業界トップクラスの小型・軽量化を実現したEV・PHEV用 高出力急速充電器を開発

ニチコン株式会社のプレスリリース

ニチコン株式会社(代表取締役会長:武田 一平、本社:京都市中京区、以下「当社」)は、新たに160kW出力(2口)のEV・PHEV用急速充電器を開発しました。

 

<140kW(NQD-UCX44P)・160kW(NQD-UCX64P)>※製品画像は160kWモデル

開発背景

 世界各国で2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みが加速する中、日本でも「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」が策定され、電動車や充電インフラに関する方針が示されています。

 充電インフラについては、2030年に公共用の急速充電器3万口を含む充電器を30万口設置する目標を掲げた指針が示されており、その中で、高出力化、複数口充電器設置の方針が打ち出されています。

また、EVの普及拡大に伴い、経路充電や目的地充電において充電渋滞や充電時間・充電量に対する課題が顕在化してきていることもあり、高出力タイプの急速充電器を新たに開発するに至りました。

特長

 EVの普及、車両に搭載される電池容量の増加に伴い高出力、短時間充電ニーズが増加しており、高出力タイプの急速充電器を導入頂くことによりこれらニーズにお応えすることができます。

1.140kWモデル

・140kW出力で2台同時充電

・1口充電時は最大90kWでスピード充電(125Aブーストケーブル搭載)、連続50kWで充電

・2口充電時は各口最大70kW、連続50kWで2口同時充電

・軽量なブーストケーブル採用により最大90kW出力でも楽に取り回し操作が可能

2.160kWモデル

①高出力

・160kW出力で2台同時充電

・1口充電時は最大157kWでスピード充電(200Aブーストケーブル搭載)、連続90kWで充電

15分の充電で200km以上走行可能 ※車両の 仕様・状態により異なります

・2口充電時は連続80kWで2口同時充電

②小型・軽量

・150kW級で業界トップクラス※の小型・軽量

2口モデルでは業界最小※(当社調べ)

※2026年4月時点で、日本国内で販売されている他社製品との比較において

3.140kWモデル・160kWモデル共通

・同出力級で業界トップクラスの薄型、着床面積(0.4㎡)<当社調べ>

・CHAdeMO(Ver.2.0.2)認証取得

・OCPP通信プロトコルを搭載

・7型カラー表示ディスプレイを搭載し高いユーザビリティを実現

・2口、それぞれ独立した操作部と表示ディスプレイを搭載し、2口同時操作が可能

・万が一の電源部故障時は縮退運転(出力を低減して充電)が可能

・標準モデルで塩害対応仕様を実現、重塩害対応仕様もラインアップ

・従量課金に対応(オプション)

・当社から遠隔状態監視を行い障害発生時には速やかな対応が可能 ※保守プラン加入時

仕様

発売開始予定:2026年6月

写真    

今後について

 当社は今回発表した140kW、160kWの2種類の高出力モデルに加え、50kW、100kWのラインアップを展開しています。これら一体型の急速充電器の他、電源部がセパレート型の200kWマルチ(6口)、400kWマルチ(4口)を製品化し、高速道路のSA/PAに設置されています。

 また、複数台の商用車の基礎充電に最適なサイクリックマルチ充電器※の量産を昨年末より開始し、バス事業者様を中心に導入が進んでいます。

 当社は様々な用途に応じた多様なラインアップをご用意し、今後のEV/PHEVの普及に欠かすことのできない充電インフラの普及拡大に貢献してまいります。

※:最大6台のEVに1台15~30分ごとの輪番充電を行う充電器(NQR-UC904P)

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