トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社のプレスリリース

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は、トライアンフ・ファクトリー・レーシングのギレム・ファレスとカムデン・マクレランがMXGPフランス大会においてTF 250-Xを駆り、ブランド史上初となるグランプリでのワンツーフィニッシュを達成したことをお知らせいたします。
トライアンフ・ファクトリー・レーシングがMXGPフランス大会において歴史的な快挙を達成した。ギレム・ファレスがTF 250-Xを駆り、両ヒート優勝(1-1)の完璧な成績で他を圧倒し総合優勝した。さらにチームメイトのカムデン・マクレランが総合2位に入り、トライアンフはFIM MX2モトクロス世界選手権への参戦開始からわずか3年目で、ブランド史上初となるグランプリでのワンツーフィニッシュを達成した。

予選レースで小さな転倒があったものの、ギレム・ファレスは4週間のインターバルを経て再開されたフランス大会を通じて、ほぼ完璧な走りを披露した。決勝第1ヒートでは3番手からスタートすると、わずか数周でトップに浮上。その後はTF 250-Xを巧みに操り、圧倒的なスピードと安定したレース運びでライバルを寄せ付けることなくレースを支配した。
第2ヒートはさらに見応えのあるレースとなった。ファレスは再び3番手からスタートし、今回は2番手を走るチームメイトのマクレランを追う展開に。23歳のファレスは2周目にマクレランをかわして2番手に浮上すると、レースリーダーの背後で冷静にチャンスをうかがった。そして残り3周となったところで首位奪取に成功。その後、最終コーナーまでマクレランから激しいプレッシャーを受け続けたものの、見事トップチェッカーを受けた。これによりファレスは両ヒート優勝となる完璧な「1-1」の成績で総合優勝を達成、自身のキャリア初となるグランプリ優勝を飾った。

マクレランもまた、フランス大会ではファレスに劣らぬ見事な走りを披露した。第1ヒートではスタートをうまく決めることができず、最終的に3位でフィニッシュするまで懸命な追い上げを強いられた。しかし総合表彰台獲得の可能性を残したまま迎えた第2ヒートでは、スタートを大きく改善。レース序盤から好位置につけ、ヒートを通じてファレスをぴたりと追走した。マクレランは2度にわたりチームメイトと並びかける場面を作ったものの、首位奪取にはあと一歩及ばなかった。それでも2位でチェッカーを受けたことで総合2位を獲得し、トライアンフ・ファクトリー・レーシングにとって歴史的なワンツーフィニッシュを実現。表彰台の2番目のステップに立つこととなった。

トライアンフがFIM MX2モトクロス世界選手権という世界屈指の激戦カテゴリーに参戦した2024年以来、チームはTF 250-Xの開発と改良を着実に進め、常に上位争いに加われる競争力を築いてきた。参戦初年度には、ミケル・ハーラップがアルゼンチン・パタゴニアで開催されたトライアンフ・ファクトリー・レーシングのデビュー戦で驚異的な表彰台獲得を達成。さらにその数戦後のサルディニア大会では、マクレランがチームにとって2度目となる表彰台フィニッシュを記録している。
2025年シーズンには、MX2クラスの年齢制限によりミケル・ハーラップがアメリカへ活動の場を移したことで、カムデン・マクレランにギレム・ファレスが加わった。この新たなコンビはともに表彰台を獲得する活躍を見せ、マクレランはシリーズ第5戦、イタリア・トレンティーノ大会において、トライアンフおよびTF 250-Xにとって初となるヒート優勝を達成した。一方のファレスも勢いを見せ、シリーズ第10戦ドイツ・トイチェンタール大会で自身初となるヒート優勝を記録。両ライダーはトライアンフのMX2プロジェクトの成長を力強く後押しした。
今シーズン、マクレランは選手権第2戦のスペイン・アンダルシア大会で、トライアンフにとって史上初となるグランプリ総合優勝を達成した。これは英国メーカーにとって記念すべき快挙となったが、先週末のフランス大会では、ファレスとマクレランがTF 250-Xで歴史的なワンツーフィニッシュを飾ったことで、その歓喜はさらに大きなものとなった。第6戦終了時点で、トライアンフは今シーズンすでに7回の表彰台獲得を記録しており、そのうち2回は総合優勝を達成。また、これまで開催されたレースでは1戦を除くすべてで表彰台に上がるなど、圧倒的な安定感と競争力を示している。
▼ギレム・ファレス選手
「ついに自身初となるグランプリ総合優勝を達成できて、本当に素晴らしい一日になりました!しかも2ヒートとも優勝できたことで、さらに特別なものになりました。チーム全員がこの瞬間のために本当に懸命に努力してきたので、一緒にこの結果を成し遂げられたことを心から嬉しく思います。
第1ヒートではまずまずのスタートを決め、その後すぐに何台かを抜いて2番手まで順位を上げました。トップを走っていたライダーが転倒した際にそのチャンスを活かし、そのまま優勝することができました。第2ヒートでも良いスタートを切り、再び2番手までポジションを上げました。首位を狙って仕掛ける機会をうかがっていましたが、このコースはオーバーテイクが難しかったので、相手にプレッシャーをかけ続けてミスを誘うことに集中しました。そして残り約5分のところでパスに成功し、そのままヒート優勝を手にすることができました。本当に素晴らしい一日でした。」
▼カムデン・マクレラン選手
「ラカペル=マリヴァルでの今週末は、全体的に良い一日になりました。両ヒートともまずまずのスタートを切ることができました。第1ヒートでは少し後方からの展開になりましたが、着実に順位を上げていき、最終的には3位まで浮上することができました。
第2ヒートではさらに良いスタートを決めることができ、オープニングラップも非常に良い走りができたことで、ギレムに抜かれるまでは2番手を維持していました。その後はレースの大半で彼を追い続け、終盤数周で勝負を仕掛けました。結果として、フィニッシュラインまで優勝を争う接戦になりました。総合成績としては3位と2位で、総合2位を獲得することができました。週末を通して振り返れば、非常に前向きな結果だったと思います。」
▼ヴィンセント・ベレーニ:トライアンフ・ファクトリー・レーシング チームマネージャー
「今週末は4週間のインターバルを経て迎えたレースだったため、正直なところ未知数な部分もありました。世界選手権シーズン中にこれほど長いブレイクがあるのは珍しいことですが、私たちは冬季オフシーズンと同じようなアプローチを取りました。レースには出場せず、改善すべきポイントに集中し、ライダーとともに取り組みながら、マシンの開発を継続してきました。
そして今週末、その努力が確実に実を結んだことが証明されました。両ライダーとも素晴らしい走りを見せてくれましたし、すでに土曜日の時点で大きな可能性を感じていました。ギレムが1-1で総合優勝、カムデンが3-2で総合2位を獲得し、チームとしてワンツーフィニッシュを達成できたことは本当に素晴らしい成果です。私たちはここで小さな歴史を刻むことができましたし、チーム全員にとって非常に誇らしい瞬間となりました。また、この結果は現場のスタッフだけでなく、オフィススタッフやトラックドライバーを含む、舞台裏で支えてくれているすべてのメンバーの功績でもあります。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれましたし、その努力の成果が今こうして結果として表れています。
私たちはこのまま集中力を維持し、引き続き努力を重ね、この勢いを保っていかなければなりません。なぜなら、今や私たちは再びチャンピオンシップ争いの真っただ中にいるのですから。」
▼イアン・キンバー:トライアンフ モーターサイクルズ グローバルレーシングプログラム責任者
「ライダーたち、そしてこのプロジェクトに関わるすべての人々にとって、本当に素晴らしい結果となりました。ギレムが両ヒート優勝(1-1)を達成し、さらにチームとして総合1位・2位を独占できたことを非常に誇りに思います。本当に信じられないような成果です。二人のライダーが表彰台の最上位のステップに立つ姿は、チーム全員の努力と献身の証そのものです。その積み重ねがなければ、私たちは今のような強いポジションに立つことはできなかったでしょう。今回の結果は、これから続く数多くの素晴らしい成果の始まりに過ぎないと確信しています。」
TF 250-X全国の正規販売店にて好評発売中

TF 250-Xは現在、トライアンフのモトクロス/エンデューロ正規販売店(トライアンフ東京ベイ、トライアンフ浜松、トライアンフ福岡、トライアンフ鹿児島)にて販売中です。
価格:1,099,000円(税込み)
リッキー・カーマイケルやイバン・セルバンテスといったオフロードレース界のレジェンドたちとの共同開発により誕生したTF 250-Xは、13,750rpmで最高出力47.3PSを発揮。さらに、レースで実証された超軽量シャシーを採用することで、ライバルを上回るパワーウエイトレシオを実現し、卓越した俊敏性とバランス性能を提供します。
TF 250-Xには、クラス最高峰のKYB製サスペンションをはじめ、ブレンボ製ブレーキ、プロテーパー製ハンドルバー、D.I.D製ホイールを標準装備。さらに、ローンチコントロール、トラクションコントロール、クイックシフター、デュアルエンジンマップなど、レース仕様の先進電子制御システムも搭載しています。
また、洗練されたボディワークとトライアンフ・パフォーマンスイエローのグラフィックが、スタートゲートでひときわ存在感を放つアグレッシブなスタイリングを演出しています。
お客様お問合せ先
トライアンフコール:TEL 03-6809-5233
トライアンフ WEBSITE:http://www.triumphmotorcycles.jp/
トライアンフについて
● 1902年に創業したトライアンフ・モーターサイクルズは、2022年にモーターサイクル製造120周年を迎えました。30年以上にわたり英国レスターシャー州ヒンクリーを拠点とするトライアンフは、本物志向のデザイン、個性、存在感、そして高いパフォーマンスを融合させた、数々のアイコニックなモーターサイクルを生み出し続けています。
グローバルで成長を続ける英国モーターサイクルブランド
● トライアンフは最新の会計年度(FY25:2024年7月〜2025年6月)において、過去最高となる141,683台のモーターサイクルを販売しました。68カ国・950店舗におよぶディーラーネットワークを通じたこの実績により、トライアンフ・モーターサイクルズは英国最大のモーターサイクルメーカーとしての地位を改めて確固たるものにしています。
● 現在トライアンフは、世界で約3,000人の従業員を擁し、英国、北米、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本、スウェーデン(スカンジナビア)、ベネルクス、ブラジル、中国、タイに子会社を展開しています。さらに、各国の独立系ディストリビューターネットワークを通じてグローバルに事業を展開しています。また、生産拠点として英国レスターシャー州ヒンクリーおよびタイに製造工場を構えるほか、ブラジルとインドにはCKD(コンプリート・ノックダウン)生産施設を設置しています。
ワールドクラスのモーターサイクルラインアップ
● 世界中のライダーが求めるものを徹底的に追求し、すべてのライダーにとって理想的なライディング体験を提供することに情熱を注ぐトライアンフは、細部にまでこだわった高品質なモーターサイクルづくりによって、モダンクラシック、ロードスター、アドベンチャーといった各カテゴリーで存在感を放つラインアップを展開しています。扱いやすい400ccのSpeed/TRシリーズから、圧倒的な2500ccエンジンを搭載するRocket 3まで、すべてのモデルがトライアンフならではのアイコニックなスタイル、高品質、そして卓越したパフォーマンスを体現しています。
● あらゆる年齢・経験レベルのライダーに向けて、軽快で扱いやすく、自信を持って楽しめるライディングを提供するSpeed 400とScrambler 400 Xは、まったく新しい単気筒エンジンプラットフォーム「TRシリーズ」を採用し、2023年に登場しました。優れたコストパフォーマンスを実現したこのシリーズは、新たな世代のライダーにトライアンフの魅力を広げるモデルとして高い支持を獲得しています。現在ではラインアップも拡充され、新たにScrambler 400 XCが加わりました。
● モダンクラシックシリーズには、トライアンフを象徴する伝説的なボンネビル・ツインエンジンが搭載されています。「ボンネビル」の名は、1956年にアメリカ・ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツで樹立した陸上速度記録に由来しており、当時の英国製スーパーバイクとして高い人気を誇りました。優れたハンドリング、スタイル、そして個性的なフィーリングにより、多くの著名ライダーたちから支持され、箱から出したそのままでレースを戦える性能を持つマシンとして知られていました。現在のボンネビルファミリーは、ライダー重視の最新テクノロジーと洗練されたカスタムスタイルを融合しながら進化を続けています。ラインアップには、Bonneville Bobber、Bonneville Speedmaster、Speed Twin 900、Speed Twin 1200、Scrambler 900、Scrambler 1200、そしてアイコニックなBonneville T120およびT100を展開しています。
● 2025年10月、トライアンフ・モーターサイクルズは、OSETの技術を採用した初の電動キッズバイク「Triumph TXP」シリーズを発表しました。2022年にトライアンフ・ファミリーへ加わったOSETチームとの協業により誕生したこの新シリーズは、拡張性のある電動パフォーマンス、プレミアムなデザイン、そして3歳からの子どもたちにも配慮した安全機能を備えた4モデルで構成されています(日本国内では2モデルの展開のみ)。各モデルは、ライダーの年齢や体格、経験レベルに合わせて専用設計されたフレーム、ジオメトリー、操作系、コンポーネントを採用し、ゼロから開発されています。
トライアンフ・レーシング
● トライアンフは、モーターサイクルスポーツのほぼすべてのカテゴリーと分野で参戦・勝利を重ねてきた、輝かしいレーシングヒストリーを誇ります。1908年に開催された第2回マン島TTレースでの優勝から、2022年にブランドン・パーシュがStreet Triple 765で成し遂げた伝説のデイトナ200での劇的な最終ラップ勝利まで、その歴史は数々の栄光に彩られています。
● トライアンフのレーシングレジェンドは、2019年シーズン開幕以来、FIM Moto2™世界選手権の独占エンジンサプライヤーとして、今もなお進化を続けています。トライアンフ・モーターサイクルズは、クラス最高峰のロードモデルであるStreet Triple RSをベースとした、レース専用にチューニングされた765ccトリプルエンジンを全チームに供給しています。この新たな取り組みによりMoto2™クラスの常識は塗り替えられ、初年度から数々の記録を更新。その中には、Moto2™史上初となる最高速度300km/h超の達成も含まれています。こうした目覚ましい成功、ライダーやチームとの強固なパートナーシップ、そして世界中のトライアンフファンから寄せられた圧倒的な反響を背景に、トライアンフとドルナは2021年、さらに2023年と関係を延長。2025年から2029年までの5年間にわたる新たな契約を締結し、Moto2™での挑戦を継続することを決定しました。
● トライアンフは、PTR トライアンフ ファクトリー・レーシングとともに2025年ワールドスーパースポーツ選手権へ参戦しています。トム・ブース=エイモスとオリー・ベイリスがStreet Triple 765を駆り、世界の舞台で戦っています。また、Macadam トライアンフ ファクトリー・レーシングは、2024年ブリティッシュ・スーパースポーツ選手権ランキング2位のルーク・ステイプルフォードと、マックス・ワズワースを擁し、引き続きブリティッシュ・スーパースポーツ選手権に参戦。さらに、ナショナル・スポーツバイク選手権では、Daytona 660を駆る4名体制のラインアップとして、ブロディ・ゴーウィス、ジェイデン・マーティン、ケイティ・ハンド、ルイス・スマートが参戦するほか、PHR トライアンフからハリソン・デソイも出場しています。
● 2023年、トライアンフは2024年MXGP/MX2世界選手権およびスーパーモトクロス世界選手権への参戦を発表。そして成功を収めた初年度を経て、2025年シーズンは4名体制でレース活動を展開しています。ジャレック・スウォール、オースティン・フォークナー、ジョードン・スミス、ミケル・ハーラップの4名が英国メーカーであるトライアンフのライダーとして、TF 250-Xを駆り、スーパークロスの東西両シリーズおよび全戦のプロモトクロスシリーズに参戦しています。トライアンフは2025年2月、スーパークロスにおいて初のメインイベント優勝を達成。また、2024年および2025年のプロモトクロスシリーズでも表彰台を獲得しています。FIM MX2世界選手権では、キャムデン・マクレランが2年連続でトライアンフマシンから参戦。ギレム・ファレスとともに、2024年・2025年シーズンで表彰台を獲得したほか、2025年4月にはトライアンフにとって初となるモトウィンも記録しました。
● 2024年9月、トライアンフは、モータースポーツ界のレジェンドであり元世界チャンピオンでもあるポール・エドモンドソンを、トライアンフ ファクトリー・レーシングのエンデューロプログラムのチームマネージャーに正式任命したことを発表しました。これにより、トライアンフは世界最高峰のエンデューロ競技へ本格参戦を果たしています。2025年には、ジョニー・ウォーカーがTF 250を駆ってスーパーエンデューロ世界選手権総合2位を獲得。また、市販車に近い仕様のTF 250-E 4ストロークモデルで2025 レッドブル・エルズベルグロデオを完走しました。さらに、TF 250-EでエンデューロGPに参戦するのは、経験豊富なジェイミー・マッカニーとミカエル・ペルソンのコンビ。2025年8月には、トライアンフが初めてインターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ(ISDE)へ参戦し、TF 250-Eはイタリア代表チームのワールド・チーム・トロフィー優勝、そしてスウェーデン代表チームにとって数十年ぶりとなる表彰台獲得に貢献しました。加えて、個人総合でもトップ5入りを果たすなど、印象的な結果を残しています。
