Intellias、東京オフィスを開設—日本のOEM・ティア1の「内製開発の拡張チーム」としてSDV開発を支援

グローバルの最先端の知見をもって日本企業にフラットに伴走。 アジア初設置となるSDVデモンストレーター「IntelliKit」を公開し、専門人材の採用を強化

Intellias Japan合同会社のプレスリリース

Intellias Japan合同会社 2026年5月28日

世界17カ国に3,200名以上の自社ソフトウェアエキスパートを擁し、モビリティ領域におけるAI活用型サービスおよびソリューションパートナーであるIntellias(本社:米国イリノイ州シカゴ)は、日本市場に対する継続的なコミットメントとして、東京オフィスを開設しました。同オフィスには、アジアの拠点として初設置となる次世代コックピットシステムを開発するOEM向けのオートモーティブ・テクノロジー・プラットフォーム「IntelliKit(インテリキット)」を常設し、SDV時代の最先端の開発環境を公開します。

世界1.7億台以上の車両を支える開発知見を、国内体制の強化で日本企業へ提供

Intelliasは、欧米のプレミアムOEMや先進的EVメーカーなど30社以上の自動車関連クライアントと強固なパートナー関係を築いており、当社の開発したソフトウェアを搭載する車両は世界で1.7億台以上にのぼります。当社は、2025年6月より日本市場でのサービス提供を開始し、日本企業がこれらグローバルなモビリティ開発の知見やAIを活用した開発手法にアクセスできる体制を整備してきました。

今回の東京オフィス開設により、日本のOEMおよびティア1サプライヤーの開発課題により近い場所で寄り添い、SDV開発やAI活用の強化をフラットな立場で支援してまいります。 また、日本市場での事業拡大に向けて、ソリューションアーキテクトやプロジェクトマネージャーなど、ソフトウェア領域を横断的に理解し、顧客企業と伴走できる専門人材の採用も進めていく予定です。

東京オフィス概要 

  • 所在地:東京都港区西新橋2-20-1 Nan-o Bldg. 2階

  • アクセス:
    東京メトロ 虎ノ門ヒルズ駅から徒歩5分

    東京メトロ銀座線 虎ノ門駅・JR 新橋駅から徒歩10分 

  • 開設日:2026年4月1日

  • 面積:164平方メートル

  • 日本モビリティ統括:丹野 貴文

日本のモビリティ産業の現在地と開発の加速

日本の自動車産業は、長年にわたり高品質なものづくりと高度に洗練された開発モデルを強みとしてきました。一方で、SDVへの移行が加速するなか、競争力の源泉は車両そのものの性能だけでなく、ソフトウェア開発力、AI活用、UX価値の創造、開発スピードへと広がっています。経済産業省の「モビリティDX戦略*」では、2030年までに日本国内で51,000人のソフトウェア人材が不足すると予測されています。また、従来型の開発手法による開発リードタイムの長期化も指摘されており、新興の中国OEMが2〜3年で開発を進めるのに対し、日本では3〜4年を要する状況です。

日本企業にフラットに伴走する「内製開発の拡張チーム」

こうした状況に対し、Intelliasは単なる外部ベンダーとしてではなく、内製開発を支え、加速させる「拡張チーム」として機能することを目指します。日本の自動車産業が持つ卓越した品質や技術力と、当社がグローバルで培ってきたSDV開発やAIの専門知見を掛け合わせることで、開発スピードと効率を飛躍的に高めます。開発にあたっては、コスト削減を実現するだけでなく、知見や知的財産(IP)が顧客企業の社内チームに直接蓄積される仕組みを提供します。さらに、日本市場における慎重かつ品質を重視するビジネスプロセスを尊重し、PoCや小規模プロジェクトから着手する段階的なパートナーシップモデルを採用します。長期的な信頼関係に基づく、日本企業に最適な開発体制の構築に伴走します。

アジア初設置となるSDVソフトウェアデモンストレーター「IntelliKit」 

東京オフィスには、車両のコックピットを再現したSDVソフトウェアデモンストレーター「IntelliKit(インテリキット)」を、当社のアジア拠点として初めて常設しています。

アジア初常設となるSDVデモンストレーター

IntelliKitは、組み込みソフトウェア、AI、HMI(ヒューマンマシンインターフェース)、およびクラウド接続を、ECUキット、オートモーティブキット、オートモーティブクラウドという3つのコンポーネントをまたいで単一の実働システムに統合した、ポータブルなオートモーティブ・テクノロジー・プラットフォームです。

加減速制御、バッテリーマネジメント、ギアボックスのシミュレーション、照明、マルチメディア操作など、主要な車両システムの連携をデモ環境上で確認できます。 また、OTAによるソフトウェアアップデート、SoundHound AIを統合した生成AI音声アシスタントによる音声制御、Mapboxを活用したナビゲーション、QNX向けのYOLO v11およびAndroid向けのOpenCVを用いた物体検出・認識にも対応しています。SDV時代に求められる安全性、利便性、ユーザー体験を統合したソフトウェア開発のあり方を、実機に近い環境で体験いただけます。

次世代モビリティにおける共創を目指して

Intellias Japan合同会社 日本モビリティ統括の丹野 貴文は、次のように述べています。
 「東京オフィスの開設は、Intelliasにとって日本市場への長期的なコミットメントを示す重要な節目です。日本の自動車産業は、品質や技術力において世界的に高い競争力を持つ一方、SDV化、UX価値創造やバリューチェーンの変化に対応するため、ソフトウェア開発のスピードと効率をさらに高めていくことが求められています。Intelliasは、日本企業がこれまで培ってきた知見と、当社がグローバルで蓄積してきたSDV開発やAI活用の知見を掛け合わせ、次世代のモビリティを共創してまいります。従来のピラミッド構造ではなく、長期的に信頼されるフラットなパートナーとして、日本のお客様とともに新しい価値を生み出していきたいと考えています」

丹野 貴文(プロフィール) 

日本、北米、欧州の主要ティア1サプライヤーにおいて、30年以上にわたりビジネス開発を推進。全日系自動車メーカーとの取引経験を有し、幅広い製品領域における事業開発に従事。Intellias Japanの日本モビリティ統括として、日本のOEMおよびティア1サプライヤーとの連携を推進。

Intelliasについて 

Intellias(インテリアス)は、世界の自動車メーカー(OEM)およびモビリティ企業に対して、AIを活用したサービスおよびソリューションを提供するグローバルテクノロジーパートナーです。世界で3,200名以上のスペシャリストを擁し、コネクテッドビークル、ソフトウェア定義型車両(SDV)、ナビゲーション、AI駆動のモビリティソリューションの領域で、高品質なソフトウェアエンジニアリングを提供しています。主要なパートナーに、欧米OEM、ティア1サプライヤー、HERE Technologies、Elmos Semiconductor、TomTom、JOYNEXTなど。

*出典:「モビリティDX戦略」2025年のアップデート

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