スタンレー電気グループの松尾電気株式会社が「特別支援学校就職サポート隊ひろしま」推進企業として表彰されました

スタンレー電気株式会社のプレスリリース

 このたび、スタンレー電気株式会社の特例子会社・松尾電気株式会社(広島県三原市・以下松尾電気)が広島県教育委員会より「特別支援学校就職サポート隊ひろしま」推進企業として表彰を受けたことをお知らせいたします。同表彰は、企業への就職を目指す特別支援学校高等部生徒の働く力の育成および就労促進に著しく貢献した企業を称えるものです。

表彰理由

 松尾電気は2016年より継続して特別支援学校生徒の職場実習を受け入れており、2019年7月に「特別支援学校就職サポート隊ひろしま」制度※に登録以降も、積極的な支援を続けております。特別支援学校の卒業生を2017年より常時雇用しているほか、学校側が企業向けに実施する参観日などの行事へ積極的に参加することで、就労前の相互理解を深めるなど、障がい者の就労促進に貢献してまいりました。これらの理由により表彰を受けました。

※同制度の詳細についてはこちらのWebサイトをご覧ください(広島県教育委員会ホームページ内)

広島県庁にて行われた表彰式の様子(2025年3月6日)

ダイバーシティ実現に向けた取り組み

 同社は“障がい者と健常者が同じ空間で、一緒に製品をつくる”という考えのもと、生産現場の作業環境を整えています。例えば、製品を数えずに置くだけで集計できる治具の内製や、工具を保持する箇所への目印の添付などで正確な作業を可能にしました。これにより障がいを持つ社員だけでなく、健常な社員の生産効率も向上し、同社の生産品目の一部において生産工数の削減につながりました。

 生活面のサポートとして、障がいを持つ社員のための独身寮を完備しています。寮生には専門職員との週2回の面談を実施し、必要に応じて寮生ご家族へのフィードバックも実施しています。これらは特例子会社の取り組みとして、広島県内で唯一の例です(表彰日時点)。

 また、行政と連携して障がいを持つ社員全員との個別面談を随時実施しているほか、社会保険労務士による障がい者向け年金の説明会を社内開催しています。

 このように、松尾電気は特例子会社としての枠組みを超えた、障がい者と健常者の共生・ダイバーシティを実現しています。今後も、誰もが能力を発揮して活躍し、成長し続けることができる職場作りに努めます。

 スタンレー電気グループは、今後もさまざまな側面からのダイバーシティ実現を推進してまいります。

       置くだけで集計できる治具
       保持箇所へ目印を付けた工具

スタンレー電気株式会社について

 1920年に自動車用電球などの特殊電球の製造販売を目的に創業し、現在では世界の主要な四輪・二輪メーカーに製品を提供しています。自動車照明以外にも可視光・赤外・紫外の各種LEDやLCDなどのコンポーネンツ製品、電子応用製品で、暮らしの安全安心に貢献しています。

コーポレートサイト:https://www.stanley.co.jp/

お問い合わせ:https://www.stanley.co.jp/inquiry/

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