NOK、「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」に出展 電動車の安全性・信頼性・環境対応に貢献する新製品を展示

NOK株式会社のプレスリリース

NOK株式会社(本社:東京都港区芝大門、代表取締役 社長執行役員 グループCEO:鶴 正雄、以下「NOK」)は、2026年5月27日(水)から29日(金)までパシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区)で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA」に出展します。本展示では、電動車(EV)をはじめとする自動車分野において、安全性・信頼性の向上や環境対応に貢献する新製品および新仕様品5点を展示予定です。電磁波ノイズ対策、バッテリーパックの安全性向上、PFAS規制への対応、潤滑性能の向上、設計・製造の効率化など、電動化が進むモビリティを支える技術を紹介します。

                          ブースイメージ

NOKは、「Essential Core Manufacturing-社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、独自の技術から生み出す製品を通じて、安全で快適な未来のモビリティ社会を実現いたします。

■端面摺動呼吸ブラシ ※参考出展/新製品

EV駆動用モーターのシャフト端面に接触させて用いる導電ブラシです。EVの駆動用モーターでは、インバータのスイッチングに起因する電磁波ノイズにより、ベアリング電蝕やラジオノイズが発生する課題があります。従来は導電ブラシに加え、防塵・防水のためのカバーやシール、通気膜など複数の部品で課題に対応していましたが、本製品は、導電、防塵・防水、呼吸の機能を1部品に集約しました。取り付けは圧入とすることで固定用ボルトを不要としています。

これにより、電蝕・ノイズ対策に加え、部品点数削減による軽量化と加工工数の削減、カバー不要による省スペース化から周辺レイアウトにおける自由度の向上に寄与します。

■圧力開放弁 嵌合タイプ ※新仕様登場

EVのバッテリーケースに取り付けることで、バッテリー内で熱暴走により多量のガスが発生した際に、ガスを外部へ排出するための部品です。バッテリーパックは異常時に発生するガスによって内圧が上昇し、発火・破裂につながるおそれがあります。そのため、防水・防塵性を確保する密閉構造と、異常時にガスを安全に排出する機能の両立が求められています。

本製品は、2024年に発表した圧力開放弁シリーズに、新たに嵌合(はめ込み)タイプを追加したものです。ボルトを使用せずに取り付けられるため、部品点数の削減に貢献します。また、外周ゴム部に固定とシールの両機能を持たせた構造としました。さらに、外周ゴム部にNOK独自の耐腐食技術「RUSTECTOR(ラステクター)(※)」を適用することで、塩水環境における耐腐食性を向上させています。RUSTECTORは、断面形状により腐食の進行を抑えるための技術です。

※RUSTECTOR(ラステクター)はNOKの登録商標です。(商標登録5977257、5977258号)

■PFASフリーブレーキシム ※参考出展/新製品

PFAS(有機フッ素化合物)を使用しない低摩擦コーティングを施したブレーキシムです。ブレーキシムには多様な仕様があり、用途や使用環境に応じて使い分けられています。低摩擦コーティングブレーキシムには、一般的にフッ素系のコーティング剤が使用されていますが、PFAS規制の強化が進む中、非フッ素系材料への転換が求められています。

NOKは独自の材料技術により、非フッ素系材料で低摩擦性能を確保しました。環境規制に対応しながら、従来同等の性能を維持し、ブレーキ時の鳴きの抑制に貢献します。なお、本製品はコイル材として提供し、お客様側でシム形状に加工していただくことを想定しています。

■ラバーコートメタルガスケットカバー ※参考出展/新製品

ケースのカバー(蓋)と密閉性を保つガスケット(パッキン)を一体化した部品です。従来はカバーとガスケットが別々の部品で構成されていたため、部品点数の多さや組付工数が多いことが課題となっていました。材料選定からプレス金型による加工まで一貫して対応するNOKの技術により、部品点数削減、組付工数の低減、製造工程の効率化に貢献します。 本製品は、モビリティ分野をはじめ、電子機器や産業機器など幅広い用途や、防水・防塵を目的としたカバー部品への展開を想定しています。

■次世代PAOグリース ※新製品

幅広い温度環境で使用可能なPAOグリース(※)です。従来のPAOグリースは、低温性能や耐熱性能など特定条件に応じて使い分ける必要がありました。

従来の低温特化型PAOグリースと同等の低温性能を維持しつつ、耐熱性能を約40%向上させた次世代PAOグリースを開発しました。特殊な基油の採用により、従来は同時に満たすことが難しかった低温性能と耐熱性を両立しています。

温度による粘度変化を抑えることで、低温では固化しにくく、高温では蒸発しにくい特長を備えており、摩耗低減や部品寿命の向上につながります。また、幅広い温度環境で使用できるため、グリースの種類削減にも貢献します。

自動車向けサンルーフのギアや車載アクチュエータのギアなどに適用できます。

 ※PAOグリース:化学合成によって製造される潤滑剤です。 PAOは、硫黄や窒素などの不純物を含まない合成炭化水素であり、粘度指数が高く、低温から高温まで安定した性能を発揮します。

<人とくるまのテクノロジー展 2026 YOKOHAMA 出展ブース>

・主催:公益社団法人自動車技術会

・会期:2026年5月27日(水)~29日(金)10:00 ~ 17:00

・会場:パシフィコ横浜 展示ホール・ノース(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)

    NOKブース小間番号:No.382

    みなとみらい線 「みなとみらい」駅下車  徒歩約3分

    JR横浜線 ・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅下車 徒歩約12分

・URL: https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/

 ・NOK展示会サイトURL:https://products.nokgrp.com/expo_hitokuru-yokohama2026.html

               リリースに関するお問い合わせ

NOK株式会社 CEOオフィス コーポレートアフェアーズ  コーポレートコミュニケーション部

   TEL:03‐5405‐6372  Mail:mb_nok_corporate_affairs@jp.nokgrp.com

■NOK株式会社について

 NOKグループは「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、豊かな社会の根幹となる「安全」と「快適」を支えています。 15の国と地域に所在する約38,000人で、積み重ねた基礎研究に基づく製品開発、高品質での大量・安定生産を実現しています。 自動車をはじめとするモビリティ、PCやスマートフォンに代表される電子機器、医療・ヘルスケア機器、産業用ロボット、そして人工衛星など、あらゆる産業分野に技術・製品を提供し続けます。

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