欲しかったのはスピードやアクセルではなく、もっと強いアシスト。そんな選択肢は今までほとんどなかった。ENNE ZEROは、電動アシスト自転車では満たしきれなかったニーズに応える、新しい選択肢です。
株式会社ENNEのプレスリリース
株式会社ENNEはこのたび、既に発表済みの新型モビリティ「ENNE ZERO」について、電動アシスト自転車代替市場への参入方針を発表します。
ENNE ZEROは特定小型原動機付自転車です。最高速度は20km/hです。だからこそ、私たちは最初から「速さ」ではなく、20km/hまでをどれだけラクに、どれだけ力強く走れるかに振り切って開発を進めてきました。特定小型原動機付自転車は制度上、最高速度20km/h以下の車両区分です。
私たちが狙うのは、「もっと速く走りたい人」ではありません。
坂がしんどい。荷物があると重い。発進がだるい。電動アシスト自転車は便利だけど、正直もっと強く押してほしい。そう感じてきた人たちです。
しかも、街中の現実は案外シンプルです。日本の実走調査では、自転車の平均速度は学生・成人で14.6km/h、幼児児童・高齢者で11.4km/hでした。ENNE ZEROと同サイズの14インチや16インチの小型車ではさらに遅い速度帯での巡航です。つまり、多くの人は毎日20km/hで飛ばしているわけではありません。日常で本当に効くのは最高速ではなく、よく使う速度域がどれだけラクかです。ラクさを謳いましたが逆に小型車ではスピードアップ兼ラクさアップとなるでしょう。
さらに2026年4月1日からは、自転車にも交通反則通告制度、いわゆる青切符が導入されます。警察庁は、自転車の違反例として通行区分違反(逆走、歩道通行等)も挙げています。これまでのように「とりあえず歩道でラクに移動する」という前提は、今後ますます通用しにくくなります。
だから私たちは、ここで正面から言います。
ENNE ZEROは、電動アシスト自転車の次に来る“もっとラクな移動”を狙った車両です。
今まで、まともな「電アシ代替」になれる特定原付はほとんどなかった
これまで特定原付が電動アシスト自転車の代わりになりきれなかった理由は、はっきりしています。
見た目だけではない、本当に走るペダルを備えた特定原付が、技術的にほとんど成立していなかったからです。特定原付以外の電動モビリティは確かに代替えになり得ましたが免許とヘルメットが必須となる点で本当の代替え足りえない現状でした。
特定原付は免許不要でヘルメットも努力義務の20km/h上限の中で成立する車両です。この条件の中で、人が踏んだ力で実際に車輪を回すペダルを成立させようとすると、ただペダルを付けるだけでは済みません。
人力が駆動に入る以上、モーター制御だけでは足りない。速度管理、制動、電源オフ時の制御、保安機能までまとめて設計しないと、日常で安心して使えるレベルには届きません。特定小型原動機付自転車が20km/h上限の制度で定義されていることは国土交通省も明示しています。
この壁があったからこそ、これまで市場にあった「ペダル付き」は、発電用だったり、見た目だけだったり、日常で本気で使うには足りなかったりしました。
つまり、電動アシスト自転車ユーザーが本当に欲しかった“強いアシスト感の代替”にはなりきれていなかったのです。
ENNE ZEROは、そこを突破するための車両です。
走行ペダル、ENNE ZEROシステムAI、ダイナミックブレーキ、ウェイクアップ機能。
この4つをまとめて成立させることで、私たちは初めて「ちゃんと使えるペダル付き特定原付」を狙っています。
今回の主役はアクセルではない。1:5アシストだ
ENNE ZEROは特定原付なので、アクセルでの走行も可能です。でも、今回私たちが本気で打ち出したいのはそこではありません。
欲しかったのはアクセルではなく、もっと強いアシスト。
そこに、ENNEは正面から踏み込みます。
今回新たに発表するのは、人力1に対して5相当のアシスト感を目指す「1:5アシスト」構想です。
これは速さを競う話ではありません。
20km/hまでの実用速度域で、発進がラク、坂がラク、荷物があってもラクという体感をどこまで押し上げられるか、その勝負です。
電動アシスト自転車は便利です。でも実際には、坂で脚を使う、再加速で頑張る、荷物があると急にしんどい。
「速くなくていいから、もっと押してくれ」と感じたことがある人は多いはずです。
ENNE ZEROは、そこに答えを出しにいきます。
スピードではなく、アシスト感で選ばれる車両。
それがENNE ZEROの立ち位置です。
坂で止まらない。押して上らない。それが価値になる
従来の特定原付は、平地では便利でも、坂道で不満が出やすい乗り物でした。少しきつい坂になると速度が落ち、ひどい場合は押し歩きが頭をよぎる。街中で使うには、ここがかなり大きな弱点でした。
ENNE ZEROは、この弱点をそのままにしません。
アクセルだけに頼らず、走るためのペダルで人の力を足せる構造にすることで、坂道でも移動を続けやすくしています。ENNE ZEROの価値は、坂を速く駆け上がることではありません。
坂で止まらないこと。押さずに済むこと。移動がそこで終わらないこと。
毎日使う乗り物として、この差はとても大きいと私たちは考えています。
電欠でも帰れる。そこで終わらない
特定原付の不安は、電池が切れた瞬間に一気に現実になります。バッテリーがなくなったら、あとは重い車体を押して帰るだけ。この不安があるから、行動範囲を広げにくい。購入をためらう。そういう人も少なくありません。ENNE ZEROは、この不安にも正面から向き合いました。
走行ペダルを備えているため、バッテリー残量が少ないときでも、ペダルで移動を続けるという発想を最初から入れています。
ここで効いてくるのが、ウェイクアップ機能とENNE ZEROシステムAIです。車両の走行を検知すると、必要な制御系を起動し、車速管理や保安機能に必要な制御状態を立ち上げます。
つまりENNE ZEROは、ただ「漕げるだけ」の車両ではありません。
帰れるように考えた車両です。
この違いは、カタログより所有してから効いてきます。
20km/hでも十分実用的。むしろ街ではそこがちょうどいい
「20km/hだと自転車の代わりには遅いのでは?」この疑問は、もちろん出てきます。でも、街中の現実はすでに数字が出しています。
日本の実走調査では、自転車の平均速度は学生・成人で14.6km/h、幼児児童・高齢者で11.4km/hでした。
つまり、街中での自転車利用は、そもそも20km/hフル巡航が当たり前の世界ではありません。信号がある。交差点がある。歩行者がいる。止まってまた発進する。
そういう街中では、最高速の数字より、発進の軽さ、再加速のラクさ、坂で失速しないことのほうが、はるかに満足度に直結します。
しかも2026年4月1日からは、自転車にも青切符制度が導入され、違反の例には通行区分違反(逆走、歩道通行等)も含まれます。
これまでのような「歩道に逃げればいい」という感覚は、これから先さらに使いにくくなっていきます。
だからENNE ZEROは、速さを見せびらかすための車両ではありません。
20km/hまでを、今までよりずっとラクにするための車両です。
14インチや16インチの小径タイヤで狙うべきなのは、高速巡航ではありません。街中での軽快さ、扱いやすさ、そして“思ったよりラクだな”という体感です。ENNE ZEROは、その方向に振り切ります。※14インチ、16インチで20km/hは逆に普通より速い速度かもしれません。
この車両は、気合いではなく技術で成り立たせる
ENNE ZEROの価値は、根性論では作れません。だから私たちは、次の4つをまとめて作り込みました。
・走行ペダル
発電用ではなく、実際に走るためのペダルです。人が踏んだ力を、そのまま車輪の駆動に使うための機構です。
・ENNE ZEROシステムAI
車速、ペダル回転、入力の強さ、電源状態などを見ながら、車両全体をまとめて制御する中枢です。大事なのは“AI”という言葉ではなく、ペダル、速度管理、制動、保安機能をバラバラではなく一体で動かすことです。
・ダイナミックブレーキ
走行ペダルを持つ特定原付として成立させるための中核技術のひとつです。単なる減速装置ではなく、走るペダルと20km/h上限を両立させるための制御の一部として機能します。
・ウェイクアップ機能
電源オフ時や低残量時でも、走行状態をきっかけに必要な制御系を起動する仕組みです。これにより、移動継続性と必要な制御状態の維持を支えます。
ENNE ZEROの本質は、どれか1つがすごいことではありません。
4つをまとめて、街で使える車両として成立させることにあります。
ENNE ZEROは、こんな人に刺さる
ENNE ZEROは、次のような人に向いています。
・駅までの移動や近距離通勤を、もっとラクにしたい人
・坂の多い地域で、今の電動アシスト自転車に物足りなさを感じている人
・荷物が多い日でも、発進や登坂をラクにしたい人
・電池残量を気にしすぎずに移動したい人
・スピードやアクセルより、強いアシスト感を求めている人
ENNE ZEROは、特定原付にペダルを付けただけの車両ではありません。
坂に強い。電欠でも帰れる。20km/hまでの移動がラクになる。
この当たり前のようで当たり前ではなかった価値を、本気で取りにいく車両です。
私たちはENNE ZEROを、従来の特定原付の延長ではなく、
電動アシスト自転車では満たしきれなかったニーズに踏み込む、新しい提案として育てていきます。
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ご注意
※本リリースに記載の「1:5アシスト」は、今後の仕様展開に向けた開発構想・制御チューニングの方向性です。最終仕様は今後の開発・試験により決定いたします。
※蓄電池については、基本的にPanasonic製セルを採用予定ですが、原料確保の都合により、同等性能の他社製品(LG、Samsungほか)を使用する場合があります。
※航続距離は、体重や道路状況などにより変動するため、保証するものではありません。
※走行時は自賠責保険の書類を携帯してください。
※ヘルメットの着用は努力義務です。
※運転できるのは16歳以上の方です。免許は不要です。
※道路交通法その他関係法令に従ってご利用ください。
お問い合わせ
株式会社ENNE
東京都千代田区霞が関3-7-1 霞が関東急ビル
info@ennegt.com
https://www.ennegt.com/