パナソニックグループのプレスリリース
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(代表取締役社長:永易 正吏、本社:神奈川県横浜市、以下、PAS)は、Magna Electronics Inc.(本社:米国)およびMagna International Inc.(本社:カナダ)と車載製品に関する特許クロスライセンス契約を締結しました。この契約により、両社はそれぞれの特定の特許技術を相互に利用することが可能となり、PASは技術革新と市場競争力のさらなる向上を目指してまいります。
PASは、2021年3月に、Magna International Inc.の製品が、PASが所有する自動車の先進運転支援システム(ADAS)に関する特許を侵害しているとして、米テキサス州連邦地裁と独ミュンヘン地裁において提訴いたしました。一方、MagnaもPAS製品に対し特許侵害を主張する反訴を提起しました。その後、両者で協議を続けてまいりましたが、車載製品に関する特許クロスライセンス契約を締結することで和解し、係属中の対象訴訟をすべて取り下げることに合意しました。なお、契約条件は当事者間の秘密情報となります。
PASは、今後も自社知的財産権の保護と活用を通して、企業価値の向上に努めてまいります。
PASの代表取締役副社長(CTO、知的財産担当)である水山 正重は、「この契約は、当社およびパナソニックグループで蓄積した技術力と知的財産をさらに強化し、グローバル市場での競争力を高める重要なステップです。今後もより革新的な製品を提供し、お客様の期待に応えていきます」とコメントしています。
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]Magna International Inc.に対する特許権侵害訴訟の和解に関するお知らせ(2025年2月3日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn250203-1
<関連情報>
・パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社