三菱オートリース株式会社のプレスリリース
三菱オートリース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙井 直哉、以下「三菱オートリース」)と十六リース株式会社(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役社長:白木 幸泰、以下「十六リース」)は、エンジン車の走行時に発生するCO2排出量を実質ゼロにできる「カーボンオフセット付オートリース」の提供を開始しました。
■本取り組みの経緯・目的
近年、企業において事業活動におけるCO2排出量の削減、いわゆる「脱炭素経営」への取り組みが課題となっており、特に事業活動に不可欠な車両については、電動車へのシフトが推奨されています。その一方で、業種や利用状況によっては早急な電動化が困難なケースもあり、既存のエンジン車による事業活動を継続しながらも、CO2排出量削減に貢献したいというお客様の声が多く寄せられていました。
このようなお客様の課題を解決し、「エンジン車のCO2を手軽にオフセットしてカーボンニュートラル」を実現することを目的に、三菱オートリースが持つオートリース事業におけるノウハウと、十六リースが提供する地域密着型のサービスを融合させることで、幅広いお客様のニーズに応えるモビリティソリューションとして「カーボンオフセット付オートリース」を共同開発しました。
「カーボンオフセット付オートリース」は、お客様が自らのCO2排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行ったうえで、それでも削減が困難な部分の排出量を別の場所で削減・吸収してオフセット(相殺)するという考え方をオートリースに適用したサービスです。あらかじめ契約走行距離と車両燃費からリース期間中に発生が予測されるCO2排出量分のクレジットをリース会社が購入しオフセットに使用することで、お客様の車両が走行時に発生するCO2を実質“ゼロ”にします。
■カーボンオフセット付オートリースの特長
1. 多様な車両に対応、お客様のニーズに合わせたカスタムメイドが可能
軽自動車からトラックまで、あらゆる車両でご利用いただけます。また、オフセットしたいCO2排出量やオフセット比率はお客様の状況やご要望に合わせてカスタムメイドできるため、お客様のニーズに合わせた脱炭素経営を支援します。
2. 経理処理の簡素化と毎月一定料金でのオフセットを実現
オフセットするための費用は毎月のリース料に含めてご請求するため、オフセットに関する予算申請や別途の支払処理が不要となります。これにより、お客様の経理業務の負担を軽減し、毎月一定料金で手軽にCO2をオフセットすることが可能になります。
3. 信頼性の高いJ-クレジットを利用し、オフセットを実施
J-クレジット制度で認証されたクレジットを利用し、手続き完了後には無効化通知書を発行いたします。なお、CO2排出量のオフセットは三菱HCキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:久井 大樹)が実施します。
■各社の概要
【三菱オートリース株式会社】
三菱オートリースは、自動車・モビリティに係るリース、メンテナンス等の総合ソリューションサービスを展開しています。更に昨今では、EV を始めとする電動車の導入によるお客さまの脱炭素・カーボンニュートラルへの取り組みをサポートする EV ソリューションを展開しています。
〇本社:東京都港区芝五丁目33番11号 田町タワー
〇事業内容:自動車に係るリース、メンテナンス等の総合ソリューションサービス業
URL:https://www.mitsubishi-autolease.com/
【十六リース株式会社】
十六リースは、「脱炭素」を中心とした社会的経営課題に対し、お客さまに寄り添いながら真摯に向き合い、課題解決に資する付加価値の高いサービスの提供に取り組んでいます。
○本社:岐阜県岐阜市神田町7丁目12番地 十六ビル2階
○事業内容:リース業務、割賦販売業務、キャピタル業務(十六フィナンシャルグループ)

