広島発、車型プログラミング教材販売開始

5時間前

“見て・組み立てて・動かして学ぶ”――画面内で完結しがちな従来のプログラミング教育を変革する「デジハコプログラミングカー」が、12/12(金)より公式ホームページで販売開始。

株式会社ワールドエリアネットワークスのプレスリリース

第19回ひろしまグッドデザイン賞を受賞。

株式会社ワールドエリアネットワークス（本社：広島市、代表取締役：三谷歩）は、木製の車体を組み立ててプログラミングし、実際に走行させる体験ができる「デジハコプログラミングカー」を、12/12（金）より公式ホームページにて販売開始します。

本製品は、国内で長期課題となっているIT人材不足の解消と、試行錯誤を通じた学びの機会提供を目的に開発された教材です。初心者にも扱いやすい設計で、個人学習から企業・教育機関向けのBtoB展開まで幅広く対応。自動車産業の地盤を持つ広島から、新たなIT教育モデルを提案します。

公式ホームページはこちら

https://programing.digihaco.jp/

開発の背景－「手を動かしながら、自然と身につく学びの仕組みを」

国内ではDXの進展に伴いIT人材不足が長期的な課題となっており、従業員1,000人以上の大企業の79.6％が人材不足を実感していることが報告されています※1。

一方で、小学校でのプログラミング教育が必修化された現在も、「実際に手を動かし、結果が目に見える学び」が十分ではないとの指摘があります。

画面上の操作だけにとどまらず、仕組みの理解へつながる体験を求める声が高まる中、子どもたちが楽しみながらものづくりとプログラミングに親しめる教材の必要性がより明確になっていました。

※1）2025/7/15ヒューマンリソシア株式会社調査

「IT人材不足」大企業の約8割が実感と回答、5年後の将来、IT人材不足が拡大との予測も約6割に

「デジハコプログラミングカー」は、木製の車体を組み立て、IchigoJamマイコン(小さなパソコン)と各種モジュールを搭載し、BASIC言語という初心者向けのプログラミング言語を使って走行プログラムを実行できる体験型プログラミング教材です。

「作る → プログラムする → 走らせる」を一連の学習プロセスとして体験でき、ものづくりの仕組みの理解と試行錯誤の楽しさを自然に身につけられます。キーボードとディスプレイがあればすぐに学習を開始でき、周辺機器をセットにしたプランも選べます。

Eラーニング教材では、組立から基礎・応用までの動画、振り返り問題集を用意し、初心者でも迷わず学べる設計としています。

本教材は、広島のものづくり文化とIT教育を結びつけ、新しい学習体験を提供することを目指して開発されました。

画面上の操作だけでは得られない、
「組み立てる → プログラムする → 走らせる」という体験を通じ、子どもたちは理解と達成感を同時に得ることができます。

採用しているBASIC言語は構文がシンプルで初心者にも理解しやすく、保護者や先生がサポートしやすい構造です。組み立て工程も、初めての工作でも取り組みやすい難易度に調整されています。

さまざま場面でも同じ学習プロセスを実践できるよう設計されているため、授業・クラブ活動・地域イベントなどさまざまな教育環境で活用できます。また、車体は安全性とカスタマイズ性を両立しており、地域企業とのコラボレーションや独自カリキュラムへの発展も可能です。

今後は複数台を用いた協働型カリキュラムや、学校・自治体向けのワークショップ企画をさらに拡充していきます。企業・教育機関との連携によるBtoB展開も視野に入れ、広島発の新しいIT教育モデルとして全国へ学びの機会を広げていくことを目指します。

商品名	デジハコプログラミングカー
カテゴリ	木製車体プログラミング学習キット／STEM・プログラミング教材
商品情報	・Eラーニング版（Eラーニング講座・木製キット・周辺機器）・キットのみ（学校・教育機関向けのみ）
販売価格（Eラーニング版）	一括払い：49,500円～／12ヵ月分割払い：月額4,500円～×12回／12ヵ月
販売方法	公式ホームページからお申し込み https://programing.digihaco.jp/

会社名：株式会社ワールドエリアネットワークス

担当者：マーケティングディレクター三保舞称

所在地：広島県広島市中区大手町2丁目2-13 ザ・ガーデンプレイス紙屋町5F