〜社用車を2台以上保有する担当者300名を調査、建設業で見えた現場車両の運用実態と更新ニーズ〜
ラグザス株式会社のプレスリリース
ラグザス株式会社(本社:大阪市北区/代表取締役社長:福重 生次郎、以下、当社)は、Mobility事業「カーネクスト」において、社用車を2台以上保有し、購入・管理・売却のいずれかに関与している担当者300名を対象に、ガソリン車の保有状況やEV/HVへの転換意向、旧型車の処分計画に関するアンケート調査を実施しました。
■建設業のガソリン車保有率は86.8%、5業種中で最高
今回の調査で特に際立ったのは、建設業におけるガソリン車保有率の高さです。ガソリン車を保有する割合は、建設業が86.8%と5業種の中で最も高く、運送・輸送業の82.1%、製造業66.7%、不動産業57.7%、農業・林業・漁業・鉱業50.0%を上回る結果となりました。
建設業の回答者76名のうち66名がガソリン車を保有しており、現場移動や資材運搬など、日々の業務においてガソリン車が依然として重要な役割を担っている実態がうかがえます。一方で、EV/HVへの転換意向を持つ担当者が半数を超え、旧型車の処分方法を決めていない担当者が4割に上ることも明らかになりました。燃料費高騰や脱炭素化への対応が求められる中、建設業界における車両管理と更新計画は、今後さらに重要なテーマとなりそうです。
■建設業の過半数がEV/HV転換を検討、背景には燃料費や環境意識
建設業のガソリン車保有者66名のうち、EV/HVへの転換を「計画・実行中」と回答したのは17名(25.8%)、「検討中」と回答したのは18名(27.3%)で、合わせて53.0%と過半数を占めました。建設業においても、現場車両の更新にあたり、EV/HVを選択肢に入れる企業が広がりつつあることが分かります。
一方で、「関心はあるが未検討」が21.2%、「検討せず」が25.8%と、取り組みの成熟度にはばらつきが見られます。
転換を検討する理由として最も多かったのは「燃料費・維持費の削減」で80.0%、次いで「カーボンニュートラル・社会的責任への対応」が51.4%と続き、経済面と環境意識の高まりが主要な動機であることが分かりました。補助金や税制優遇の活用(42.9%)、取引先・顧客からの要請(14.3%)、社内規定によるもの(11.4%)は比較的少数に留まっており、燃料価格の高騰と脱炭素化への関心が、建設業のEV/HV転換を後押ししている構図が見えてきます。
■旧型車の処分は未定が4割、出口の不透明さが課題
旧型ガソリン車の処分計画を尋ねたところ、EV/HVへの転換を検討している建設業担当者35名のうち、「処分の時期・方法を具体的に決めている」と答えたのは42.9%(15名)にとどまりました。一方で、「処分を検討しているが方法が決まっていない」は40.0%(14名)、「処分は考えていない」は17.1%(6名)となり、約4割が処分方法を決めかねている状況です。
未定の背景には、出口の不透明さが大きく影響しているようです。具体的には、「適正な査定額がわからない」(57.1%)や「まとめて処分できる業者が見つからない」(48.6%)、「処分のタイミングを判断できない」(34.3%)、「手続きが煩雑で工数がかかる」(28.6%)といった課題が多く挙がりました。売却先そのものがわからないと答えたのは25.7%でしたが、査定額や業者選び、タイミングといった複数の要因が複雑に絡み合い、旧型車の処分を後回しにしている実態が明らかになっています。EV/HVへの転換意欲が高まる一方で、処分に関する情報提供や支援策の整備が急務であることを示す結果となりました。
建設業の社用車は、現場での使用により走行距離が伸びやすく、車両の状態や用途も多様です。軽自動車、商用バン、トラックなど車種が混在するケースもあり、複数台をまとめて売却・処分する際には、査定や手続き、売却先の選定に手間がかかることも想定されます。
EV/HVへの転換意欲が高まる一方で、現在稼働している旧型ガソリン車をいつ、どのように処分するかという“出口戦略”が整っていなければ、車両更新は進みにくくなります。建設業界における車両更新では、新たな車両の導入計画と同時に、旧型車の売却・処分までを一体で考える車両管理体制の整備が求められています。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査実施期間:2026年5月8日
調査対象:社用車を2台以上保有し、購入・管理・売却のいずれかに関与している担当者
対象業種:建設業、運送・輸送業、不動産業、製造業、農業・林業・漁業・鉱業
回答数:300名
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■カーネクストについて
カーネクストは、インターネットで完結できる中古車のオンライン買取サービスです。
実店舗を保有せず、アセット運営をすることで従来のサービスとは異なり店舗運営にかかるコストなどをカットし利用者へ買取価格として還元するなど、独自性の高いサービスを展開しています。
■ラグザス株式会社について
ラグザス株式会社は、「今ここにない未来を創り出す」というミッションのもと、モビリティ・人材・教育・M&A・スポーツなどの領域で、テクノロジーとリアルを融合させた事業を展開しています。
既存産業の枠組みにとらわれず、社会課題に対する本質的な解決を起点としたサービスを構築し、まだ世の中に存在しない価値を提供することを目指しています。
構造改革や事業変革を通じて、これまでにない市場を切り拓きながら、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでいます。
<会社概要>
・会社名:ラグザス株式会社
・代表者:代表取締役 福重 生次郎
・本社所在地:大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪タワーB18階
・事業内容:純粋持株会社(グループ会社の経営管理)
・URL :https://raxus.inc/