多業種で脱炭素化を加速するEVトラックが空港作業用車両にも展開
フォロフライ株式会社のプレスリリース
EVメーカーのフォロフライ株式会社(代表取締役:小間 裕康、本社:京都府京都市)では、ラストワンマイルに適した商用1トンクラスEVトラックの開発・普及をすすめております。
はたらく車のニーズに特化したF1シリーズは100社以上の企業様に引き合いをいただき、物流企業をはじめ、建設業、コンビニエンスストア、医療業界、農業関連、消費者向け流通・小売り業界、自治体等、多岐にわたる業種で脱炭素化に貢献してまいりました。
この度、ANA成田エアポートサービス株式会社(代表取締役社長: 岡 功士、本社:千葉県成田市)がfolofly F1 VANを導入、1月30日より成田空港エリア内での資機材運搬車両として運用を開始したことをお知らせします。
■全国各空港で進む脱炭素化計画~2030年46%削減に向けて
2022年に国土交通省が発表した航空脱炭素化推進基本方針では、「2030年度までに、各空港で(温室効果ガス排出量の)46%以上の削減(2013年度比)および再エネなどの導入ポテンシャルの活用により、空港全体のカーボンニュートラルの高みを目指す」※1という全体目標が掲げられました。
現在、全空港において、約13,000 台の空港車両が稼働する中そのEV・FCV化率は約6%※2に留まっており、空港運用に適した車両のEV・FCV化は喫緊の課題となっています。
そうした中でフォロフライのEVトラックが当社としては初となる空港内での作業用車両として採用されたことは、国が掲げる2030年の排出量削減目標に向けた取り組みに資するものであり、今後の航空業界でのEV化推進の新たな選択肢となることが期待されます。
■今後の展開
フォロフライではANA成田エアポートサービス株式会社への納入を皮切りに、空港を含む国内外の物流・運輸・サービス事業者様に向けて、環境負荷を抑えた電気自動車の導入をさらに推進してまいります。EVメーカーとして、社会全体のCO₂排出量削減に貢献すべく、今後も持続可能な社会の実現に取り組む先進的な企業様と共に、導入時サポートやアフターサービスを充実させ、物流ニーズに対応した車種やサービスの開発を通して、エコノミーとエコロジーを両立させる脱炭素化に貢献して参ります。
出典
※1 航空脱炭素化推進基本方針(概要)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001573998.pdf
※2 令和4年2月国土交通省航空局空港の脱炭素化に向けた取組方針
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001470045.pdf
■folofly F1シリーズ~商用自動車業界の脱炭素化需要に応えて
フォロフライではスマートフォンのように国内では商品開発や設計に特化し、生産は外部委託する「水平分業」スタイルにより、通常の2倍の速度でラストワンマイルに適した積載量1トン級EVトラックF1VとF1Tの開発・販売を実現しました。F1VANは2022年9月に商用ナンバーを取得以降、現在、東京、千葉、埼玉等の関東圏、中部地域に加え北は北海道から南は沖縄まで全国で導入が進んでいます。
2023年からは安全機能と利便性を向上させた新車種も展開。7月には商用車の電動化促進事業補助金対象車両に認定されました。
【会社概要】
社名 : フォロフライ株式会社
設立 : 2021年8月3日
代表 : 代表取締役 小間 裕康
資本金:16億976万円(資本準備金、資本剰余金含)
本社 :京都市下京区中堂寺粟田町93 KRP4号館
業種 :電気自動車の開発販売及び環境対応型インフラサービスの提供
連絡先: 078-891-7117(代表窓口)