アプリによる近距離モビリティ「ウィル」の貸出手続きで、プレミアムな観戦・移動サービスがもっと便利で快適に。DX推進で施設側はオペレーションを省力化、インクルーシブなスポーツ・エンタメ体験を一層提案
WHILL Incのプレスリリース
WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント(本社:北海道北広島市、代表取締役社長:小村勝、以下「ファイターズ」)が運営する北海道ボールパーク F ビレッジ(以下「Fビレッジ」)ならびにES CON FIELD HOKKAIDO(以下「エスコンフィールド」)において導入されている、免許不要の近距離モビリティWHILL(ウィル)を借りられる「WHILLモビリティサービス」が、専用のアプリからレンタル可能になることを発表いたします。エスコンフィールドでの公式戦開催を控える2025年3月24日より開始することで、多くのお客様の来場が見込まれ、運用規模も全国最大級である中でも、お客様は受付カウンターの混雑状況などに左右されずにいつでもスムーズに借りていただけるとともに、運営側にとっても、スタッフにしかできないお客様対応に一層注力できるようになります。また、アプリでのレンタル運用では、人員を介在させなくてもお客様にとってより利便性の高い所にウィルの貸出場所を設置できるため、状況やニーズなどに応じて柔軟に配備しやすくなります。アプリを通じたDX化を進めることで、プレミアムな観戦・移動サービスをより便利で快適にするとともに、誰もが満喫できるインクルーシブなスポーツ・エンタメ体験の価値創造を目指してまいります。

Fビレッジでは、誰もが居心地のよさを感じられる、多様なコミュニティ醸成に寄与する空間づくりが進められています。その一環としてWHILL社とファイターズは2023年3月開業時より連携し、障害の有無や年齢などに関係なく、すべての人が存分に楽しめるインクルーシブな環境を実現するため、ウィルを活用したプレミアムな観戦サービスと周辺エリアにおける移動サービスを提供してまいりました(注1)。試合日はもちろん、試合がない日でも多くの方がウィルを利用するほどの高い需要がうかがえたため、導入台数は当初の10台から25台に増えたとともに、貸出場所の増設を求める声も多数いただき、そのご要望にお応えすべく球場内外の移動サービスで利用する際の貸出場所も3カ所に広がっています。

インバウンド需要が旺盛化し2025年シーズンの開幕戦も控え、今後一層さまざまな方の来場が多く見込まれる中、WHILL社はファイターズとともにこの度、アプリでウィルをレンタルできるようにしました。アプリ上でレンタルから返却までの手続きを一貫してできるようにすることで、お客様のウィルのレンタル利便性をより高めるとともに、運営スタッフの貸出オペレーションの負荷軽減につなげ、F ビレッジとエスコンフィールドにおける滞在体験のさらなる向上を目指してまいります。
◼️FビレッジとエスコンフィールドでのWHILLモビリティサービス 概要
提供モデル |
プレミアムモデル「WHILL Model C2」 |
利用方法 |
①ウィルで観戦できるプレミアムサービス「WHILL Premium Seat」を 利用する場合 ご家族など同行者を含めModel C2で観戦できるサービス。 公式オンラインチケットサイト「Fチケ」より車椅子席をご購入いただく際に 無料オプションとして選択可能です。 FチケURL:https://ticket.fighters.co.jp
②球場内外の移動サービスとしてウィルを利用する場合 エスコンフィールドやFビレッジ内を散策できるサービス。 貸出場所でアプリから貸出・返却が可能です。 利用にはアプリダウンロードとアカウント登録が必要です。 |
料金 |
①観戦チケットご購入のみで、ウィルの利用自体は無料 ②無料 |
貸出場所 |
①観戦当日、チケット(入場用コード)をお持ちの上、 F NEOBANK GATE内チケットサービスにて受け取り。
②以下の3カ所で貸し出しています。 ・TOWER 11内 1F FIELD LEVEL インフォメーションセンター ・1F FIELD LEVEL Sec117付近 インフォメーションブース ・2F MAIN LEVEL Sec226付近 インフォメーションブース
※インフォメーションブースは公式戦および一部のイベント開催時のみ営業 |
利用可能時間 |
①試合時間に準ずる ②エスコンフィールド営業時間に準ずる |
利用条件 |
体重115kg以下、着座で足おきに足がつく、 操作に必要な注意力などを備える 等 |
※台数に限りがございます。ご了承ください。内容は予告なく変更となる可能性がございます。
詳しく:https://www.fighters.co.jp/expansion/2023/whill_service
注1:Fビレッジでのこれまでの取り組みを数字で振り返るnote記事
https://note.com/whillcommunity/n/n369777af6f2e
■ウィルについて
ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。4ラインアップのうちModel C2は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長としています。
製品について:https://whill.inc/jp/model-c2
■WHILLモビリティサービスについて
安心安全設計の近距離モビリティを施設内外に導入できる法人向けサービスです。保険/メンテナンス・機体管理システムをパッケージ化することで、運営者様の導入負担を軽減するとともに、導入先の環境にも柔軟に対応した体制を整えています。導入法人側は安心快適に機体管理や安定運用ができ、お客様の滞在体験を向上できます。
詳細:https://whill.inc/jp/mobility-service/how-it-works/onsite-fleet-service
フォームでの問い合わせ:https://whill.inc/jp/mobility-service/contact
◼️ウィル貸出し用アプリ「WHILL Rental」について
スマートフォン端末にダウンロードしてアカウント登録することで、どなたでも簡単に利用できます。マップ上にはウィルを借りられる施設や場所、利用できるウィルのモデルや貸出し方法が表示され、旅行やお出かけ先におけるWHILLモビリティサービスの有無を事前に調べることができます。
施設側にとっても、貸出しオペレーションの省力化に加え、インフォメーションなどの立地に左右されず、お客さまにとってより利便性の高い所にウィルの貸出し場所を設置できます。人的リソースが限られる中でも負担少なく日々の運用管理が可能となることで、安心安全かつ円滑なサービス提供が可能です。
貸出し時は、利用する機体と利用プランを選択して決済完了した上、機体に貼付されたQRコードを読み取ることで解錠、利用を開始します。乗車中はアプリから施錠も可能で、お手洗いや買い物など、機体から一時的に離れる際も安心です。利用後は貸出し場所に機体を戻し、アプリで返却手続きを行います。
アプリのダウンロード▶︎ iPhone https://x.gd/OV2f7 / Android https://x.gd/6XtMX
<WHILL社について>
WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、約30の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティ ウィルの開発・販売、およびウィルを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)です。WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。