株式会社ヤナセのプレスリリース
あけましておめでとうございます。
当社従業員に向けた、代表取締役社長執行役員 森田 考則の年頭あいさつ要旨をご案内申し上げます。
昨年の日本経済を振り返りますと、続く円安傾向やGDP順位の後退、少子高齢化など、決して明るいとは言えない状況です。そのような中、経済を拡大し、国際競争力を高めていくためには、消費主導型の経済構造への移行が必要です。2025年も米国トランプ大統領の就任、終わらない戦争、エネルギーコスト高、SDGs後退、主要国での中道政党の後退など、政治経済面で見通しづらい状況が続き、世界経済が大きく動く年になると思いますが、当社は自動車小売りを通じて社会貢献をするために「為すべきこと」として掲げた経営課題を着実に遂行して、どのような局面も乗り越えていきたいと思います。
それぞれが与えられた「為すべきこと」を実行する際、過去から踏襲している仕事のやり方や、自分自身がつくってしまっている限界や壁に突き当たる局面があるはずです。もし、これらが社会・顧客・会社にとってのあるべき道を阻む障壁になっているのなら、ぜひ、自負と自信をもって、全社一丸となって突き破って成長しなければなりません。
私自身、「ヤナセグループ社員とご家族の心を豊かにする」という変わらぬ信念の下、「圧倒的な存在感と、働く誇りや魅力あるブランド力のある会社になる」という目標を、本年中に達成する意気込みで臨みます。そのためにデジタル技術を活用しつつ、「人対人の営業」に真摯に取り組み、お客さま満足度を高めていく方針です。社員の皆さんも羅針盤を信じて取り組むことで、決めたゴールに必ず到達するという覚悟で臨んでください。
当社は今年、創業110周年を迎えます。この節目の年に、「当社が大切にする“使命と誇り”」をあらためてお客さまに認識していただけるよう、今年一年取り組んでいきましょう。