― 量産工場新設により、熱ソリューションを通じたGXの実現を加速 ―
株式会社ロータス・サーマル・ソリューションのプレスリリース
ポイント
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篠原電機株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役社長:篠原 基一郎)およびエレマテック株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:大越 浩一)を引受先として、第三者割当増資を実施いたしました。
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令和7年度採択Go-Tech事業(※)『グリーントランスフォーメーション(GX)を実現する低消費電力次世代サーバー冷却技術の開発と実証』にて開発技術を導入した液浸サーバーを東北大学『NanoTerasu』に設置、実証実験を開始します。
※成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)https://www.kansai.meti.go.jp/3-5sangyo/sapoin/houshien/sapoin.html
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量産体制の強化、製造プロセスの高度化、および事業拡大のために、大阪府大阪市西淀川区御幣島に工場を新設いたします。竣工は、3月11日を予定しています。
新工場住所:大阪府大阪市西淀川区御幣島1丁目9-23
【概要】
株式会社ロータス・サーマル・ソリューション(以下、当社)は、Go-Tech事業および複数の事業会社からの出資を受け、総額5億円規模の資金調達を実施したことをお知らせいたします。あわせて、熱ソリューションの本格的な量産・供給体制を構築するため、量産工場の新設に着工したことをご報告いたします。
当社はこれまで、独自の熱制御・熱利用技術を核とした高付加価値な熱ソリューションの研究開発および社会実装に取り組んでまいりました。今回の資金調達は、当社技術の社会的意義や将来性が評価され、実際の事業シナジーを見据えた事業会社からの出資により実現したものです。本調達資金は、量産体制の強化、製造プロセスの高度化、人材採用など事業拡大に向けた取り組みに活用してまいります。
また、このたび新設する量産工場では、当社の熱ソリューションを安定的かつ高品質に供給することが可能となります。これにより、多様な産業分野におけるエネルギー効率の向上や、未利用熱の有効活用を促進し、顧客ニーズに迅速に応える体制を整えます。
当社は、熱ソリューションの提供を通じて、エネルギー消費の最適化やCO₂排出削減に貢献し、GX(グリーントランスフォーメーション)の実現を加速させることを目指しています。今後も、パートナー企業との連携を強化しながら、持続可能な社会の実現に向けて挑戦を続けてまいります。
【今後の展開】
当社は、独自材料であるロータス金属を基盤とし、空冷・水冷・沸騰冷却など多様な冷却方式に対応した熱ソリューションの開発を進めてまいりました。当社技術は高発熱デバイスの放熱課題に応え得るコア技術として、製品設計自由度と放熱性能を両立しています。
データセンター市場は、DX・AI普及に伴う巨大インフラ需要によって拡大を続けています。世界のデータセンター市場は2024年時点で約4,100億米ドル規模に達し、2030年代にはさらに数千億米ドルへ成長する見込みです。 国内でも、データセンター全体の市場規模は2025年に約120億米ドル、2031年には約400億米ドルと高い成長が見込まれています(CAGR約20%)。
データセンターの構成品市場の中でも、冷却技術は特に伸長が顕著で、グローバルのデータセンター冷却市場は2025年に約110億米ドルと評価され、2031年には約250億米ドル規模まで拡大すると予想されています(CAGR約15%)。 日本のデータセンター冷却市場も成長を続けており、2025年に約30億米ドル、2034[靖浦11] 年には約70億米ドル規模へ拡大するとの予測が示されています(CAGR約10%)。
一方で、データセンターの電力消費はインフラ全体の重要な課題です。生成AIや高性能コンピューティングの普及により、サーバーの消費電力と発熱密度は増加傾向にあり、電力供給と熱排出の両面で効率化が求められています。また、世界のデータセンターは運用電力の一部を占め、今後も電力需要の増加が予測されています。
当社はこのような市場環境を背景に、ロータス金属を核とした冷却技術を高効率・高信頼のサーバー熱マネジメント製品として提供し、電力効率向上・CO₂排出削減の両立に寄与することを目指しています。また、国内外の冷却ニーズに対応する技術展開を進めることで、データセンター市場の成長を捉えつつ、持続的な企業価値向上を図ってまいります。
【お問い合わせ先】
株式会社ロータス・サーマル・ソリューション 代表取締役社長 井手 拓哉
Tel/FAX:080-6153-8248 E-mail:info@lotus-t-s.co.jp
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