2,000万円超!史上最も高額で発売されたオートバイ(公道向け)TOP7も合わせて公開
株式会社パッションのプレスリリース

先日当社バイクパッションでは最新2025年モデル・走行距離350kmのBMW R1300GSアドベンチャーを320万円で買取した。
メーカー希望小売価格はカラーに応じて303~326万円(金額はいずれも税抜)であったから、新車価格と同等の水準で中古車を買取したことになる。

このことは『新車より高く売れる現行バイクが続出。買取率の高いバイクTOP 10』で別途紹介しているが、今回は最新2025年モデルに焦点を当ててみたい。
2025年モデルの中でエポックメイキングだったのは11万USD(150円換算で1,650万円)の値札を下げて131台が発売されることになったハーレーのCVOロードグライドRRであろう。
ロードグライドRRはMoto Americaが開催する人気レースKing Of The Baggersに参戦しているファクトリーマシンのレプリカモデルである。
過去には例えば2008年にMotoGPレプリカとして1,500台限定のDesmosedici RRが866.25万円、2015年には同じくMotoGPレプリカとして約200台が生産されたRC213V-Sが2,190万円、2020年にはWSBK向けホモロゲ機の上を行く軽量マシンとして500台限定のSuperleggera V4が1,195万円で発売されているが、ロードグライドRRは市販された量産公道モデルとしてはオートバイ史上2番目に高額な機種となった。
さて、そんな各メーカーから発売された2025年モデルのオートバイが中古市場にも登場し始めている。
そこで高値で取引されている2025年モデルのTOP10をランキングしてみた。
(今後、より高額で発売された機種が中古市場に出てくるとランクインの機種は大きく変わってくるだろう。あくまでも25年3月時点の速報値である
高く売れる2025年モデルのバイクTOP 10 (2025年3月末時点)
2025年モデル |
買取上限相場 |
買取平均相場 |
新車価格 |
参考買取率 |
367万円 |
327万円 |
303万円 |
108% |
|
291万円 |
280万円 |
272万円 |
103% |
|
269万円 |
260万円 |
278万円 |
93% |
|
262万円 |
262万円 |
272万円 |
96% |
|
255万円 |
244万円 |
219万円 |
111% |
|
204万円 |
194万円 |
155万円 |
125% |
|
200万円 |
200万円 |
203万円 |
98% |
|
190万円 |
173万円 |
131万円 |
132% |
|
160万円 |
160万円 |
220万円 |
73% |
|
155万円 |
155万円 |
172万円 |
90% |
※金額は全て税抜き価格
※新車価格(メーカー希望小売価格)はベースグレードのベースカラーを採用
※買取相場は業者間オークションの取引額を2025年3月末時点で12か月間遡った金額
※対象機種は2025年モデル
上記表については少々補足が必要であろう。
新車価格や対象機種の選別は上記注釈の通りなのだが、業者間の取引額とは何であろう?
業者間オークションは、年間に約20万台のバイクが取引される(買取業者最大の転売先にして販売業者最大の仕入れ先となっている)業者間オークションでの落札額である。
従って上記表の参考平均買取率は「業者間の平均取引額÷新車価格」で算出しているが、「業者間の平均取引額=買取業者の転売額」であることから査定現場での買取率は (転売額から出品手数料や陸送費と儲けを差し引く 必要から)1~2%低くなる点にはご留意頂きたい。
尚、2025年モデルで中古市場に多く出回っている機種のランキングは下記のようになっている。