【緊急実態調査】「このままでは自動車の修理が止まる」全国47都道府県の鈑金塗装工場、99.3%が塗料・シンナーの供給制限に直撃

わずか4日間で全国306社から悲痛な声が集まる

株式会社BICのプレスリリース

現在、中東情勢の悪化等を背景とした自動車補修用塗料およびシンナー等の深刻な供給不足に対し、全国の自動車車体整備事業者(鈑金塗装工場)から悲痛な声が上がっています。

政府は「ナフサの総量は足りており、一時的な目詰まりである」との見解を示していますが、修理の最前線である現場の実態とは致命的な乖離が生じています。 この度、全国の同業者ネットワークを通じて「塗料材料の供給不足と影響に関する緊急実態調査」を実施したところ、わずか4日間で全国47都道府県・306社の事業者から回答が殺到し、業界全体が「事業継続の危機」に瀕している実態が浮き彫りとなりました。

この客観的データをもって、現在の異常事態を広く社会に周知するとともに、行政に対し、サプライチェーンの徹底調査と実効性のある対策が必要であり、この事態を放置すれば一般消費者の自動車修理(事故対応等)の大幅な遅延や、安全確保に直結する甚大な影響を及ぼす事が予想される。

■ 調査結果のハイライト(異常事態の証明)

1. 【事実上の供給ストップ】 99.3%の事業所が「仕入れ制限」を受けている 

「現在、塗料やシンナー(16L缶など)の通常仕入れに制限はかかっているか?」という問いに対し、全体の99.3%が「はい(制限がある・小分けでしか買えない等)」と回答。一部地域の「目詰まり」ではなく、日本全国を覆う構造的かつ致命的な供給ストップが起きていることが証明されました。

調査結果

2. 【政府発表とのズレ】 メーカーではなく「川上」の枯渇への疑念 

アンケートの自由記述では、「ニュースではメーカーが出し渋っていると言うが、実際には塗料販売店(卸)の段階で全く売るものがないと言われている」「仕事に欠かせないテープやペーパー類まで手に入らない」といった声が多数寄せられました。現場の肌感覚として、問題の根源はメーカー層(川中)ではなく、さらに川上の商社等による供給制限や買い占めにあるのではないかという強い疑念が生じています。

調査報告

■ 現場から寄せられた「生の声」(アンケート自由記述より抜粋)

「材料が無いと仕事にならない。生活もできない。値上げは理解できるが、『材料が無い』のは完全な死活問題だ。」(富山県・開業半年の工場)

「ニュースではメーカーが目詰まりさせていると言うが、塗料販売店は『GW明けには本当に売る物が無い』と言っている。」(同上)

「シンナーや塗料だけでなく、仕事に欠かせないテープやペーパー類まで手に入らない。業者が出し渋りをしているするならば、一刻も早く緩和して欲しい。」(長野県)

■ 今後の展望と、行政・関係各所への要望

全国306社のデータは、我々現場の「限界」を示すものです。 当有志団体は、本調査結果をエビデンスとし、国土交通省および経済産業省に対し、以下の通り強く要望いたします。

サプライチェーンの徹底調査と是正指導 

メーカー(川中)への責任転嫁ではなく、ナフサ供給から商社(川上)に至るまでの流通経路における「売り惜しみ・買い占め」の有無等に関する徹底した実態調査と、迅速な是正指導が急務である。

そして自動車は、国民の生活と物流を支える最重要インフラです。自動車修理業界は、消費者の安全なカーライフを守るため、事態の早期解決が必要である事が明らかになった。

【本件に関するお問い合わせ先】

 自動車車体整備業界 有志 

 代表:細田 宗範(株式会社BIC 代表取締役) 

所在地:〒561-0817 大阪府豊中市浜3-7-7 

TEL:06-6333-1115 Mail:info@beefitcars.jp

【本文記事URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000116786.html】

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