中高生の保護者124名に調査。自動車整備士を子どもが希望した場合、7割超が「応援する」と回答
関東工業自動車大学校のプレスリリース
関東工業自動車大学校は、中高生の保護者124名を対象に、「子どもに就いてほしい職業」や職業観に関するアンケート調査を実施しました。
AIや自動化の進展により、将来の仕事に対する不安が高まるなか、今回の調査では保護者の87.9%が「子どもに手に職をつけることをすすめたい」と回答しました。また、子どもの職業選択で最も重視することは「やりがい・好きな仕事かどうか」が44.4%で最多となり、「雇用の安定性」を上回りました。
さらに、自動車整備士に対しては「体力的にきつそう」というイメージが65.3%で最多だった一方、「技術・資格が身につく」が58.9%、「社会に必要な仕事だと思う」が44.4%となりました。子どもが自動車整備士を希望した場合には、71.8%が「応援する」「どちらかといえば応援する」と回答しており、専門技術職への理解や期待がうかがえる結果となりました。
調査結果のポイント
1. 保護者の約9割が「手に職をつけることをすすめたい」と回答
「手に職をつけることを子どもにすすめたいか」という質問では、「強くすすめたい」が29.0%、「どちらかといえばすすめたい」が58.9%となり、合計87.9%が肯定的に回答しました。
AIや自動化によって仕事のあり方が変わるなかでも、資格や専門技術を身につけることへの保護者の期待は高いことがわかります。
2. 職業選択で最も重視するのは「やりがい・好きな仕事かどうか」
子どもの職業選択で最も重視することを聞いたところ、「やりがい・好きな仕事かどうか」が44.4%で最多となりました。2位は「雇用の安定性」で29.0%でした。
安定した仕事を望む意識は残りつつも、保護者は子ども本人が納得して働けるかどうかを重視していることがうかがえます。
3. 子どもに就いてほしい職業ジャンルは「公務員」が最多。一方で専門技術職も上位に
子どもに就いてほしい職業ジャンルでは、「公務員・行政職」が40.3%で最多となりました。次いで「特にこだわらない」が33.1%、「専門技術職」が29.0%となり、「IT・エンジニア・プログラマー」の25.0%を上回りました。
公務員への安定志向が根強い一方で、整備士・建築士・電気工事士など、専門技術を持つ職業への関心も高い結果となりました。
4. 自動車整備士のイメージは「きつそう」と「技術が身につく」が共存
自動車整備士に対するイメージでは、「体力的にきつそう」が65.3%で最多でした。一方で、「技術・資格が身につく」が58.9%、「社会に必要な仕事だと思う」が44.4%と、専門性や社会的意義を評価する回答も多く見られました。
自動車整備士には大変そうなイメージがある一方で、将来につながる技術職としての評価も高いことがわかります。
5. 子どもが自動車整備士を希望した場合、7割超が「応援する」
子どもが自動車整備士になりたいと言った場合、「応援する」が31.5%、「どちらかといえば応援する」が40.3%となり、合計71.8%が肯定的に回答しました。
自動車整備士に対する「きつそう」というイメージはあるものの、子ども本人が希望する場合には応援したいと考える保護者が多数派となりました。
6. EV・自動運転時代でも、整備士需要は「変わらない」が最多
EVや自動運転の普及によって自動車整備士の需要がどうなると思うかを聞いたところ、「変わらないと思う」が53.2%で最多となりました。「さらに需要が増えると思う」の10.5%と合わせると、63.7%が需要減少を強く懸念していない結果となりました。
車の技術が変化しても、整備や点検を担う人材の必要性は続くと考える保護者が多いことがうかがえます。
調査概要
調査対象:中高生の保護者
回答数:124名
調査内容:子どもに就いてほしい職業、職業選択で重視すること、手に職・技術職への意識、自動車整備士へのイメージなど
実施:関東工業自動車大学校
調査記事:親世代124名に聞いた「子どもに就いてほしい職業」調査結果(2026年)