株式会社 ジェイテクトのプレスリリース
株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:近藤禎人、以下「ジェイテクト」)は、サーキュラーエコノミーの取組みの一環として、製造過程でできる端材を使用したキーホルダーを制作し、ジェイテクトSTINGS愛知(男子バレーボール部)のホームゲーム開催時に販売いたします。
尚、売上金につきましては、全額能登半島被災地の復興支援として寄付いたします。
ジェイテクトグループは、「環境チャレンジ2050」を策定し「All for One Earth」をスローガンに、かけがえのない地球を次世代につなぐためのチャレンジをし続けています。カーボンニュートラル達成のためにScope1、2、3すべてにおいてCO2排出量削減をすすめ、自社の生産活動に関連するScope1、2においては2035年にカーボンニュートラル達成を目指しています。
また、サーキュラーエコノミーにも注力しており、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑制など進め事業活動の持続可能性の向上にも努めています。
販売するキーホルダーについて
・数量:500ケ
・価格:500円(税込み)/1ケ
・販売場所:ジェイテクトSTINGS愛知 ホームゲーム会場(岡崎中央総合公園 武道館)
・販売開始:2025年3月8日(土)~ なくなり次第終了
背景
当社花園工場では電動オイルポンプを製造しており、その過程で発生する樹脂の端材は、素材としてリサイクルすると樹脂としての性状が劣化するため、車両部品としての再活用が難しい状態でした。一方で、性状が劣化した樹脂を社内で何かに再活用できないかと模索しておりました。
また、以前よりジェイテクトと岡崎市ではカーボンニュートラルに貢献する取組みを推進しており、加えて岡崎市はジェイテクトSTINGS愛知のホームタウンであることから、岡崎市にある花園工場でのアップサイクルに取り組み、キーホルダーの制作に至りました。
アップサイクルへの取組み
社内で資源を再活用でき、サーキュラーエコノミーの推進にもつながりました。
今後について
ジェイテクトでは、気候変動への対応を重要課題の一つとして取り組むとともに、環境負荷極小化に向けた取組み指針「環境チャレンジ2050」達成に向け、より具体的な目標などを定めた「2025年環境行動計画」を策定しています。2035年までにジェイテクトグループ全体でカーボンニュートラルを実現するため、この計画をグループで共有し、新技術開発と生産工程の改善、オンサイトに加えて、バーチャルPPA(※)を含めたオフサイトでの再生可能エネルギーの導入を進めてまいります。また、グローバルな環境保全活動を通じ、持続可能な社会の実現、自然共生・生物多様性の取組みを進めています。全社を挙げ、環境人材の教育に取り組み、あらゆる環境課題の解決を進め、地球のため、世の中のために貢献する人づくりと新たな価値創造に努めます。
※バーチャルPPA:仮想の電力購入契約(需要家の敷地の外に建設した再エネ発電所から、発電量に応じた電力を伴わない環境価値のみを取引するもの。)
■当社のESGに関する取り組み事例や事業活動について
https://www.jtekt.co.jp/sustainability/
参考URL
・2024年1月11日 令和6年能登半島地震への支援について
https://www.jtekt.co.jp/news/2024/003613.html
・2023年12月11日 愛知県岡崎市内に社員通勤用燃料電池バスを導入
https://www.jtekt.co.jp/news/2023/003560.html
・2023年12月26日 カーボンニュートラルに貢献するCO2直接回収システムを地域実証~ゼロカーボンシティ構想を推進する岡崎市と協定を締結~
https://www.jtekt.co.jp/news/2023/003579.html
・2024年3月9日 ジェイテクトSTINGS、ホームタウンを岡崎市へ
https://www.jtekt.co.jp/news/2024/003729.html
・2024年12月18日 ジェイテクトSTINGS愛知ラベルのハンドソープを愛知県の小中学校へ寄贈
https://www.jtekt.co.jp/news/2024/004261.html
・2012年5月28日
アイドルストップ用電動オイルポンプの開発が「日本フルードパワーシステム学会 技術開発賞」を受賞
https://www.jtekt.co.jp/news/2024/003729.html
・2022年3月29日
「JFOPS4採用第2世代内製MCU搭載 電動パワーステアリング」と
「電気自動車駆動モーター冷却・潤滑用 電動オイルポンプ」が日産アリアに採用