買取平均価格、3月に一時下落も4月回復 – HV車は国内外で需要拡大/中古車買取相場推移レポート(2026年5月版)

株式会社ファブリカホールディングスのプレスリリース

株式会社ファブリカホールディングスの完全子会社、株式会社ファブリカコミュニケーションズ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長CEO:谷口政人)が運営する中古車査定サイト「車選びドットコム買取」より、4月の買取相場動向および過去2〜5年の買取相場をもとに分析した、5月以降の車買取相場予測をまとめたレポートをご案内いたします。

【本レポートのポイント】

・3月の買取平均価格は99万円台へ落ち込んだが4月に回復。8〜9月にかけて再上昇の見通し

・円安と中東情勢による燃料高騰でハイブリッド車は国内外で需要拡大、高値査定が期待できる

・ホルムズ海峡封鎖の影響は代替ルート確保で限定的も、急激な円高進行時には下落リスクあり

今回ご案内する2026年5月版の中古車買取相場レポートおよび過去のレポートについては、下記URLからご確認いただけます。

中東情勢の影響を受けて小休止

※過去5年の中古車オークション相場と「車選びドットコム」買取相場をもとに算出

車選びドットコムの過去5年分のデータによると、新生活の開始に伴い需要が集中する春先は、中古車業界においても年間最大の需要期となり、買取平均価格が高値を記録する傾向があります。その反動として、3月から4月にかけて買取平均価格は一時的に落ち着いた後、再び上昇に転じるというサイクルが例年確認されています。

近年は円安の進行により、国内の中古車販売業者と海外バイヤーとの間で仕入れ競争が生じています。これが中古車の買取平均価格を押し上げる要因の一つです。

米国およびイスラエルによるイラン攻撃を契機としたホルムズ海峡の封鎖により、2025年最大の中古車輸出先であったアラブ首長国連邦(UAE)との取引は大幅に減少しました(※1)。ただし、主要業者の多くはUAEを経由しない代替ルートを確保しており、全体的な輸出台数の大幅な減少は回避された状況です。

※1 出典:2026年・2025年普通貿易統計(e-Stat)に基づく

また、中東情勢の悪化に伴う世界的なガソリン価格の高騰は、中古ハイブリッド車および軽自動車の価格を押し上げる要因ともなっています。

特に、ハイブリッド車に対する需要は、維持費の抑制を求める国内ユーザーにとどまらず、電気自動車のインフラが未整備なアフリカ・アジア諸国においても高まっています。これらの地域では、燃料費の削減と電力インフラへの非依存性を兼ね備えた実用性の高い資産として評価されており、需要の拡大が続いていています。

トヨタ プリウス・アクア、ホンダ ヴェゼルをはじめとする燃費性能に優れた車種については、年式や走行距離を問わず、円安を背景とした輸出需要の拡大と燃料価格高騰によるHV需要の増加という二つの要因により、高値査定が期待できます。

しかしながら、為替介入等により急激な円高が進行した場合、海外需要が急速に後退し、相場が大幅に下落する可能性があるため注意が必要でしょう。

中古車買取の動向

※過去2年の中古車オークション相場と「車選びドットコム」買取·下取り統計データをもとに算出

ホルムズ海峡封鎖によるUAEへの輸出制限が懸念された3月の中古車輸出台数は、約15.2万台(前年同月比▲2%)となりました。前年の過去最高水準(約15.6万台)(※1)には届かなかったものの、底堅い結果となっています。国内の買取平均価格についても、3月に99万円台となった後、4月には100万円台へと回復しています。

車選びドットコムが過去2年間のデータをもとに実施したシミュレーションによると、中間決算に合わせた買取店の仕入れ強化に加え、夏季ボーナス後にファミリー向けSUVやミニバンの需要が高まる8月から9月にかけて、買取価格が上昇する見通しです。

特にハイブリッド車については、国内外で需要が高まっています。さらに、国内では敬遠されがちな過走行車であっても、海外市場では、走行距離よりも車種の信頼性や整備状態が重視されるため高い評価を受けており、世界規模での需要拡大に円安が加わることで、買取価格も上昇傾向にあります。

ボディタイプ別の中古車買取ランキング

車選びドットコムの最新のボディタイプ別中古車買取ランキングを紹介します。

※「車選びドットコム」のボディタイプ別買取ランキングは、オークション相場や自社統計データを基に算出した独自データとなっており、詳細数値は非公開としています。

国産車ボディタイプ別買取ランキング

順位

ボディタイプ

割合(%)

前月からの変動

1位

軽自動車

28.3%

-3.5%

2位

ミニバン/ワンボックス

19.6%

+2.5%

3位

コンパクト/ハッチバック

15.9%

-1.5%

4位

セダン/ハードトップ

8.0%

+0.2%

5位

SUV/クロカン

7.5%

+0.8%

国産車ボディタイプ別買取ランキングは、前月3位のミニバン/ワンボックスと2位のコンパクト/ハッチバックが入れ替わった以外は前月と同じでした。そのなかでもミニバン/ワンボックスの変動率が高いのは、春先に発生しやすい生活スタイルの変化の表れかもしれません。

輸入車ボディタイプ別買取ランキング

順位

ボディタイプ

割合(%)

前月からの変動率

1位

セダン/ハードトップ

26.0%

+0.1%

2位

コンパクト/ハッチバック

23.2%

+3.7%

3位

SUV/クロカン

21.3%

-0.0%

4位

クーペ

8.7%

-0.8%

5位

トラック

7.3%

+2.0%

輸入車ボディタイプ別買取ランキングは、セダン/ハードトップの1位は前月と変わらず、2位のSUV/クロカンと3位のコンパクト/ハッチバックが順位を入れ替えました。

中古車の無料査定サイト「車選びドットコム買取」について

「車選びドットコム買取」のWebサイトでは、中古車の買取に関する情報を発信しており、車の買取相場や実際に査定を行ったユーザーの口コミなど、車を売却する際に参考となる情報をお届けしています。ユーザーが選ぶ買取業者おすすめランキング、車売却時の困りごとを解決するノウハウ記事も掲載中です。

サービスURL:https://www.kurumaerabi.com/kaitori/

会社概要

【株式会社ファブリカホールディングス】

代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人

本社所在地:東京都港区赤坂1−11-30 赤坂1丁目センタービル 9F

設立:1994年11月

上場:東証スタンダード市場(コード番号:4193)

コーポレートサイト:https://www.fabrica-hd.co.jp/

【株式会社ファブリカコミュニケーションズ】

代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人

本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F

事業内容:業務支援システム開発・販売事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング支援事業、自動車修理・レンタカー事業 

出資比率:株式会社ファブリカホールディングス100%

コーポレートサイト:https://www.fabrica-com.co.jp/

<本件のリリースに関するお問い合わせ先>

株式会社ファブリカコミュニケーションズ 広報担当
E-mail: press@fabrica-com.co.jp

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