株式会社東海理化のプレスリリース
株式会社東海理化(本社:愛知県丹羽郡大口町、代表取締役社長:二之夕 裕美)は、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を認定する日本最大級の表彰「D&I AWARD 2025」(主催:株式会社JobRainbow) において最高評価である「ベストワークプレイス」に認定されました。
D&I AWARDは、「ジェンダーギャップ」「LGBTQ+」「障がい」「多文化共生」「育児・介護」の5つの項目を軸に、企業のダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みを多角的に評価する表彰制度です。とくに世界的にも高い水準を満たす企業は、最高評価となる「ベストワークプレイス」に認定されます。当社はジェンダーギャップ、障がい、育児・介護の項目が高く評価され、本認定に至りました。
今後も誰もが自分の個性を最大限発揮できる会社であるために、様々な個性を持つすべての社員が成長し活躍できる企業風土と働く環境を推進します。
[D&Iに対する主な取り組み]1. 女性活躍推進
職場ごとの課題を丁寧に分析し、男女ともにキャリアを描ける環境づくりを進めています。社員が自身のキャリアを振り返り、将来のビジョンを考えるためのセミナーや座談会を定期的に開催しているほか、女性技術者役員の経験やアドバイスをもとに、キャリア形成のヒントを得られる座談会を実施しています。また、異業種で活躍する女性技術者リーダーを招いた講演を通じて、幅広い視点からキャリアを考える機会も提供しています。さらに、理系女子学生を対象とした積極的な採用活動を進めています。
2. 育児・介護
男女ともに仕事と育児を両立して活躍できる環境づくりを進めています。育休の利用促進では、職場が早期に人員や業務調整を始められる様々な制度を導入し、安心して育休を取得できるようにしています。復職に向け、育児と仕事を両立する先輩社員の話を聞き、育児期のキャリアを考える機会を設けています。介護支援では、自治体と連携し、公的制度と会社制度を同時に相談できる体制を整備。「要支援」段階から取得できる休暇など、本格的な介護前からのキャリア支援にも取り組んでいます。
3. 障がい者雇用推進
障がいの特性や働く上での配慮すべき点を深く理解することを目的に、支援学校の教員による社員への講演会を開催し、現場でのコミュニケーションや指導方法の質向上を図っています。また、聴覚障がいのある社員に向けて、音声認識で会話を記録し、文字情報として共有できるコミュニケーション支援ツールを導入し、職場での円滑な情報共有をサポートしています。さらに、車いすを利用する方が生産現場で活躍できるように設計された「車いすライン」を整備し、部品組み立て作業を可能にするなど、障がいのある社員が安心して働ける環境づくりを進めています。
4. 社内風土改革・その他
職種や役割を超えて社員同士がつながる場や社外との交流機会を積極的に設けるなど、多様な価値観や考え方に触れる機会を通じて、会社全体の風土改革、社員の意識改革に取り組んでいます。
[その他の取り組み]https://www.tokai-rika.co.jp/sustainability/society/diversity/
<参考>
D&I AWARD:https://diaward.jobrainbow.jp/top