アイシン、振り子式加速度低減システム(PARS)を活用しペット移動時の負担軽減をめざした実証実験を開始

株式会社アイシンのプレスリリース

 株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:吉田 守孝、以下 アイシン)は、ペットの移動時の負担軽減をめざし、キャンピングカーのレンタル・企画を手がける株式会社Carlife Japan(本社:東京都港区、代表取締役:野瀬 勇一郎、以下CarLifeJapan)と連携し、振り子式加速度低減システム(Pendulum Acceleration Reduction System、以下 PARS)を活用した実証実験を開始しました。

 近年、ペットを家族の一員として迎える世帯が増え、ペット同伴での外出や旅行などのニーズも高まっています。一方、車での移動では、加減速やカーブによる揺れがペットにとって大きなストレスとなり、車酔いや不安行動につながるケースも少なくありません。こうした背景から、飼い主が運転に集中できなかったり、移動そのものを控えてしまったりするなど、ペットと人の双方にとっての問題が顕在化しています。

 当社が開発を進めるPARSは、モビリティの加減速や旋回によって生じる揺れを低減するシステムです。振り子の原理を活用することで、大きなものでも小さな電力で最適に制御できる点が特長で、これまで物流分野などで価値検証を進めてきました。こうした特長をふまえ、本取り組みにおいては、ペットにかかる力を物理的に約半分程度に低減することができ、山道など負荷が大きい走行条件においても、ゆっくり走行している車室空間とほぼ同じ環境を保つことができるかを検証します。

 今回の実証では、Carlife Japanの顧客ネットワークを通じて、ペット同伴での移動を想定する利用者の日常の移動シーンにおいて、PARSを搭載した車両を実際に使用し、ペットに対する状態変化や、利用者に対する安心感や運転・移動時の負担軽減効果などを体感してもらうことでその価値を評価します。

アイシンはこれからも、PARSをはじめとした“移動”を支える技術をさまざまな分野へ展開し、経営理念である「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」の実現に取り組んでいきます。

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 ・アイシン公式ホームページ「アイシン技報」にリンクします

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