現場の負担を増やさず、車検・板金塗装・中古車査定買取の3本柱で油外収益を拡大。板金塗装でも2か月で粗利147万円超を創出。
イグニッション株式会社のプレスリリース
2026年5月25日、イグニッション株式会社(本社:東京都、代表取締役:谷崎 景一)は、千葉県千葉市の老舗ガソリンスタンド・金澤石油株式会社におけるデジタル戦略支援の取り組みを発表します。
本取り組みでは、車検・板金塗装・中古車査定買取の3本柱において、自社サイト構築、SEO、予約導線設計を通じて、広告費に依存しない油外収益拡大の仕組みづくりを支援しています。
サービスの目的や背景
イグニッション株式会社は、千葉県千葉市緑区でガソリンスタンド・整備事業を展開する金澤石油株式会社のデジタル戦略を支援しています。
金澤石油は、地域密着型のフルサービスSSとして、車検・整備・板金塗装などの油外サービスを展開してきました。一方で、以前は現場スタッフの経験や営業力に依存する部分も大きく、将来に向けて「人に依存しすぎない、再現性ある収益の仕組み」をつくることが課題でした。
そこで同社は、車検・板金塗装・中古車査定買取を油外収益の3本柱と位置づけ、検索エンジンや自社サイトを起点に、お客様が自ら見つけ、相談・予約できる状態を目指すデジタル戦略を推進。
2025年4月に公開した「カナザワあんしん車検」では、2025年4月から2026年3月までの1年間で、車検実施台数141台、収益4,653,000円を創出しました。さらに、板金塗装領域でも2026年4〜5月の2か月間で15件の案件につながり、粗利合計1,477,708円を創出しています。
2026年5月には、中古車査定・買取サイト「カナザワあんしんクルマ買取」も公開し、車検・板金塗装に続く新たな収益導線の構築を進めています。同サイトでは、出張査定・来店査定予約を24時間365日受け付ける導線を設け、初めて車を売却する方や女性のお客様にも安心して相談できる構成としています。
これまでの金澤石油:現場力に支えられた地域密着型SS
金澤石油株式会社は、千葉市緑区誉田でフルサービスSSを運営する地域密着型企業です。認証工場、板金ブース、リフト2基を備え、ガソリン販売だけでなく、車検・整備・板金塗装など、地域のカーライフを支えるサービスを提供しています。
同社はこれまで、地域のお客様との関係性や、現場スタッフの対応力を強みに事業を伸ばしてきました。
一方で、過去には特定スタッフの経験や営業力に依存する部分も大きく、売上は作れているものの、属人性が高く、再現性のある集客導線が十分に整っていないことが課題でした。
つまり、課題は単に「ホームページがない」という話ではありませんでした。
本質的な課題は、現場の頑張りだけに頼らず、会社として油外収益を伸ばし続ける仕組みを持てるか
という点にありました。
金澤石油が掲げたこと:人に依存しすぎない「油外収益の出路」をつくる
2022年に経営体制が変わった後、金澤石油はこれまでの現場依存型の運営から脱却し、会社として継続的に収益を生み出せる仕組みづくりを目指しました。
その中で重視したのが、車検・板金塗装・中古車査定買取といった油外サービスへの集客導線です。
ガソリンスタンド業界では、燃料販売だけに依存しない収益構造づくりが重要になっています。
しかし、油外収益を伸ばすために、スタッフを増やしたり、複雑なシステムを導入したり、現場オペレーションを大きく変えたりすることは、地域SSにとって簡単ではありません。
そこで金澤石油が目指したのは、「お客様が自分で検索し、自分で相談・予約してくる状態」をつくることでした。
これは、単なる自動化ではなく、会社として収益が自走する状態をつくる取り組みです。
金澤石油版DXは「自動化」ではなく「自走化」を目的とし、現場負担を増やさずに売上が積み上がる状態を目指すものとして整理を行いました。
行った取り組み:「難しくないDX」としてのデジタル戦略
今回のデジタル戦略で重視したのは、大規模なIT投資や複雑な業務改革ではありません。
イグニッションが支援したのは、金澤石油がすでに持っている強みを、デジタル上で正しく伝え、検索から予約・問い合わせにつながる状態をつくることです。
具体的には、以下の取り組みを進めました。
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領域 |
取り組み内容 |
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車検 |
「カナザワあんしん車検」という車検専用サイトを構築し、地域検索から車検予約につながる導線を整備 |
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板金塗装 |
「カナザワあんしん板金」を公開し、キズ・へこみ修理の見積もり相談導線を構築 |
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中古車査定買取 |
2026年5月に「カナザワあんしんクルマ買取」を公開し、出張査定・来店査定予約の導線を整備 |
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店頭連動 |
看板・既存顧客接点とデジタル導線を連動 |
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採用・信頼形成 |
コーポレートサイトをリニューアルし、会社の信頼性や採用導線を強化 |
ポイントは、現場のオペレーションを大きく変えなかったことです。
スタッフを増やすのではなく、現場教育に過度な負荷をかけるのでもなく、お客様側が検索し、理解し、予約・問い合わせできる導線を整えることで、現場に無理なく油外収益を積み上げる形を目指しました。
成果①:車検領域で年間141台・収益465万円を創出
2025年4月、金澤石油は車検専用サイト「カナザワあんしん車検」を公開しました。
同サイトでは、価格の安さだけを訴求するのではなく、地域密着企業としての信頼感、スタッフの顔が見える安心感、認証工場としての整備体制を丁寧に伝える構成としました。
その結果、検索エンジン経由での流入が増加し、2025年4月から2026年3月までの1年間で、車検実施台数141台、収益4,653,000円を創出しました。
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項目 |
実績 |
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対象期間 |
2025年4月~2026年3月 |
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Webサイト経由での車検実施台数 |
141台 |
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収益合計位 |
4,653,000円 |
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平均粗利/台 |
約33,000円 |
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新規顧客比率 |
98% |
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「千葉市 車検」のGoogle検索順位 |
3位 |
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「千葉市緑区 車検」のGoogle検索順位 |
2位 |
金澤石油のデジタル戦略では、「千葉市 車検」などの地域検索で見つけてもらい、サイト上で店舗の信頼性やサービス内容を理解したうえで、予約につながる導線を整備しました。
その結果、価格比較だけを目的とした顧客ではなく、地域で安心して任せられる車検先を探している顧客層の獲得につながっています。
また、新規顧客比率は98%となっており、既存顧客の囲い込みだけでなく、これまで接点のなかった地域ユーザーとの新たな接点づくりにも貢献しています。
成果②:板金塗装領域でも2か月で粗利147万円超を創出
車検領域で成果が出た後、金澤石油では同様のデジタル戦略を板金塗装領域にも展開しました。
2025年12月には「カナザワあんしん板金」を公開。
車検と同様に、地域検索で見つかり、施工内容や相談のしやすさが伝わり、見積もり予約・問い合わせにつながる導線を整備しました。
その結果、2026年4〜5月の直近2か月間で、Web・電話・店頭経由を合わせて15件の板金案件につながり、粗利合計1,477,708円を創出しています。
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項目 |
実績 |
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対象期間 |
2026年4月~5月 |
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カナザワあんしん板金を起点とした板金修理実施台数 |
15台 |
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収益合計 |
1,477,708円 |
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平均粗利/台 |
約98,500円 |
板金塗装は、車検と比べて検討頻度が低く、ユーザーにとっても「どこに相談すればよいか分かりにくい」領域です。
今回の結果は、車検で構築したデジタル戦略が、板金塗装領域にも応用できる可能性を示すものです。
成果③:中古車査定・買取領域にも展開
2026年5月には、中古車査定・買取サイト「カナザワあんしんクルマ買取」を公開しました。
同サイトでは、「創業76年の地域密着企業だからできる正直・高価査定」を打ち出し、初めて車を売却する方や女性のお客様にも安心して相談できる買取サービスとして設計しています。
サイト上では、出張査定・来店査定予約を24時間365日受け付ける導線を設け、査定額の理由を分かりやすく説明すること、無理な買取勧誘を行わないこと、納得したうえで買取を進めることを約束として掲げています。
中古車査定・買取は、車検・板金塗装と同様に、地域のお客様との信頼関係が成果に直結する領域です。
金澤石油では、車検・板金塗装で構築したデジタル上の信頼形成と予約導線を、中古車査定・買取にも展開することで、油外収益のさらなる拡大を目指しています。
目指す姿:車検・板金塗装・中古車査定買取の3本柱で年間1,500万円へ
金澤石油が目指しているのは、単発のデジタル集客ではありません。
車検・板金塗装・中古車査定買取をそれぞれ独立した収益導線として育て、地域のお客様が車に関する相談をしやすい体制をつくることです。
資料内では、金澤石油は車検・板金塗装・中古車買取の3本柱で、Web起点の年間収益1,500万円を目指す構想を掲げています。具体的には、車検で年間約640万円、板金塗装で年間約470万円、中古車買取で年間約300万円の収益を想定しています。
これは、単に予約数を増やすことが目的ではありません。
金澤石油が目指しているのは、燃料販売に依存しすぎず、地域のお客様との接点を自社で持ち、油外収益が継続的に積み上がる状態です。
イグニッションが支援する「地域SSのデジタル戦略」
イグニッションは、ガソリンスタンド・整備工場など自動車アフターマーケット領域に特化し、デジタル戦略、Webサイト制作、SEO、予約導線設計、顧客獲得支援を行っています。
今回の金澤石油の取り組みは、地域SSが持つ既存の設備・人材・信頼を活かしながら、デジタルを通じて新しい出路をつくる事例です。
単なるホームページ制作ではなく、地域検索で見つかり、信頼性が伝わり、予約・問い合わせにつながる状態をつくることを重視しています。
イグニッションでは今後も、地域に根ざしたSS・整備工場が、ポータルサイトや広告だけに依存せず、自社で顧客接点を持ち、油外収益を伸ばしていけるデジタル戦略を支援してまいります。
お問い合わせ先
イグニッション株式会社
E-mail:info@ignition-inc.jp
金澤石油株式会社 代表コメント
代表取締役 金澤典明
これまで当社では、現場スタッフの対応力や既存のお客様との関係性を大切にしながら、地域密着型のサービスを提供してきました。
一方で、車検や板金塗装などの油外サービスをさらに伸ばしていくためには、現場の頑張りだけに頼るのではなく、これまで接点のなかったお客様にも当社の強みを知っていただく仕組みが必要だと感じていました。
今回、車検専用サイトの構築をきっかけに、検索から予約につながる流れができたことで、新規のお客様からの車検予約が増え、2025年4月から2026年3月までの1年間で141台の車検実施につながりました。
また、板金塗装についても、Web・電話・店頭を通じた相談が増えており、車検以外の領域でも新しい顧客接点が生まれ始めています。2026年5月には中古車査定・買取サイトも公開し、車に関する相談をより幅広く受けられる体制を整えています。
今後は、車検・板金塗装・中古車査定買取を通じて、地域のお客様により便利で安心して相談いただける体制を整え、燃料販売だけに依存しない収益基盤づくりを進めていきたいと考えています。
イグニッション株式会社 代表コメント
代表取締役 谷﨑景一
ガソリンスタンドや整備工場には、地域のお客様から選ばれる理由がすでにあります。
しかし、その強みがデジタル上で十分に伝わっていなかったり、検索から予約・問い合わせまでの導線が整っていなかったりすることで、本来獲得できるはずのお客様を逃しているケースが少なくありません。
金澤石油様の取り組みでは、現場のオペレーションを大きく変えるのではなく、すでに持っている強みをデジタル上で伝わる形に整理し、お客様が自分で見つけ、自分で相談できる状態をつくることを重視しました。
車検領域で成果が出た後、板金塗装領域でも新たな収益機会が生まれ始め、さらに中古車査定・買取領域にも展開しています。これは、地域SSが持つ設備・人材・信頼を、デジタル戦略によってより多くのお客様に届けられることを示す事例だと考えています。
今後も、地域SS・整備工場がポータルサイトや広告だけに依存せず、自社で顧客接点を持ち、油外収益を伸ばしていける仕組みづくりを支援していきます。
イグニッション株式会社
イグニッション株式会社は、ガソリンスタンド・整備工場など自動車アフターマーケット領域に特化し、デジタル戦略、Webサイト制作、SEO対策、予約導線設計、顧客獲得支援を行う企業です。
車検・板金塗装・中古車査定買取など、地域密着型事業者の油外収益拡大を支援し、検索エンジンや自社サイトを通じて新たな顧客接点を生み出す仕組みづくりを行っています。
単なるホームページ制作ではなく、「地域検索で見つかる」「信頼性が伝わる」「相談・予約につながる」状態をつくることを重視し、現場の強みを活かしたデジタル活用を提案しています。
会社概要
・会社名 :イグニッション株式会社
・代表者 :代表取締役 谷﨑 景一
・所在地 :東京都新宿区西新宿3丁目3‐13
・設立 :2025年6月
・ホームページ :https://ignition-inc.jp