2020年以降も低迷が続く日本のF1。2024年になってようやく人気が再燃しつつあります。その理由に絡め、2025年のチームや注目選手を紹介します。
今年もアツい戦いを一緒に観戦しましょう。
人気復活の理由は?
世界的にも低迷していたF1。近年やっと日本国内でF1の人気が再燃し、ウィリアムヒルやStakeなどの大手ブックメーカーでもあらゆる種類のオッズがていきょうされるようになっています。
人気再燃の中心となっているのは若い世代です。SNSを通じて関心が高まっており、レースやドライバーの魅力が共有・拡散されているのが主な理由ですが、そのほかの理由も以下にあげます。
日本人ドライバーの活躍
角田裕毅選手が国際的なレースで活躍するようになり、その姿やレースがテレビ番組でも取り上げられるようになってきました。それにより、F1がより身近に感じられるようになりました。
ライブ配信
レースのライブ配信がオンラインに移行したことも理由でしょう。ライブストリーミングでF1をリアルタイムで楽しむことができるようになったため、ファン層が拡大しました。
国内イベント開催
近年国内でF1関連のイベントや展示会が開催されることが増えました。そういったイベントを通じてファン同士の交流が盛んになり、コミュニティとファンベースが築かれていっています。
F1の公式展示やファン・ミーティング、シミュレータ体験が全国各地で開催され、新しいファンも長年のファンも直接F1の世界に触れる機会が得られています。
コロナ禍の影響は最小限
F1は比較的早くコロナ禍の対応を行ったため、シーズンを継続できました。厳重な感染防止対策を施してレースを実施し、またテレビやインターネット中継をフルに活用してファン離れを防ぎました。
この時から自宅で観戦するというスタイルが確立され、F1の視聴者数は逆に増加しました。
SNSで増える若者ファン
ソーシャルメディアはF1再燃において重要な位置を占めています。Xやインスタ、YouTube、TikTokといったプラットフォームでレースのハイライトを流し、さらには有名選手のインタビューやレース舞台裏秘話なども共有されます。
共有されるとすぐに拡散し、新しく若い世代へF1の風を吹きこんでいます。
さらにファン同士のコミュニティが築かれていき、F1を話題とした会話が常にオンラインで活発に行われるという好ましい状況が出来上がっていきました。
2025年F1チームとドライバー
2025年の各チームのドライバーは以下の通りです。
レッドブル
- マックス・フェルスタッペン
- リアム・ローソン
メルセデス
- ジョージ・ラッセル
- キミ・アントネッリ
フェラーリ
- シャルル・ルクレール
- ルイス・ハミルトン
マクラーレン
- ランド・ノリス
- オスカー・ピアストリ
アストンマーティン
- フェルナンド・アロンソ
- ランス・ストロール
アルピーヌ
- ピエール・ガスリー
- ジャック・ドゥーハン
ウィリアムズ
- アレックス・アルボン
- カルロス・サインツ
レーシングブルズ
- 角田裕毅
- アイザック・ハジャー
ザウバー
- ニコ・ヒュルケンベルグ
- ガブリエル・ボルトレト
ハース
- エステバン・オコン
- オリバー・ベアマン
2025年注目のドライバー
2025年注目のドライバーを紹介します。まずは日本人ドライバーから紹介します。
角田裕毅
2000年生まれ。神奈川県出身。 2016年に鈴鹿サーキットレーシングスクールを卒業後4輪レースでデビューしました。
2018年にFIA F4選手権でシリーズチャンピオンになってから、ヨーロッパに進出。順調にキャリアを積んでいます。2021年からアルファタウリ(現RB)に所属。2025年も引き続きRBに所属しています。
ルイス・ハミルトン
ワールドチャンピオン7回制覇のF1界の王者。ブックメーカーではオッズが低く設定されてしまう強力な選手です。今年は業界最大の移籍と言われているフェラーリへの移籍が注目されました。
社会問題やファッション界への積極的な参加でも知られています。
角田選手との関係
ハミルトン選手がデビューした時角田裕毅選手はまだ小学生でした。角田選手は7歳の時2007年開催の日本GP富士スピードウェイを観戦しました。その時ハミルトン選手とマクラーレンのマシンを並んで一緒に写真を撮ったことがあるそうです。
その年はハミルトン選手がF1デビューをした年でもあり、それ以降角田選手はハミルトン選手の熱烈なファンとなったそうです。
20年近くの月日がたった今二人はライバル同士ですが、レースの外ではお互いに敬意を抱いていて、プライベートの話で気軽に話せる相手だそうです。
シャルル・ルクレール
ハミルトン選手のチームメイト。モナコ出身のフェラーリのエース。ルックスも人気がありますが、彼の走りに共感する若い世代のファンが多いです。
SNSで自然に自身のプライベートな一面をさらけたりするため、親近感を抱くファンが多いのも頷けます。
F1にスポーツベットする若者層ベッターにも人気です。
マックス・フェルスタッペン
現在のワールドチャンピオン。圧倒的なスピードが特徴の選手。またレース展開の戦略が独特で、それに惹かれるファンが多いです。2025年もエースとしてレッドブルを率いて大きな活躍が期待されています。
プライベートを公開しないため、少しミステリアスな雰囲気があります。
まとめ
F1の人気再燃についてや2025年のF1チーム紹介、注目すべき選手の紹介をしてきました。日本人としては特に角田選手に大きな期待がかかります。
またルクレール選手やハミルトン選手など目が離せないレースの観戦が楽しみです。
前述にあるように、近年はレース会場に行かなくても自宅のソファーで寛いだままライブ中継を観戦することができます。インターネットやSNSの活用により、確実にF1が身近になりました。スマホ1つで最新のクルマ、走行技術が観戦できるのは非常に便利です。