運営する、“手間なく、そして最高値で売りたい”ユーザーのために設計された業界最大級※1のCtoBオークションサービスです。 全国8,000社以上※2の中古車販売事業者が参加するオークションにおいて、入札による競り合いで価格が決定される仕組みを採用。多くの事業者に入札機会を提供しております。高額売却を目指す上ではできるだけ多くの買い手に値付けされることが必要となる車の売却において、効率的かつ効果的な仕組みとなっています。

また、従来は旧態依然とした構造が指摘されてきた中古車流通をEC化することで、取引プロセスの効率化と透明性の向上を推進し、煩雑な手続きを行うことなく、ユーザーは納得感のある価格で車を売却することを実現しています。 さらに、複数の事業者による入札によって価格が競り上がっていくプロセスを可視化することで、単なる売却にとどまらず、「自分の車が評価され、価値が高まっていく」実感やワクワク感を得られる体験を提供している点も、セルカならではの特長です。

※1:自社調べ(2026年3月時点。国内CtoB中古車オークションサービスにおける参加事業者数および取扱実績を基に算出) 

※2:2026年6月時点。

【サービス概要】

サービス名: 勝ち抜き査定「セルカ」

強み: 全国8,000社以上のバイヤー様ネットワーク、売却アドバイザーによる売却支援

利点: 電話ラッシュなし、査定1回、成約手数料一律33,000円(税込)※3

公式サイト:https://www.sellca-sellcar.com/?source=prtimes

※3 2026年6月時点での金額

【会社概要】

会社名:クイック・ネットワーク株式会社

代表者:代表取締役社長 田畑 翔利

所在地:〒650-0037 兵庫県神戸市中央区明石町44 神戸御幸ビル4F

コーポレートサイト:https://quicknetwork.co.jp/


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