マーレジャパン株式会社のプレスリリース
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MAHLEは、CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)の「気候保護」分野で「リーダーシップ」レベルである「A」評価を初取得。
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CDPは、環境・気候保護分野において継続的に取り組み、優れた成果を上げた企業に対して「A」評価を付与。
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MAHLEグループは、スコープ1+2+3のCO2排出量の削減で大きく前進。
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「今回の高評価は、当社のサステナビリティ戦略が着実に実行されていることを示す明確な証です」(マネージメントボードメンバーGeorg Dietz)
MAHLEグループは、環境・気候保護分野での継続的な取り組みと優れた成果が認められ、国際的な環境調査・情報開示を行う英国の非営利団体であるCDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)から高い評価を受けました。2024年のCDP評価において、MAHLEは気候保護(気候変動)の分野でAランクを獲得。さらに水供給の安全保障(水セキュリティ)の分野では、前年度より高い「A-」評価を受けました。これはMAHLEが最上位の「リーダーシップ」レベル企業として選定されたことを意味します。「MAHLEグループのマネージメントボードメンバーでサステナビリティ・健康・労働安全・環境マネジメントの責任者であるGeorg Dietzは、次のように述べています。「今回の高評価は、当社のサステナビリティ戦略が着実に実行されていることを示す明確な証であり、お客様やビジネスパートナー、投資家、従業員の皆様に対する重要なメッセージとなります」
CDPの評価基準では、気候保護分野において特に優れた「リーダー」企業に対して「A」ランクが付与されます。Aランクは、気候変動に関連するリスクと機会を総合的に理解した上で事業活動を行っている企業として認定されたことになります。
MAHLEは基準年である2019年と比較し、工場のエネルギー消費によるCO2排出量(スコープ1+2)を47%削減したほか、上流サプライチェーンおよび製品の使用段階(スコープ3)でのCO2排出量を17%削減しています。「気候保護におけるMAHLEの活動が大きく前進したのは、最新技術の導入、社内プロセスの最適化、エネルギーの節約、再生可能エネルギーの使用、化石燃料から電気への代替などの取り組みが奏功しています」と、企業サステナビリティ・労働安全衛生・環境担当責任者であるKathrin Apelは説明し、さらに次のように述べています。「MAHLEは各サプライヤーと協力し、製品からの排出量を継続的に削減する取り組みも行っています。製品設計ではリサイクル素材やバイオ由来素材をより多く使用することにも重点を置いています」
MAHLEは、地球温暖化防止を企業としての戦略的目標に掲げています。MAHLEグループは、パリ協定の目標達成に向けた取り組みを義務としてだけでなく、業界内での影響力と責任の強化、さらに将来に向けた革新的なソリューションを開発する機会として捉えています。
MAHLEは、2040年までに自社工場の気候変動に対する中立性を達成したいと考えています。また2030年までに、購入品やサービスからの排出量のほか、製品の使用段階(スコープ3)での排出量を28%削減する目標を掲げています。MAHLEが公表したエネルギーと排出量のデータは2021年以降、外部監査を受けています。
MAHLEの持続可能性へのコミットメントに関する詳細については、当社ウェブサイトの「サステナビリティレポート」をご覧ください:
Social responsibility – MAHLE Group
本プレスリリースと関連画像は「MAHLE Newsroom」(https://newsroom.mahle.com/press/en/)でご覧いただけます。
画像の著作権:MAHLE GmbH
生産拠点(Schorndorf 工場を含む)では、産地証明付きの再生可能エネルギーによる電力を使用しています。
About MAHLE (本社:ドイツ/日本支社:東京都豊島区)
MAHLE(マーレ)は、今日のグローバルな自動車業界において、乗用車と商用車両分野の開発パートナーおよびサプライヤーです。 1920年に設立されたマーレグループは、電動化と熱管理の戦略的分野に焦点を当て、将来の「Climate Neutral」なモビリティの実現に取り組んでいます。また、燃料電池や水素などの再生可能な燃料で稼働するクリーンな燃焼エンジンなど、炭素排出量をさらに高効率に削減するための技術にも焦点を当てています。
現在、世界中の2台に1台がマーレのコンポーネントを搭載しています。マーレは世界中72,000名以上の従業員を148の生産拠点や11のテクノロジーセンターに配置し、29か国に拠点を置いています。また、2023年には約13億ユーロの売上を計上しました。
日本においてマーレは、幅広い専門知識を活用しながら今日まで50年以上事業を継続して参りました。またアジア太平洋地域の本社機能を担うことで、日系大手自動車メーカーの国内外すべてのビジネスをサポートしています。現在、日本のマーレグループは国内17拠点に約2,600名の従業員を擁しています。
マーレジャパン公式サイト: https://www.jp.mahle.com/ja/
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