「洗車の拭き残し、原因は“拭き方”ではなかった」メーカー検証で判明 ボディ拭き上げの常識を変える可能性

ガラス拭き製品を手掛けるメーカーが検証。水滴が残る理由は吸水量ではなく“クロスの接触状態”だった。

Vectoraneのプレスリリース

洗車後、確かに拭いたはずなのに水滴が残る——。
多くのドライバーが経験するこの現象について、洗車用品を開発する株式会社Vectorane(日本)が検証を行い、その原因が従来考えられてきた「拭き方」や「吸水量」だけではない可能性を明らかにしました。

同社はこれまで、ガラス用の拭き上げ製品やディテーリングクロスを開発・販売してきました。
開発の過程で、ある共通した現象に気づいたといいます。

それは、

「クロスがボディ表面に均一な面で接しているときだけ、水滴が消える」

という点でした。


■ なぜ水滴は残るのか

一般的な吸水クロスは毛足が長く、ボディに引っかかりながら動きます。
このときクロスは波打ち、接触する面圧が一定になりません。

面としてボディを通過できないため、水は分断され細かい水滴として表面に残ります。
つまり、水滴が残る原因は吸水力の不足だけではなく、クロスが均一な面で接触していないことにある可能性があると同社は結論づけました。


■ ガラス拭きの技術をボディへ応用

同社はこの現象を、ガラス拭き製品の開発過程で再検証。
クロスが波打たず、ボディに対して均一な面圧を保ったまま通過する構造を持たせることで、水滴が残らない状態を再現できることを確認しました。

開発された製品は、特殊な織り構造により面圧を安定させ、ボディ表面に均一な面で接触します。
その結果、水を吸収するだけでなく「残さない処理」が可能になったとしています。


■ “吸水量”から“接触状態”へ

これまでの洗車では、拭き上げは技術や経験が必要な作業と考えられてきました。
しかし今回の検証では、作業者の技術ではなく道具の構造が仕上がりに大きく影響することが示されました。

同社は「洗車の拭き上げは個人の技量の問題とされがちでしたが、実際には道具側の設計で解決できる部分が大きい」としています。


■ 開発者コメント

株式会社Vectorane 代表は次のように話します。

「多くの方が経験している“拭いたのに残る水滴”は、上手い下手の問題ではありませんでした。
原因はクロスがボディに均一な面で接していなかったことにあります。
今回の製品は吸水力を高める発想ではなく、面で処理できる状態を作ることから設計しました。
洗車の最後が、初めて安心して終えられる道具になると考えています。」


■ クラウドファンディングで支持

同製品は現在、応援購入サービス「Makuake」にて公開中。
公開後、多くの支援を集め、すでに目標を大きく上回る支援が集まっています。

プロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/papppy15/


会社概要

株式会社Vectorane ブランド:papppy
所在地:兵庫県尼崎市大島1-24-52-1F
事業内容:洗車用品およびカーケア製品の企画・開発

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